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Deutsch2014年のJリーグカップ
| Jリーグヤマザキナビスコカップ | |
| 開催国 |  日本 |
|---|---|
| 開催期間 | 2014年3月19日-11月8日 |
| 参加チーム数 | 18 |
| 優勝 | ガンバ大阪 |
| 準優勝 | サンフレッチェ広島 |
| スルガ銀行CS出場 | ガンバ大阪 |
| 試合総数 | 55 |
| ゴール数 | 169 (1試合平均 3.07点) |
| 観客動員数 | 523,221 (1試合平均 9,513人) |
| 得点王 | レアンドロ （柏） クリスティアーノ （甲府） （6得点） |
| 最優秀選手 | パトリック （G大阪） |
← 2013 2015 → | |
2014年のJリーグカップは、2014年3月19日より開催され、同年11月8日に決勝が行われた、第22回Jリーグカップである。 ガンバ大阪が7年ぶり2回目の優勝を果たした。
大会名称
[編集]ヤマザキナビスコを冠スポンサーとして「2014Jリーグヤマザキナビスコカップ」の名称で行う。
大会レギュレーション
[編集]基本的なレギュレーションは2013年12月17日に[1]、グループリーグの組み合わせは2014年1月31日に[2] それぞれ発表された。基本的に前年までのレギュレーションを踏襲している。
- 2014年度J1リーグ参加18クラブが出場。J1昇格組ではガンバ大阪・ヴィッセル神戸が2012年大会以来2年振り、J1初昇格の徳島ヴォルティスは初出場となる。
- 18クラブのうち、サンフレッチェ広島・横浜F・マリノス・川崎フロンターレ・セレッソ大阪の4チームはAFCチャンピオンズリーグ（以下ACL）出場のため、グループリーグは免除され、決勝トーナメントからの出場。
- グループリーグは3月19日から開始し、ACL出場組以外の14クラブを次のとおりに7チームずつに分けて1回戦総当り（各クラブ6試合ずつ）を行う。
- 決勝トーナメントはグループリーグを勝ち抜いた4クラブに広島、横浜FM、川崎、C大阪を加えた8クラブによって行われる。
大会日程
[編集]例年どおり、リーグ戦の合間の水曜日を中心に日程が組まれているが、FIFAワールドカップ・ブラジル大会及びその準備期間との兼ね合いから、グループリーグを6月上旬までに終了させるため、第4節から第7節はリーグ戦が中断期間に入る5月21日から6月1日までの12日間で4試合をこなす日程となっている。決勝トーナメントはACLの決勝トーナメントの日程と重複しないように日程が設定されている。
なお、決勝については、前年まで決勝会場で使用していた国立霞ヶ丘競技場陸上競技場が改修工事のため取り壊しに入ることから使用できず、レギュレーション発表時点では「10月下旬or11月初旬」の開催で、会場も未定とされたが、2014年3月18日に、決勝が11月8日に埼玉スタジアム2002で開催されることが発表された[5]。
| ステージ | ラウンド | 第1戦 | 第2戦 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| グループリーグ | 第1節 | 2014年3月19日 | 鳥栖（Aグループ）、大宮（Bグループ）試合なし | |
| 第2節 | 2014年4月2日 | 神戸（Aグループ）、徳島（Bグループ）試合なし | ||
| 第3節 | 2014年4月16日 | 清水（Aグループ）、名古屋（Bグループ）試合なし | ||
| 第4節 | 2014年5月21日 | 仙台（Aグループ）、浦和（Bグループ）試合なし | ||
| 第5節 | 2014年5月24日 | 鹿島（Aグループ）、柏（Bグループ）試合なし | ||
| 第6節 | 2014年5月28日 | FC東京（Aグループ）、新潟（Bグループ）試合なし | ||
| 第7節 | 2014年6月1日 | G大阪（Aグループ）、甲府（Bグループ）試合なし | ||
| 決勝トーナメント | ||||
| 準々決勝 | 2014年9月3日 | 2014年9月7日 | ACL2014出場チームの出場 | |
| 準決勝 | 2014年10月9日 | 2014年10月12日 | ||
| 決勝 | 2014年11月8日 | |||
グループリーグ
[編集]Aグループ
[編集]| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | GAM | VIS | SAG | ANT | SSP | TOK | VEG | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ガンバ大阪 | 6 | 4 | 0 | 2 | 9 | 4 | +5 | 12 | 決勝トーナメント進出 | — | 2–0 | 2–1 | 3–1 | ||||
| 2 | ヴィッセル神戸 | 6 | 4 | 0 | 2 | 10 | 9 | +1 | 12 | — | 3–2 | 0–3 | 2–1 | |||||
| 3 | サガン鳥栖 | 6 | 3 | 0 | 3 | 9 | 8 | +1 | 9 | 0–2 | — | 2–0 | 2–0 | |||||
| 4 | 鹿島アントラーズ | 6 | 3 | 0 | 3 | 10 | 10 | 0 | 9 | 0–3 | 3–1 | — | 3–0 | |||||
| 5 | 清水エスパルス | 6 | 3 | 0 | 3 | 9 | 9 | 0 | 9 | 1–0 | 1–2 | — | 4–0 | |||||
| 6 | FC東京 | 6 | 2 | 1 | 3 | 10 | 10 | 0 | 7 | 0–2 | 3–1 | 2–3 | — | |||||
| 7 | ベガルタ仙台 | 6 | 1 | 1 | 4 | 4 | 11 | −7 | 4 | 1–0 | 1–2 | 1–1 | — |
| 第1節 2014年3月19日 | FC東京 | 3 - 1 | 鹿島アントラーズ | 味の素スタジアム, 調布 | |
| 19:00 | 河野広貴  8分 太田宏介 10分 三田啓貴 71分 | 公式記録 | 本山雅志 72分 | 観客数: 10,353人 主審: 村上伸次 |
| 第1節 2014年3月19日 | 清水エスパルス | 4 - 0 | ベガルタ仙台 | IAIスタジアム日本平, 静岡 | |
| 19:04 | 長沢駿 21分 大前元紀 32分 ノヴァコヴィッチ 68分, 74分 | 公式記録 | 観客数: 5,291人 主審: 吉田寿光 |
| 第2節 2014年4月2日 | ベガルタ仙台 | 1 - 1 | FC東京 | ユアテックスタジアム仙台, 仙台 | |
| 19:03 | 鎌田次郎 62分 | 公式記録 | エドゥー 77分 (PK) | 観客数: 7,094人 主審: クート・デービッド |
| 第2節 2014年4月2日 | 鹿島アントラーズ | 3 - 1 | サガン鳥栖 | カシマサッカースタジアム, 鹿嶋 | |
| 19:00 | ダヴィ 38分 梅鉢貴秀 83分 ルイス・アルベルト 87分 | 公式記録 | 早坂良太 22分 | 観客数: 6,966人 主審: 西村雄一 |
| 第3節 2014年4月16日 | ベガルタ仙台 | 1 - 2 | 鹿島アントラーズ | ユアテックスタジアム仙台, 仙台 | |
| 19:04 | 武藤雄樹 60分 | 公式記録 | 野沢拓也 41分 赤﨑秀平 83分 | 観客数: 7,583人 主審: 前田拓哉 |
| 第3節 2014年4月16日 | ヴィッセル神戸 | 0 - 3 | FC東京 | ノエビアスタジアム神戸, 神戸 | |
| 19:04 | 公式記録 | 武藤嘉紀 35分 エドゥー 48分 平山相太 89分 | 観客数: 6,455人 主審: 山本雄大 |
| 第3節 2014年4月16日 | サガン鳥栖 | 0 - 2 | ガンバ大阪 | ベストアメニティスタジアム，鳥栖 | |
| 19:00 | 公式記録 | 大森晃太郎 34分 小川直毅 73分 | 観客数: 4,972人 主審: 今村義朗 |
| 第4節 2014年5月21日 | FC東京 | 2 - 3 | 清水エスパルス | 味の素スタジアム, 調布 | |
| 19:00 | エドゥー 18分, 87分 | 公式記録 | 高木俊幸 8分 大前元紀 21分 ノヴァコヴィッチ 57分 | 観客数: 8,749人 主審: 榎本一慶 |
| 第4節 2014年5月21日 | ガンバ大阪 | 2 - 1 | 鹿島アントラーズ | 万博記念競技場, 吹田 | |
| 19:03 | 倉田秋 4分 米倉恒貴 80分 | 公式記録 | ダヴィ 72分 | 観客数: 8,103人 主審: 今村義朗 |
| 第4節 2014年5月21日 | ヴィッセル神戸 | 3 - 2 | サガン鳥栖 | ノエビアスタジアム神戸, 神戸 | |
| 19:04 | 松村亮 42分 マルキーニョス 54分 森岡亮太 90+3分 | 公式記録 | 播戸竜二 89分, 90+4分 | 観客数: 3,850人 主審: 岡部拓人 |
| 第5節 2014年5月24日 | 清水エスパルス | 1 - 2 | ヴィッセル神戸 | IAIスタジアム日本平, 静岡 | |
| 14:04 | ノヴァコヴィッチ 63分 (PK) | 公式記録 | チョン・ウヨン 33分 岩波拓也 87分 | 観客数: 11,815人 主審: 廣瀬格 |
| 第5節 2014年5月24日 | サガン鳥栖 | 2 - 0 | ベガルタ仙台 | 佐賀県総合運動場陸上競技場，佐賀 | |
| 15:00 | 谷口博之 32分 (PK) 清武功暉 57分 | 公式記録 | 観客数: 4,097人 主審: 中村太 |
| 第5節 2014年5月24日 | ガンバ大阪 | 3 - 1 | FC東京 | 万博記念競技場, 吹田 | |
| 16:04 | 宇佐美貴史 16分, 53分 西野貴治 68分 | 公式記録 | 徳永悠平 33分 | 観客数: 12,818人 主審: パベル・ラチコフスキ |
| 第6節 2014年5月28日 | 鹿島アントラーズ | 0 - 3 | ヴィッセル神戸 | カシマサッカースタジアム, 鹿嶋 | |
| 19:00 | 公式記録 | 杉浦恭平 9分 大屋翼 57分 橋本英郎 75分 | 観客数: 6,054人 主審: 松尾一 |
| 第6節 2014年5月28日 | サガン鳥栖 | 2 - 0 | 清水エスパルス | 佐賀県総合運動場陸上競技場，佐賀 | |
| 19:00 | 豊田陽平 39分 水沼宏太 76分 | 公式記録 | 観客数: 5,231人 主審: 福島孝一郎 |
| 第7節 2014年6月1日 | 鹿島アントラーズ | 3 - 0 | 清水エスパルス | カシマサッカースタジアム, 鹿嶋 | |
| 15:00 | 土居聖真 16分 赤﨑秀平 26分 遠藤康 90+3分 | 公式記録 | 観客数: 10,667人 主審: 扇谷健司 |
| 第7節 2014年6月1日 | ヴィッセル神戸 | 2 - 1 | ベガルタ仙台 | ノエビアスタジアム神戸, 神戸 | |
| 15:04 | 森岡亮太 1分 ペドロ・ジュニオール 90+3分 | 公式記録 | 藤村慶太 37分 | 観客数: 11,044人 主審: 村上伸次 |
Bグループ
[編集]| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | RED | REY | VEN | GRA | ALB | ARD | VOR | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 浦和レッズ | 6 | 5 | 0 | 1 | 15 | 9 | +6 | 15 | 決勝トーナメント進出 | — | 5–2 | 2–1 | 4–3 | ||||
| 2 | 柏レイソル | 6 | 3 | 2 | 1 | 11 | 5 | +6 | 11 | 2–1 | — | 3–0 | 4–1 | |||||
| 3 | ヴァンフォーレ甲府 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 5 | +5 | 10 | 1–2 | 1–1 | — | 3–0 | |||||
| 4 | 名古屋グランパス | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 10 | 0 | 10 | 1–0 | 0–1 | — | 2–1 | |||||
| 5 | アルビレックス新潟 | 6 | 2 | 2 | 2 | 7 | 8 | −1 | 8 | 0–1 | 1–0 | 3–3 | — | |||||
| 6 | 大宮アルディージャ | 6 | 0 | 3 | 3 | 3 | 9 | −6 | 3 | 1–1 | 0–2 | 0–0 | — | |||||
| 7 | 徳島ヴォルティス | 6 | 0 | 1 | 5 | 8 | 18 | −10 | 1 | 1–4 | 1–3 | 1–1 | — |
| 第1節 2014年3月19日 | 柏レイソル | 2 - 1 | 浦和レッズ | 日立柏サッカー場, 柏 | |
| 19:04 | 田中順也 43分 (PK) 渡部博文 79分 | 公式記録 | 梅崎司 17分 | 観客数: 9,585人 主審: 岡部拓人 |
| 第1節 2014年3月19日 | 名古屋グランパス | 0 - 1 | ヴァンフォーレ甲府 | 名古屋市瑞穂陸上競技場, 名古屋 | |
| 19:04 | 公式記録 | クリスティアーノ 30分 | 観客数: 4,772人 主審: 福島孝一郎 |
| 第1節 2014年3月19日 | 徳島ヴォルティス | 1 - 3 | アルビレックス新潟 | 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム, 鳴門 | |
| 19:01 | ドウグラス 87分 (PK) | 公式記録 | 鈴木武蔵 16分, 24分 田中亜土夢 73分 | 観客数: 4,234人 主審: 高山啓義 |
| 第2節 2014年4月2日 | ヴァンフォーレ甲府 | 1 - 1 | 柏レイソル | 山梨中銀スタジアム, 甲府 | |
| 19:03 | クリスティアーノ 84分 | 公式記録 | レアンドロ 3分 | 観客数: 6,174人 主審: 窪田陽輔 |
| 第2節 2014年4月2日 | アルビレックス新潟 | 3 - 3 | 名古屋グランパス | デンカビッグスワンスタジアム, 新潟 | |
| 19:00 | 金珍洙 17分 田中達也 29分小泉慶 89分 | 公式記録 | 田中マルクス闘莉王 49分 矢田旭 51分小川佳純 60分 | 観客数: 8,505人 主審: 榎本一慶 |
| 第2節 2014年4月2日 | 浦和レッズ | 2 - 1 | 大宮アルディージャ | 埼玉スタジアム2002, さいたま | |
| 19:31 | 李忠成 16分 青木拓矢 87分 | 公式記録 | 橋本晃司 30分 | 観客数: 20,697人 主審: ティアニー・ポール |
| 第3節 2014年4月16日 | 大宮アルディージャ | 1 - 1 | 柏レイソル | NACK5スタジアム大宮, さいたま | |
| 19:02 | 橋本晃司 37分 | 公式記録 | 橋本和 55分 | 観客数: 5,082人 主審: 扇谷健司 |
| 第3節 2014年4月16日 | アルビレックス新潟 | 1 - 0 | ヴァンフォーレ甲府 | デンカビッグスワンスタジアム, 新潟 | |
| 19:00 | 鈴木武蔵 90+3分 | 公式記録 | 観客数: 7,765人 主審: 家本政明 |
| 第3節 2014年4月16日 | 浦和レッズ | 4 - 3 | 徳島ヴォルティス | 埼玉スタジアム2002, さいたま | |
| 19:30 | 阪野豊史 32分 矢島慎也 50分 85分 (o.g.) 濱田水輝 90+1分 | 公式記録 | 窪田良 19分 小暮大器 61分 ドウグラス 68分 | 観客数: 16,294人 主審: 村上伸次 |
| 第4節 2014年5月21日 | 大宮アルディージャ | 0 - 2 | 名古屋グランパス | NACK5スタジアム大宮, さいたま | |
| 19:02 | 公式記録 | 田中マルクス闘莉王 61分 矢野貴章 83分 | 観客数: 4,681人 主審: 高山啓義 |
| 第4節 2014年5月21日 | 柏レイソル | 3 - 0 | アルビレックス新潟 | 日立柏サッカー場, 柏 | |
| 19:00 | 田中順也 9分 茨田陽生 34分 渡部博文 58分 | 公式記録 | 観客数: 5,517人 主審: 福島孝一郎 |
| 第4節 2014年5月21日 | 徳島ヴォルティス | 1 - 4 | ヴァンフォーレ甲府 | 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム, 鳴門 | |
| 19:01 | 大﨑淳矢 25分 (PK) | 公式記録 | 水野晃樹 5分, 45+3分 クリスティアーノ 20分 福田健介 20分 | 観客数: 3,574人 主審: 窪田陽輔 |
| 第5節 2014年5月24日 | ヴァンフォーレ甲府 | 3 - 0 | 大宮アルディージャ | 山梨中銀スタジアム, 甲府 | |
| 14:03 | クリスティアーノ 34分, 44分 (PK) 河本明人 90+2分 | 公式記録 | 観客数: 7,534人 主審: 木村博之 |
| 第5節 2014年5月24日 | 名古屋グランパス | 2 - 1 | 徳島ヴォルティス | 豊田スタジアム, 豊田 | |
| 15:04 | 玉田圭司 28分 小川佳純 47分 | 公式記録 | キム・ジョンミン 26分 | 観客数: 11,579人 主審: 池内明彦 |
| 第6節 2014年5月28日 | ヴァンフォーレ甲府 | 1 - 2 | 浦和レッズ | 山梨中銀スタジアム, 甲府 | |
| 19:03 | クリスティアーノ 53分 | 公式記録 | 那須大亮 8分 梅崎司 74分 | 観客数: 9,074人 主審: 岡部拓人 |
| 第6節 2014年5月28日 | 徳島ヴォルティス | 1 - 1 | 大宮アルディージャ | 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム, 鳴門 | |
| 19:01 | 濱田武 52分 | 公式記録 | 菊地光将 85分 | 観客数: 3,956人 主審: 佐藤隆治 |
| 第7節 2014年6月1日 | 浦和レッズ | 5 - 2 | 名古屋グランパス | 埼玉スタジアム2002, さいたま | |
| 15:04 | 柏木陽介 18分 李忠成 40分, 76分 槙野智章 60分 関口訓充 88分 | 公式記録 | 永井謙佑 23分 松田力 72分 | 観客数: 33,837人 主審: 飯田淳平 |
| 第7節 2014年6月1日 | 柏レイソル | 4 - 1 | 徳島ヴォルティス | 日立柏サッカー場, 柏 | |
| 15:03 | 田中順也 40分 (PK) 工藤壮人 45分, 54分 レアンドロ 67分 | 公式記録 | 大﨑淳矢 83分 | 観客数: 7,554人 主審: 榎本一慶 |
決勝トーナメント
[編集]準々決勝、準決勝については、トーナメント表上側のチームが2戦目ホームとなる。ただし、準決勝に広島が進出した場合に限り、会場の都合により広島が1戦目ホームとなることが2014年8月19日の理事会で承認されている[6]。
| 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
| 9月3日・9月7日 | ||||||||||
| 浦和レッズ | 2 | |||||||||
| 10月9日・10月12日 | ||||||||||
| サンフレッチェ広島 (a) | 2 | |||||||||
| サンフレッチェ広島 | 3 | |||||||||
| 9月3日・9月7日 | ||||||||||
| 柏レイソル | 2 | |||||||||
| 柏レイソル | 5 | |||||||||
| 11月8日 | ||||||||||
| 横浜F・マリノス | 2 | |||||||||
| サンフレッチェ広島 | 2 | |||||||||
| 9月3日・9月7日 | ||||||||||
| ガンバ大阪 | 3 | |||||||||
| 川崎フロンターレ | 5 | |||||||||
| 10月9日・10月12日 | ||||||||||
| セレッソ大阪 | 4 | |||||||||
| 川崎フロンターレ | 4 | |||||||||
| 9月3日・9月7日 | ||||||||||
| ガンバ大阪 | 5 | |||||||||
| ガンバ大阪 | 4 | |||||||||
| ヴィッセル神戸 | 1 | |||||||||
準々決勝
[編集]| チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| 浦和レッズ | 2 - 2 (a) | サンフレッチェ広島 | 0 - 0 | 2 - 2 |
| 柏レイソル | 5 - 2 | 横浜F・マリノス | 2 - 1 | 3 - 1 |
| 川崎フロンターレ | 5 - 4 | セレッソ大阪 | 3 - 1 | 2 - 3 |
| ガンバ大阪 | 4 - 1 | ヴィッセル神戸 | 1 - 1 | 3 - 0 |
第1戦
[編集]第2戦
[編集]準決勝
[編集]| チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| 柏レイソル | 2 - 3 | サンフレッチェ広島 | 0 - 2 | 2 - 1 |
| 川崎フロンターレ | 4 - 5 | ガンバ大阪 | 1 - 3 | 3 - 2 |
第1戦
[編集]第2戦
[編集]決勝
[編集]決勝は2010年大会以来4年ぶり2回目の決勝進出を果たし、初優勝を狙うサンフレッチェ広島と、優勝した2007年大会以来7年ぶり3回目の決勝進出となるガンバ大阪の対戦[7]。ナビスコカップ初の「西日本勢」同士の対戦となった[8]。広島の森保一監督（広島・京都・仙台OB）とG大阪の長谷川健太監督（清水OB）は共に1993年の「ドーハの悲劇」を経験した元日本代表でもあり、初の「JリーガーOB監督」同士の対戦ともなった[9]。また、この試合では日本のサッカー公式戦で初めてバニシング・スプレーが使用されることになった[10]。
G大阪は広島対策としてMF遠藤保仁をトップ下に、MF明神智和をアンカーに置くダイヤモンド型の中盤を採用したがこれが十分に機能せず[11]、序盤は広島が攻勢に出る。前半18分、G大阪DF岩下敬輔がペナルティエリア内でハンドの反則。これで得たペナルティーキックを広島FW佐藤寿人がゴール右に決めて広島が先制する。このゴールで佐藤はJリーグカップでの通算得点が歴代単独首位となった[12]。広島はさらに前半35分、MF山岸智のクロスボールをクリアされたところをMF石原直樹がダイレクトでミドルシュート。これはゴールポストに弾かれるが、こぼれ球を佐藤が落ち着いて決めて2点目を挙げ、初優勝とカップ戦の連敗ストップへ一歩近づいたかに思われた[12]。しかしその3分後、今度は左サイドからG大阪MF遠藤保仁が上げたクロスボールにFWパトリックが頭であわせてすかさず1点を返し、前半は2-1と広島の1点リードで折り返す[12]。
しかし後半に入ると、後半頭からMF明神に替えてMF大森晃太郎を投入し本来のボックス型の中盤に戻したG大阪[11] が攻勢に出る。後半9分、左サイドのスローインからFW宇佐美貴史のクロスボールをパトリックが再び頭であわせて同点に追いつく[12] と、後半26分にはパトリックのラストパスに反応したMF阿部浩之がシュート。一旦は広島GK林卓人に弾かれるものの、こぼれ球を大森が頭で詰めてG大阪が逆転に成功[12]。これが決勝点となり、G大阪が3-2で勝利。史上初めて2点ビハインドからの逆転優勝で7年ぶり2回目の優勝を果たした。一方広島は前回2010年の決勝も一旦は逆転しながら、終了間際に被弾し延長に持ち込まれて敗れているので2度目の準優勝。いずれも逆転負けで悲願達成はならず、天皇杯を含めてカップ戦決勝は7連敗となった[11]。
| サンフレッチェ広島 | ||||
| GK | 1 | 林卓人 | ||
| DF | 33 | 塩谷司 | ||
| DF | 5 | 千葉和彦 |  87分 | |
| DF | 4 | 水本裕貴 | ||
| MF | 18 | 柏好文 | ||
| MF | 6 | 青山敏弘  | ||
| MF | 30 | 柴崎晃誠 |  83分 | |
| MF | 16 | 山岸智 | 72分 | |
| MF | 9 | 石原直樹 | ||
| MF | 10 | 髙萩洋次郎 | ||
| FW | 11 | 佐藤寿人 | 78分 | |
| 控え: | ||||
| GK | 13 | 増田卓也 | ||
| DF | 2 |  ファン・ソッコ | ||
| MF | 8 | 森崎和幸 | ||
| MF | 27 | 清水航平 |  72分 | |
| MF | 7 | 森崎浩司 | 78分 | |
| MF | 24 | 野津田岳人 | ||
| MF | 22 | 皆川佑介 | 83分 | |
| 監督 | ||||
| 森保一 | ||||
| ガンバ大阪 | ||||
| GK | 1 | 東口順昭 | ||
| DF | 14 | 米倉恒貴 | ||
| DF | 5 | 丹羽大輝 | ||
| DF | 8 | 岩下敬輔 | ||
| DF | 22 | オ・ジェソク | ||
| MF | 17 | 明神智和 | 46分 | |
| MF | 15 | 今野泰幸 | ||
| MF | 13 | 阿部浩之 | 90+3分 | |
| MF | 7 | 遠藤保仁 | ||
| FW | 39 | 宇佐美貴史 | 84分 | |
| FW | 29 |  パトリック | 90+3分 | |
| 控え: | ||||
| GK | 16 | 河田晃兵 | ||
| DF | 4 | 藤春廣輝 | ||
| DF | 6 | 金正也 | ||
| MF | 11 | 倉田秋 | 90+3分 | |
| MF | 19 | 大森晃太郎 | 46分 | |
| FW | 9 | リンス | 84分 | |
| FW | 20 | 佐藤晃大 | ||
| 監督 | ||||
| 長谷川健太 | ||||
| 2014 Jリーグカップ 優勝 |
|---|
| ガンバ大阪 7年ぶり2回目 |
- テレビ中継
- フジテレビジョン系列
表彰
[編集]| 表彰名 | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| ニューヒーロー賞 | 宇佐美貴史 | ガンバ大阪 |
| 大会MVP | パトリック | ガンバ大阪 |
得点ランキング
[編集]| 順位 | 選手名 | クラブ | 得点数 |
|---|---|---|---|
| 1 | レアンドロ | 柏レイソル | 6 |
| クリスティアーノ | ヴァンフォーレ甲府 | ||
| 3 | 宇佐美貴史 | ガンバ大阪 | 5 |
| 佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | ||
| 5 | 工藤壮人 | 柏レイソル | 4 |
| エドゥー | FC東京 | ||
 ノヴァコヴィッチ | 清水エスパルス |
出典
[編集]脚注
[編集]- ^ 『2014Jリーグヤマザキナビスコカップ 大会方式および試合方式について』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2013年12月17日。2014年3月1日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグ J1リーグ戦、ヤマザキナビスコカップ、J2リーグ戦】日程発表』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年1月31日。2014年3月1日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】決勝トーナメント 組み合わせ決定!』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年8月5日。2014年8月5日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】決勝トーナメント組み合わせ決定! オープンドロー参加選手のコメント』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年8月5日。2014年8月5日閲覧。
- ^ 『2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】決勝 開催日および会場決定のお知らせ』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年3月18日。2014年3月18日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】準決勝第1戦、第2戦のホームゲーム入れ替えについて』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年8月19日。2014年10月10日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】決勝進出チーム決定! 決勝は、サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪に決定!』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年10月12日。2014年10月12日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】決勝前夜祭コメント：村井満Jリーグチェアマン』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年11月7日。2014年11月8日閲覧。
- ^ “ナビスコ杯 きょう決勝 広島-G大阪 22度目で初 元Jリーガー監督対決”. 東京新聞. (2014年11月8日) 2014年11月8日閲覧。
- ^ 『【2014Jリーグヤマザキナビスコカップ】「バニシング・スプレー」のトライアル導入を決定』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2014年11月6日。2014年11月8日閲覧。
- ^ a b c 六川亨 (2014年11月8日). “ナビスコ杯決勝 ガンバ大阪が逆転V 広島は初制覇ならず”. dot.. 朝日新聞出版. 2014年11月29日閲覧。
- ^ a b c d e “決勝 試合レポート”. 2014Jリーグヤマザキナビスコカップ特設サイト. 日本プロサッカーリーグ (2014年11月8日). 2014年11月11日閲覧。
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