小谷村
おたりむら 小谷村 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(甲信越地方) | ||||
都道府県 | 長野県 | ||||
郡 | 北安曇郡 | ||||
市町村コード | 20486-2 | ||||
法人番号 | 7000020204862 | ||||
面積 | 267.91km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 | 2,496人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 9.32人/km2 | ||||
隣接自治体 | 長野市、北安曇郡白馬村 新潟県:糸魚川市、妙高市 | ||||
村の木 | ブナ(合併50周年を記念し、2008年指定) | ||||
村の花 | オオヤマザクラ | ||||
小谷村役場 | |||||
村長 | 中村義明 | ||||
所在地 | 〒399-9494 長野県北安曇郡小谷村大字中小谷丙131 北緯36度46分45秒 東経137度54分30秒 / 北緯36.77906度 東経137.90825度座標: 北緯36度46分45秒 東経137度54分30秒 / 北緯36.77906度 東経137.90825度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
小谷村(おたりむら)は、長野県北安曇郡に属している村。特別豪雪地帯に指定されており、冬季は大規模スキー場が多くの観光客で賑わう。
地理
[編集]村の東部は、妙高戸隠連山国立公園を含み、雨飾山など頸城山塊にあたる標高2000m前後の山がそびえ、西部には中部山岳国立公園を含む、白馬連峰の標高2500m前後の山がそびえる。すなわち2つの国立公園を持つ村である。戦前には金鉱山の地蔵鉱山が存在していたが、2013年に再開山(新規鉱業権取得)し、日本でも数少ない金鉱山の一つとなっている。
静岡-糸魚川構造線上にあるため、村は峡谷型の地形、脆弱な地質条件であるため、地すべり、山腹崩壊等の土砂災害が発生しやすく、過去に幾度も大規模な被害に見舞われている。
全面積の88%を森林が占め、耕地は3%弱と圧倒的に森林が多い。森林セラピー基地に認定されている。また、栂池高原という高原も広がる。
地形
[編集]- 山岳
- 河川
- 湖沼
- 浦川スーパー暗渠砂防堰堤
- 白馬大池
大字
[編集]- 北小谷
- 中小谷
- 中土
- 千国
隣接している自治体
[編集]人口
[編集]小谷村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小谷村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小谷村 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
小谷村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
[編集]中世
[編集]近世
[編集]近代
[編集]- 1871年(明治4年) - 7月14日には松本県の所属となり、11月には筑摩県の所属となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 長野県の所属で落ち着く。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北安曇郡南小谷村、中土村、北小谷村が発足。3村は通称「小谷3カ村」と呼ばれた。
- 1911年(明治44年)8月8日 - 浦川上流の稗田山北側斜面が崩壊。4日後の天然ダム決壊による土砂流出も合わせて、北小谷村中心部の来馬集落が埋まるなど、姫川流域全体に甚大な被害が及ぶ(稗田山崩れ)。
現代
[編集]- 1957年(昭和32年)8月14日 - 国鉄大糸線が全通[2]。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 北小谷村・中土村・南小谷村が合併して北安曇郡小谷村が発足[2]。
- 1968年(昭和43年)9月3日 - 村章、村歌を制定[3]。
- 1978年(昭和53年)2月3日 - 豪雪により大網地区など7地区509人が孤立状態となる。雪害対策本部を設置[4]。
- 1995年(平成7年)7月11日 - 姫川流域を中心に7.11水害が発生。北小谷地区などが孤立する。
- 1996年(平成8年)12月6日 - 蒲原沢土石流災害発生。
- 2014年 (平成26年) 11月 - 長野県神城断層地震が発生。家屋などに大きな被害が出たことから災害救助法の適用を受けた[5]。
行政
[編集]歴代村長
[編集]就任日 | 退任日 | 名前 |
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2003年4月27日 | 2011年4月26日 | 小林三郎 |
2011年4月27日 | 2019年4月26日 | 松本久志 |
2019年4月27日 | 現職 | 中村義明 |
所轄機関
[編集]- 北アルプス広域連合
- 大町警察署
- 北アルプス広域消防本部北部消防署
姉妹都市・提携都市
[編集]- 日本国内
- 日本国外
議会
[編集]長野県議会
[編集]→詳細は「長野県議会」を参照
- 選挙区:北安曇郡選挙区
- 定数:1人
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
- 宮沢敏文(無所属)
衆議院
[編集]- 選挙区:長野2区(長野市の一部、松本市、大町市、安曇野市、東筑摩郡、北安曇郡、上水内郡)
- 任期:2024年10月27日 - 2028年10月26日
- 投票日:2024年10月27日
- 当日有権者数:376,072人
- 投票率:55.96%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 下条みつ | 68 | 立憲民主党 | 前 | 98,664票 | ○ |
務台俊介 | 68 | 自由民主党 | 前 | 54,265票 | ○ | |
手塚大輔 | 41 | 日本維新の会 | 新 | 50,961票 | ○ |
経済
[編集]→「小谷村のスキー」も参照
小谷村ではスキー場を中心とする観光業が発達し、栂池高原スキー場、白馬乗鞍温泉スキー場、白馬コルチナ国際スキー場の3つのスキー場を有する。
教育
[編集]小学校
[編集]中学校
[編集]社会教育
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]中心となる駅:南小谷駅
南小谷駅より千国方面はJR東日本、中土方面はJR西日本の管轄となっている。 また長野県で唯一JR西日本の路線が通る市町村である。1982年(昭和57年)には特急あずさが南小谷駅への乗り入れを開始した[7]。
バス
[編集]道路
[編集]村内に高速道路は通っていない。関東方面からは、上信越自動車道長野IC、中京方面からは、長野自動車道安曇野IC、北陸、関西方面からは北陸自動車道糸魚川ICからのアクセスが便利。道の駅として道の駅小谷がある。また村内に県内の松本地域と新潟県の糸魚川地域を結ぶ地域高規格道路の松本糸魚川連絡道路(小谷道路)が開通予定である。
- 国道
- 県道
名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 名所・旧跡
- 観光スポット
- 栂池高原
- 白馬乗鞍温泉スキー場
- 白馬コルチナ国際スキー場
- 雨飾高原キャンプ場
- 石坂森林探検村
- 小谷温泉
- 姫川温泉
- 小谷温泉
- 下里瀬温泉
- 来馬温泉[8]
- 奉納温泉[9]
- 若栗温泉
- 島温泉(閉館)[9][10]
- 真木集落[11]
- 栂池自然園
- 白馬コルチナ国際スキー場
- 小谷村複合拠点施設 おたりつぐら
- 小谷村郷土館
- 千国の庄史料館
- 姫川温泉
祭事・催事
[編集]- 中谷大宮諏訪神社例祭
- 千国諏訪神社例祭
- 深原 花とうろう祭り
- 大網 雪と火の祭り
- 塩の道祭り
- 小谷新そば祭り
小谷村を舞台とした作品
[編集]脚注
[編集]- ^ 小谷村誌刊行委員会『小谷村誌 社会編』小谷村、1993年、894ページ。
- ^ a b 小谷村誌刊行委員会『小谷村誌 社会編』小谷村、1993年、893頁。
- ^ 『小谷村誌 社会編』(1993年9月30日、小谷村誌刊行委員会発行)894頁。
- ^ 「信越ではドカ雪 長野県北 百四十世帯が孤立」『朝日新聞』1978年2月3日夕刊、3版、9面
- ^ “災害救助法の適用p11 災害救助法の適用に当たって ③法適用の状況(平成26~令和元年度)”. 内閣府政策統括官 (2020年). 2023年6月3日閲覧。
- ^ a b c 小谷村誌刊行委員会『小谷村誌 社会編』小谷村、1993年、897頁。
- ^ a b 小谷村誌刊行委員会『小谷村誌 社会編』小谷村、1993年、896頁。
- ^ 『全国温泉大事典』旅行読売出版社、1997年、pp. 380-381。
- ^ a b 『全国温泉大事典』旅行読売出版社、1997年、p. 380。
- ^ 島の湯旅館(閉館しました)(ニフティ温泉、2023年9月17日閲覧)
- ^ 「真木集落」長野県小谷村観光公式サイト
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 小谷村公式観光アカウント (@otari_nagano_japan) - Instagram