本屋大賞
本屋大賞 | |
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国 | 日本 |
主催 | NPO法人・本屋大賞実行委員会 |
初回 | 2004年 |
公式サイト | 本屋大賞 |
本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。
一般に、日本国内の文学賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いが、本屋大賞は、「新刊を扱う書店(オンライン書店含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される。
特色
[編集]出版不況と言われる中、本の売り上げが伸びず書店も数を減らしている一方で、出版される本の点数だけが増えていく状況が背景にあった[1]。実行委員会を立ち上げたメンバーの1人である杉江由次(本の雑誌社・営業担当)は、そんな出版界の苦境のなかでも本を売る大きな機会であるはずの直木三十五賞(以下「直木賞」と略記)で、2003年の1月発表分で「受賞作なし」だったため、出版社の営業として自分が普段接する書店員の声を拾い上げるために本賞の設立を思いついたのだという[2]。
この賞は「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」をキャッチコピーとして掲げており、主催する本屋大賞実行委員会は書店員こそが(商品と顧客という形で)本と読者を「最もよく知る立場」にあると位置づけ[1]、投票資格者を書店員主体にしていることの新しさを強調する[1]。書評や賞の選考委員などの仕事も多い翻訳家の大森望も、従来のように編集者が介することのないこの賞の可能性を指摘し[3]、一次投票の結果が最終投票に向けた対象のノミネート作品と直結しており、実行委員会等によるいわゆる「根回し」や「すりあわせ」がない点を特徴の一つに挙げている[3]。一方で突出した、異彩を放つような作品が受賞しておらず、ラインナップも含め平均化されているという声もある[4]。
選考は年1回単位でおこなわれ、選考期間は年度終わりの5か月間である[1]。本屋大賞の実行委員会は書店員たちが集まって2003年に立ち上げられたものであり、文学賞の運営を行うような経験がある人間はいなかった[1]。しかし第1回、第2回の受賞作が大きく部数を伸ばしてベストセラーになり、大賞の投票に参加する書店員も増えていった[1]。現在では、直木賞や芥川龍之介賞(以下「芥川賞」と略記)を受賞した作品よりも、売上部数が伸びる賞として大きな注目を集めている。
また本屋大賞に参加している書店には実行委員会の発行するフリーペーパー『LOVE書店!』が配布されており、2006年2月から年3回のペースで発行が続けられている[1]。
部門
[編集]本屋大賞には複数の部門があり、それぞれ対象作品・選出方法が異なる。受賞作品の作者には正賞としてクリスタルトロフィーが、副賞として10万円分の図書カードが授与される。
本屋大賞
[編集]対象作品は過去1年間に刊行された日本の小説。1次投票で1人3作品を選び投票を行なった後、選出された上位10作品のうちから2次投票をおこない決定する。1次投票には制約はないが、2次投票はノミネートされた10作品を全て読んだ上で推薦理由を記載し投票しなければならない。2次投票は、3作品に順位をつけて投票し、順位に応じた点数をつけて集計される。各順位の得点は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点。ただし、第1回と第2回のみ、1位=5点、2位=3点、3位=2点で集計された。
第18回までのノミネート作を作家別にみると、最多は伊坂幸太郎の12作[注 1]で、森見登美彦が6作、三浦しをんが5作、有川浩、小川洋子、辻村深月、西加奈子、百田尚樹、万城目学が各4作、青山美智子、凪良ゆう、原田マハ、東野圭吾、吉田修一、知念実希人、横山秀夫、小川糸、深緑野分が各3作と続く。
発掘部門
[編集]対象作品はジャンルを問わず、過去1年以上前に刊行された作品。本屋大賞の1次投票と同時に発掘部門として投票する。大賞などはなく、集計結果をリスト化したものが発表される。第13回より、その集計結果の中から特に共感した1冊を実行委員会が選出し、「超発掘本!」として発表することも行われている。
翻訳小説部門
[編集]対象作品は、過去1年間に日本で刊行された翻訳小説(新訳も含む)。1人3作品まで選び、推薦理由を記載し投票する。その集計結果から大賞を決定する。第9回から行われている企画である。
ノンフィクション部門
[編集]2018年から、小説だけではない本の魅力に触れてもらおうと「Yahoo!ニュース|本屋大賞・ノンフィクション本大賞」が創設され、全国の書店員およそ100人の投票によって10作品がノミネートされ、受賞者には取材支援費として賞金100万円が授与される。
運営体制の変更により、2023年は本部門の発表を行わないことを同年5月に発表した[5][6]。
受賞・ノミネート作品
[編集]第1位が大賞受賞作品。年は大賞発表年。第10回までの受賞作品は全て映像化・漫画化などのメディアミックスがなされており、ノミネート作品にも過去にメディアミックスがおこなわれたもの、あるいはその後なされたものが多い。『告白』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』などの大ヒット作品も多く、そういう点では芥川賞・直木賞より“稼げる”文学賞とも言われる。これについて映画評論家の垣井道弘は「書店員が売りたい本を選ぶ賞で読者に近い感覚で親しみやすい作品が選ばれるため娯楽性が保証されており、だからこそ映画にもなりやすい」と解説している[7]。
2004年(第1回)
[編集]2004年4月5日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 博士の愛した数式 | 小川洋子 | 202点 | 新潮社 |
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2 | クライマーズ・ハイ | 横山秀夫 | 148点 | 文藝春秋 |
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3 | アヒルと鴨のコインロッカー | 伊坂幸太郎 | 111点 | 東京創元社 |
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4 | 永遠の出口 | 森絵都 | 109点 | 集英社 | |
5 | 重力ピエロ | 伊坂幸太郎 | 99点 | 新潮社 |
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6 | 4TEEN | 石田衣良 | 76点 |
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7 | デッドエンドの思い出 | よしもとばなな | 54点 | 文藝春秋 |
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8 | 終戦のローレライ | 福井晴敏 | 51点 | 講談社 |
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9 | 陰摩羅鬼の瑕 | 京極夏彦 | 38点 | ||
10 | ららら科學の子 | 矢作俊彦 | 38点 | 文藝春秋 |
2005年(第2回)
[編集]2005年4月5日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 夜のピクニック | 恩田陸 | 374点 | 新潮社 |
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2 | 明日の記憶 | 荻原浩 | 302点 | 光文社 |
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3 | 家守綺譚 | 梨木香歩 | 274点 | 新潮社 |
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4 | 袋小路の男 | 絲山秋子 | 185点 | 講談社 |
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5 | チルドレン | 伊坂幸太郎 | 155点 |
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6 | 対岸の彼女 | 角田光代 | 153点 | 文藝春秋 |
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7 | 犯人に告ぐ | 雫井脩介 | 138点 | 双葉社 |
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8 | 黄金旅風 | 飯嶋和一 | 102点 | 小学館 | |
9 | 私が語りはじめた彼は | 三浦しをん | 92点 | 新潮社 | |
10 | そのときは彼によろしく | 市川拓司 | 74点 | 小学館 |
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2006年(第3回)
[編集]2006年4月5日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 | リリー・フランキー | 279点 | 扶桑社 |
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2 | サウスバウンド | 奥田英朗 | 196.5点 | 角川書店 |
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3 | 死神の精度 | 伊坂幸太郎 | 190点 | 文藝春秋 |
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4 | 容疑者Xの献身 | 東野圭吾 | 184.5点 |
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5 | その日のまえに | 重松清 | 179.5点 |
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6 | ナラタージュ | 島本理生 | 162点 | 角川書店 |
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7 | 告白 | 町田康 | 152.5点 | 中央公論新社 | 第41回谷崎潤一郎賞受賞作 |
8 | ベルカ、吠えないのか? | 古川日出男 | 152点 | 文藝春秋 | |
9 | 県庁の星 | 桂望実 | 141点 | 小学館 |
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10 | さくら | 西加奈子 | 135点 |
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11 | 魔王 | 伊坂幸太郎 | 103点 | 講談社 |
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2007年(第4回)
[編集]2007年4月5日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 一瞬の風になれ | 佐藤多佳子 | 475.5点 | 講談社 |
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2 | 夜は短し歩けよ乙女 | 森見登美彦 | 455点 | 角川書店 |
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3 | 風が強く吹いている | 三浦しをん | 247点 | 新潮社 |
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4 | 終末のフール | 伊坂幸太郎 | 228点 | 集英社 |
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5 | 図書館戦争 | 有川浩 | 176点 | メディアワークス |
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6 | 鴨川ホルモー | 万城目学 | 175点 | 産業編集センター |
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7 | ミーナの行進 | 小川洋子 | 152.5点 | 中央公論新社 |
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8 | 陰日向に咲く | 劇団ひとり | 139点 | 幻冬舎 |
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9 | 失われた町 | 三崎亜記 | 127.5点 | 集英社 | |
10 | 名もなき毒 | 宮部みゆき | 89点 | 幻冬舎 |
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2008年(第5回)
[編集]2008年4月8日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | ゴールデンスランバー | 伊坂幸太郎 | 509.5点 | 新潮社 |
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2 | サクリファイス | 近藤史恵 | 312点 |
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3 | 有頂天家族 | 森見登美彦 | 280.5点 | 幻冬舎 |
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4 | 悪人 | 吉田修一 | 233.5点 | 朝日新聞社 | |
5 | 映画篇 | 金城一紀 | 227.5点 | 集英社 | |
6 | 八日目の蝉 | 角田光代 | 225点 | 中央公論新社 |
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7 | 赤朽葉家の伝説 | 桜庭一樹 | 213.5点 | 東京創元社 |
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8 | 鹿男あをによし | 万城目学 | 196.5点 | 幻冬舎 |
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9 | 私の男 | 桜庭一樹 | 129.5点 | 文藝春秋 |
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10 | カシオペアの丘で | 重松清 | 126点 | 講談社 |
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2009年(第6回)
[編集]2009年4月6日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 告白 | 湊かなえ | 411点 | 双葉社 |
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2 | のぼうの城 | 和田竜 | 328点 | 小学館 |
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3 | ジョーカー・ゲーム | 柳広司 | 243.5点 | 角川書店 |
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4 | テンペスト | 池上永一 | 228.5点 |
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5 | ボックス! | 百田尚樹 | 214.5点 | 太田出版 |
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6 | 新世界より | 貴志祐介 | 207.5点 | 講談社 |
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7 | 出星前夜 | 飯嶋和一 | 203.5点 | 小学館 |
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8 | 悼む人 | 天童荒太 | 203.5点 | 文藝春秋 |
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9 | 流星の絆 | 東野圭吾 | 139点 | 講談社 |
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10 | モダンタイムス | 伊坂幸太郎 | 135点 |
2010年(第7回)
[編集]2010年4月20日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 天地明察 | 冲方丁 | 384.5点 | 角川書店 | |
2 | 神様のカルテ | 夏川草介 | 294.0点 | 小学館 |
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3 | 横道世之介 | 吉田修一 | 270.0点 | 毎日新聞社 |
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4 | 神去なあなあ日常 | 三浦しをん | 256.0点 | 徳間書店 |
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5 | 猫を抱いて象と泳ぐ | 小川洋子 | 237.0点 | 文藝春秋 | |
6 | ヘヴン | 川上未映子 | 220.0点 | 講談社 | |
7 | 船に乗れ! | 藤谷治 | 209.0点 | ジャイブ |
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8 | 植物図鑑 | 有川浩 | 182.5点 | 角川書店 |
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9 | 新参者 | 東野圭吾 | 130.5点 | 講談社 |
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10 | 1Q84 | 村上春樹 | 91.5点 | 新潮社 |
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2011年(第8回)
[編集]2011年4月12日発表
順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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1 | 謎解きはディナーのあとで | 東川篤哉 | 386.5点 | 小学館 |
|
2 | ふがいない僕は空を見た | 窪美澄 | 354.5点 | 新潮社 |
|
3 | ペンギン・ハイウェイ | 森見登美彦 | 310.0点 | 角川書店 |
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4 | 錨を上げよ | 百田尚樹 | 307.5点 | 講談社 | |
5 | シューマンの指 | 奥泉光 | 270.5点 | ||
6 | 叫びと祈り | 梓崎優 | 263.0点 | 東京創元社 | |
7 | 悪の教典 | 貴志祐介 | 259.5点 | 文藝春秋 |
|
8 | 神様のカルテ2 | 夏川草介 | 259.0点 | 小学館 |
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9 | キケン | 有川浩 | 241.0点 | 新潮社 | |
10 | ストーリー・セラー | 202.0点 |
2012年(第9回)
[編集]2012年4月10日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
---|---|---|---|---|---|---|
本屋大賞 | 1 | 舟を編む | 三浦しをん | 510.0点 | 光文社 |
|
2 | ジェノサイド | 高野和明 | 355.5点 | 角川書店 |
| |
3 | ピエタ | 大島真寿美 | 324.0点 | ポプラ社 |
| |
4 | くちびるに歌を | 中田永一 | 265.0点 | 小学館 |
| |
5 | 人質の朗読会 | 小川洋子 | 213.0点 | 中央公論新社 |
| |
6 | ユリゴコロ | 沼田まほかる | 208.0点 | 双葉社 |
| |
7 | 誰かが足りない | 宮下奈都 | 173.5点 | |||
8 | ビブリア古書堂の事件手帖 -栞子さんと奇妙な客人たち | 三上延 | 153.0点 | アスキー・メディアワークス |
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9 | 偉大なる、しゅららぼん | 万城目学 | 137.5点 | 角川書店 |
| |
10 | プリズム | 百田尚樹 | 72.0点 | 幻冬舎 | ||
翻訳小説部門 | 1 | 犯罪 | フェルディナント・フォン・シーラッハ(著) 酒寄進一(訳) | 東京創元社 | ||
2 | 紙の民 | サルバドール・プラセンシア(著) 藤井光(訳) | 白水社 | |||
3 | メモリーウォール | アンソニー・ドーア(著) 岩本正恵(訳) | 新潮社 | |||
忘れられた花園 | ケイト・モートン(著) 青木純子(訳) | 東京創元社 |
2013年(第10回)
[編集]2013年4月9日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 海賊とよばれた男 | 百田尚樹 | 278.0点 | 講談社 |
|
2 | 64(ロクヨン) | 横山秀夫 | 266.0点 | 文藝春秋 |
| |
3 | 楽園のカンヴァス | 原田マハ | 238.5点 | 新潮社 |
| |
4 | きみはいい子 | 中脇初枝 | 212.5点 | ポプラ社 |
| |
5 | ふくわらい | 西加奈子 | 182.0点 | 朝日新聞出版 | ||
6 | 晴天の迷いクジラ | 窪美澄 | 167.0点 | 新潮社 |
| |
7 | ソロモンの偽証 | 宮部みゆき | 149.5点 |
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8 | 世界から猫が消えたなら | 川村元気 | 145.5点 | マガジンハウス |
| |
9 | 百年法 | 山田宗樹 | 139.5点 | 角川書店 |
| |
10 | 屍者の帝国 | 伊藤計劃 円城塔 | 109.0点 | 河出書房新社 |
| |
11 | 光圀伝 | 冲方丁 | 108.0点 | 角川書店 |
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翻訳小説部門 | 1 | タイガーズ・ワイフ | テア・オブレヒト(著) 藤井光(訳) | 新潮社 | ||
2 | 湿地 | アーナルデュル・インドリダソン(著) 柳沢由実子(訳) | 東京創元社 |
| ||
ルパン、最後の恋 | モーリス・ルブラン(著) 平岡敦(訳) | 早川書房 | ||||
3 | 2666 | ロベルト・ボラーニョ(著) 野谷文昭(訳) 内田兆史(訳) 久野量一(訳) | 白水社 | |||
深い疵 | ネレ・ノイハウス(著) 酒寄進一(訳) | 東京創元社 |
2014年(第11回)
[編集]2014年4月8日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
---|---|---|---|---|---|---|
本屋大賞 | 1 | 村上海賊の娘 | 和田竜 | 366.5点 | 新潮社 |
|
2 | 昨夜のカレー、明日のパン | 木皿泉 | 332.0点 | 河出書房新社 |
| |
3 | 島はぼくらと | 辻村深月 | 299.0点 | 講談社 | ||
4 | さようなら、オレンジ | 岩城けい | 274.5点 | 筑摩書房 | ||
5 | とっぴんぱらりの風太郎 | 万城目学 | 267.5点 | 文藝春秋 | ||
6 | 教場 | 長岡弘樹 | 243.0点 | 小学館 |
| |
7 | ランチのアッコちゃん | 柚木麻子 | 221.0点 | 双葉社 |
| |
8 | 想像ラジオ | いとうせいこう | 213.5点 | 河出書房新社 |
| |
9 | 聖なる怠け者の冒険 | 森見登美彦 | 156.0点 | 朝日新聞出版 |
| |
10 | 去年の冬、きみと別れ | 中村文則 | 136.0点 | 幻冬舎 |
| |
翻訳小説部門 | 1 | HHhH プラハ、1942年 | ローラン・ビネ(著) 高橋啓(訳) | 東京創元社 | ||
2 | 11/22/63 | スティーヴン・キング(著) 白石朗(訳) | 文藝春秋 |
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コリーニ事件 | フェルディナント・フォン・シーラッハ(著) 酒寄進一(訳) | 東京創元社 | ||||
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 | レイチェル・ジョイス(著) 亀井よし子(訳) | 講談社 |
2015年(第12回)
[編集]2015年4月7日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 鹿の王 | 上橋菜穂子 | 383点 | KADOKAWA |
|
2 | サラバ! | 西加奈子 | 310.0点 | 小学館 |
| |
3 | ハケンアニメ! | 辻村深月 | 309.5点 | マガジンハウス |
| |
4 | 本屋さんのダイアナ | 柚木麻子 | 239.0点 | 新潮社 | ||
5 | 土漠の花 | 月村了衛 | 236.5点 | 幻冬舎 | ||
6 | 怒り | 吉田修一 | 231.0点 | 中央公論新社 |
| |
7 | 満願 | 米澤穂信 | 185.5点 | 新潮社 |
| |
8 | キャプテンサンダーボルト | 阿部和重・伊坂幸太郎 | 155.0点 | 文藝春秋 | ||
9 | アイネクライネナハトムジーク | 伊坂幸太郎 | 131.0点 | 幻冬舎 |
| |
10 | 億男 | 川村元気 | 42.5点 | マガジンハウス |
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翻訳小説部門 | 1 | その女アレックス | ピエール・ルメートル(著) 橘明美(訳) | 文藝春秋 | ||
2 | ハリー・クバート事件 | ジョエル・ディケール(著) 橘明美(訳) | 東京創元社 | |||
3 | 火星の人 | アンディ・ウィアー(著) 小野田和子(訳) | 早川書房 | |||
ペナンブラ氏の24時間書店 | ロビン・スローン(著) 島村浩子(訳) | 東京創元社 | ||||
窓から逃げた100歳老人 | ヨナス・ヨナソン(著) 柳瀬尚紀(訳) | 西村書店 |
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2016年(第13回)
[編集]2016年4月12日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
---|---|---|---|---|---|---|
本屋大賞 | 1 | 羊と鋼の森 | 宮下奈都 | 372.0点 | 文藝春秋 |
|
2 | 君の膵臓をたべたい | 住野よる | 327.5点 | 双葉社 |
| |
3 | 世界の果てのこどもたち | 中脇初枝 | 274点 | 講談社 | ||
4 | 永い言い訳 | 西川美和 | 261.0点 | 文藝春秋 |
| |
5 | 朝が来る | 辻村深月 | 229.5点 |
| ||
6 | 王とサーカス | 米澤穂信 | 226.5点 | 東京創元社 | ||
7 | 戦場のコックたち | 深緑野分 | 223.0点 | |||
8 | 流 | 東山彰良 | 99.0点 | 講談社 |
| |
9 | 教団X | 中村文則 | 93.0点 | 集英社 | ||
10 | 火花 | 又吉直樹 | 46.0点 | 文藝春秋 |
| |
翻訳小説部門 | 1 | 書店主フィクリーのものがたり | ガブリエル・ゼヴィン(著) 小尾芙佐(訳) | 早川書房 | ||
2 | 紙の動物園 | ケン・リュウ(著) 古沢嘉通(訳) | ||||
3 | 国を救った数学少女 | ヨナス・ヨナソン(著) 中村久里子(訳) | 西村書店 | |||
服従 | ミシェル・ウェルベック(著) 大塚桃(訳) | 河出書房新社 | ||||
歩道橋の魔術師 | 呉明益(著) 天野健太郎(訳) | 白水社 | ||||
超発掘本! | 八本脚の蝶 | 二階堂奥歯 | ポプラ社 |
2017年(第14回)
[編集]2017年4月11日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
---|---|---|---|---|---|---|
本屋大賞 | 1 | 蜜蜂と遠雷 | 恩田陸 | 378.5点 | 幻冬舎 |
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2 | みかづき | 森絵都 | 331点 | 集英社 |
| |
3 | 罪の声 | 塩田武士 | 305点 | 講談社 |
| |
4 | ツバキ文具店 | 小川糸 | 302.5点 | 幻冬舎 |
| |
5 | 桜風堂ものがたり | 村山早紀 | 261点 | PHP研究所 | ||
6 | 暗幕のゲルニカ | 原田マハ | 249.5点 | 新潮社 | ||
7 | i | 西加奈子 | 160点 | ポプラ社 | ||
8 | 夜行 | 森見登美彦 | 122.5点 | 小学館 |
| |
9 | コンビニ人間 | 村田沙耶香 | 70.5点 | 文藝春秋 |
| |
10 | コーヒーが冷めないうちに | 川口俊和 | 68.5点 | サンマーク出版 |
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翻訳小説部門 | 1 | ハリネズミの願い | トーン・テレヘン(著) 長山さき(訳) | 新潮社 |
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2 | すべての見えない光 | アンソニー・ドーア(著) 藤井光(訳) | ||||
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン | ピーター・トライアス(著) 中原尚哉(訳) | 早川書房 | ||||
3 | 熊と踊れ | アンデシュ・ルースルンド(著) ステファン・トゥンベリ(著) ヘレンハルメ美穂(訳) 羽根由(訳) | ||||
超発掘本! | 錯覚の科学 | クリストファー・チャブリス(著) ダニエル・シモンズ(著) 木村博江(訳) | 文春文庫 |
2018年(第15回)
[編集]2018年4月10日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | かがみの孤城 | 辻村深月 | 651.0点 | ポプラ社 |
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2 | 盤上の向日葵 | 柚月裕子 | 283.5点 | 中央公論新社 |
| |
3 | 屍人荘の殺人 | 今村昌弘 | 255.0点 | 東京創元社 |
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4 | たゆたえども沈まず | 原田マハ | 227.0点 | 幻冬舎 | ||
5 | AX | 伊坂幸太郎 | 221.5点 | KADOKAWA | ||
6 | 騙し絵の牙 | 塩田武士 | 214.0点 |
| ||
7 | 星の子 | 今村夏子 | 166.0点 | 朝日新聞出版 |
| |
8 | 崩れる脳を抱きしめて | 知念実希人 | 162.5点 | 実業之日本社 | ||
9 | 百貨の魔法 | 村山早紀 | 162.0点 | ポプラ社 | ||
10 | キラキラ共和国 | 小川糸 | 88.5点 | 幻冬舎 | ||
翻訳小説部門 | 1 | カラヴァル:深紅色の少女 | ステファニー・ガーバー(著) 西本かおる(訳) | キノブックス | ||
2 | 13.67 | 陳浩基(著) 天野健太郎(訳) | 文藝春秋 | |||
3 | その犬の歩むところ | ボストン・テラン(著) 田口俊樹(訳) | ||||
超発掘本! | 異人たちの館 | 折原一 | 文春文庫 | |||
ノンフィクション部門 | 極夜行 | 角幡唯介 | 文藝春秋 |
2019年(第16回)
[編集]2019年4月9日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | そして、バトンは渡された | 瀬尾まいこ | 435点 | 文藝春秋 |
|
2 | ひと | 小野寺史宜 | 297.5点 | 祥伝社 | ||
3 | ベルリンは晴れているか | 深緑野分 | 282.5点 | 筑摩書房 | ||
4 | 熱帯 | 森見登美彦 | 250.5点 | 文藝春秋 | ||
5 | ある男 | 平野啓一郎 | 242.5点 |
| ||
6 | さざなみのよる | 木皿泉 | 239.5点 | 河出書房新社 | ||
7 | 愛なき世界 | 三浦しをん | 208.5点 | 中央公論新社 | ||
8 | ひとつむぎの手 | 知念実希人 | 167.5点 | 新潮社 | ||
9 | 火のないところに煙は | 芦沢央 | 151.5点 | |||
10 | フーガはユーガ | 伊坂幸太郎 | 136.5点 | 実業之日本社 | ||
翻訳小説部門 | 1 | カササギ殺人事件 | アンソニー・ホロヴィッツ(著) 山田蘭(訳) | 東京創元社 | ||
2 | きげんのいいリス | トーン・テヘレン(著) 長山さき(訳) | 新潮社 | |||
元年春之祭 | 陸秋槎(著) 稲村文吾(訳) | 早川書房 | ||||
超発掘本! | サスツルギの亡霊 | 神山裕右 | 講談社 | |||
ノンフィクション部門 | ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー | ブレイディみかこ | 新潮社 |
2020年(第17回)
[編集]2020年4月7日発表(ノンフィクション部門は2020年11月発表)
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 流浪の月 | 凪良ゆう | 432点 | 東京創元社 |
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2 | ライオンのおやつ | 小川糸 | 380点 | ポプラ社 |
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3 | 線は、僕を描く | 砥上裕將 | 327点 | 講談社 |
| |
4 | ノースライト | 横山秀夫 | 275.5点 | 新潮社 |
| |
5 | 熱源 | 川越宗一 | 214点 | 文藝春秋 |
| |
6 | medium 霊媒探偵城塚翡翠 | 相沢沙呼 | 198点 | 講談社 |
| |
7 | 夏物語 | 川上未映子 | 156点 | 文藝春秋 |
| |
8 | ムゲンのi | 知念実希人 | 147.5点 | 双葉社 | ||
9 | 店長がバカすぎて | 早見和真 | 105.5点 | 角川春樹事務所 | ||
10 | むかしむかしあるところに、死体がありました。 | 青柳碧人 | 91.5点 | 双葉社 | ||
翻訳小説部門 | 1 | アーモンド | ソン・ウォンピョン(Sohn Won-pyung)(著) 矢島暁子(訳) | 祥伝社 | ||
2 | 掃除婦のための手引き書 | ルシア・ベルリン(著) 岸本佐知子(訳) | 講談社 | |||
3 | 三体 | 劉慈欣(著) 大森望(訳) 光吉さくら(訳) ワン・チャイ(訳) | 早川書房 |
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超発掘本! | 無理難題が多すぎる | 土屋賢二 | 文春文庫 | |||
ノンフィクション部門 | エンド・オブ・ライフ | 佐々涼子 | 集英社 |
2021年(第18回)
[編集]2021年4月14日発表(ノンフィクション部門は2021年11月発表)
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 52ヘルツのクジラたち | 町田そのこ | 365.5点 | 中央公論新社 |
|
2 | お探し物は図書室まで | 青山美智子 | 287.5点 | ポプラ社 | ||
3 | 犬がいた季節 | 伊吹有喜 | 286.5点 | 双葉社 | ||
4 | 逆ソクラテス | 伊坂幸太郎 | 248.0点 | 集英社 |
| |
5 | 自転しながら公転する | 山本文緒 | 227.5点[注 2] | 新潮社 | ||
6 | 八月の銀の雪 | 伊与原新 | ||||
7 | 滅びの前のシャングリラ | 凪良ゆう | 223.5点 | 中央公論新社 | ||
8 | オルタネート | 加藤シゲアキ | 169.5点 | 新潮社 |
| |
9 | 推し、燃ゆ | 宇佐見りん | 139.5点 | 河出書房新社 |
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10 | この本を盗む者は | 深緑野分 | 132.5点 | KADOKAWA | ||
翻訳小説部門 | 1 | ザリガニの鳴くところ | ディーリア・オーウェンズ(著) 友廣純(訳) | 早川書房 |
| |
2 | 神さまの貨物 | ジャン=クロード・グランベール(著) 河野万里子(訳) | ポプラ社 | |||
3 | あの本は読まれているか | ラーラ・プレスコット(著) 吉澤康子(訳) | 東京創元社 | |||
超発掘本! | 「ない仕事」の作り方 | みうらじゅん | 文春文庫 | |||
ノンフィクション部門 | 海をあげる | 上間陽子 | 筑摩書房 |
2022年(第19回)
[編集]2022年4月6日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 同志少女よ、敵を撃て | 逢坂冬馬 | 463.5点 | 早川書房 |
|
2 | 赤と青とエスキース | 青山美智子 | 341.5点 | PHP研究所 | ||
3 | スモールワールズ | 一穂ミチ | 315点 | 講談社 |
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4 | 正欲 | 朝井リョウ | 303.5点 | 新潮社 |
| |
5 | 六人の嘘つきな大学生 | 浅倉秋成 | 252.5点 | KADOKAWA |
| |
6 | 夜が明ける | 西加奈子 | 211.5点 | 新潮社 | ||
7 | 残月記 | 小田雅久仁 | 190.5点 | 双葉社 |
| |
8 | 硝子の塔の殺人 | 知念実希人 | 177点 | 実業之日本社 | ||
9 | 黒牢城 | 米澤穂信 | 155.5点 | KADOKAWA |
| |
10 | 星を掬う | 町田そのこ | 137.5点 | 中央公論新社 | ||
翻訳小説部門 | 1 | 三十の反撃 | ソン・ウォンピョン(著) 矢島暁子(訳) | 祥伝社 | ||
2 | 自由研究には向かない殺人 | ホリー・ジャクソン(著) 服部京子(訳) | 東京創元社 | |||
3 | クララとお日さま | カズオ・イシグロ(著) 土屋政雄(訳) | 早川書房 | |||
超発掘本! | 破船 | 吉村昭 | 新潮文庫 | |||
ノンフィクション部門 | 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく | 川内有緒 | 集英社インターナショナル |
2023年(第20回)
[編集]2023年4月12日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 汝、星のごとく | 凪良ゆう | 443.5点 | 講談社 | 第10回高校生直木賞受賞 |
2 | ラブカは静かに弓を持つ | 安壇美緒 | 388点 | 集英社 | 第25回大藪春彦賞受賞 | |
3 | 光のとこにいてね | 一穂ミチ | 337点 | 文藝春秋 | ||
4 | 爆弾 | 呉勝浩 | 307.5点 | 講談社 | ||
5 | 月の立つ林で | 青山美智子 | 254.5点 | ポプラ社 | ||
6 | 君のクイズ | 小川哲 | 244点 | 朝日新聞出版 | 第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門受賞 | |
7 | 方舟 | 夕木春央 | 232点 | 講談社 | 第1回MRC大賞受賞 | |
8 | 宙ごはん | 町田そのこ | 225.5点 | 小学館 | ||
9 | 川のほとりに立つ者は | 寺地はるな | 224.5点 | 双葉社 | ||
10 | #真相をお話しします | 結城真一郎 | 86.5点 | 新潮社 | ||
翻訳小説部門 | 1 | われら闇より天を見る | クリス・ウィタカー(著) 鈴木恵(訳) | 早川書房 | ||
2 | プリズム | ソン・ウォンピョン(著) 矢島暁子(訳) | 祥伝社 | |||
3 | グレイス・イヤー 少女たちの聖域 | キム・リゲット(著) 堀江里美(訳) | 早川書房 | |||
超発掘本! | おちくぼ姫 | 田辺聖子 | 角川文庫 |
2024年(第21回)
[編集]2024年4月10日発表
部門 | 順位 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 出版社 | 備考・メディア展開 |
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本屋大賞 | 1 | 成瀬は天下を取りにいく | 宮島未奈 | 525.5点 | 新潮社 | 第39回坪田譲治文学賞受賞 |
2 | 水車小屋のネネ | 津村記久子 | 411点 | 毎日新聞出版 | 第59回谷崎潤一郎賞受賞 | |
3 | 存在のすべてを | 塩田武士 | 403点 | 朝日新聞出版 | 第9回渡辺淳一文学賞受賞 | |
4 | スピノザの診察室 | 夏川草介 | 340点 | 水鈴社 | ||
5 | レーエンデ国物語 | 多崎礼 | 263点 | 講談社 | ||
6 | 黄色い家 | 川上未映子 | 258.5点 | 中央公論新社 | 第75回読売文学賞小説賞受賞 | |
7 | リカバリー・カバヒコ | 青山美智子 | 227点 | 光文社 | ||
8 | 星を編む | 凪良ゆう | 172点 | 講談社 | ||
9 | 放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件 | 知念実希人 | 148点 | ライツ社 | ||
10 | 君が手にするはずだった黄金について | 小川哲 | 131.5点 | 新潮社 | ||
翻訳小説部門 | 1 | ようこそ、ヒュナム洞書店へ | ファン・ボルム(著) 牧野実加(訳) | 集英社 | ||
2 | 卒業生には向かない真実 | ホリー・ジャクソン(著) 服部京子(訳) | 東京創元社 | |||
3 | 不便なコンビニ | キム・ホヨン(著) 米津篤八(訳) | 小学館 | |||
超発掘本 | プラスティック | 井上夢人 | 講談社文庫 |
本の雑誌編集部編本屋大賞20XX
[編集]- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2004』本の雑誌社、2004年4月6日。ISBN 978-4-86011-033-8。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2005』本の雑誌社、2005年4月6日。ISBN 978-4-86011-043-7 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2006』本の雑誌社、2006年4月6日。ISBN 978-4-86011-058-1 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2007』本の雑誌社、2007年4月5日。ISBN 978-4-86011-068-0 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2008』本の雑誌社、2008年4月8日。ISBN 978-4-86011-081-9 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2009』本の雑誌社、2009年4月8日。ISBN 978-4-86011-093-2 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2010』本の雑誌社、2010年4月20日。ISBN 978-4-86011-203-5 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2011』本の雑誌社、2011年4月12日。ISBN 978-4-86011-216-5 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2012』本の雑誌社、2012年4月11日。ISBN 978-4-86011-228-8 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2013』本の雑誌社、2013年4月10日。ISBN 978-4-86011-240-0 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2014』本の雑誌社、2014年4月8日。ISBN 978-4-86011-255-4 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2015』本の雑誌社、2015年4月7日。ISBN 978-4-86011-269-1 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2016』本の雑誌社、2016年4月12日。ISBN 978-4-86011-284-4 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2017』本の雑誌社、2017年4月11日。ISBN 978-4-86011-299-8 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2018』本の雑誌社、2018年4月11日。ISBN 978-4-86011-413-8 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2019』本の雑誌社、2019年4月10日。ISBN 978-4-86011-428-2 。
- 本の雑誌編集部 編 編『本屋大賞2020』本の雑誌社、2020年4月9日。ISBN 978-4-86011-441-1 。
関連項目
[編集]- 日本能率協会マネジメントセンター (NOLTY ノルティ/PAGEM ペイジェム)(協賛企業)
- 日本書店商業組合連合会
- 酒飲み書店員大賞
- 本の雑誌社
- 日本の小説家一覧
- 文学賞の一覧
- 類似した趣旨の賞
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “NPO本屋大賞について”. NPO法人 本屋大賞実行委員会. 2012年4月11日閲覧。
- ^ “杉江由次さんインタビュー”. ブックサービス. 2012年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月11日閲覧。
- ^ a b 大森望; 豊崎由美 (2005年4月7日). “本屋大賞メッタ斬り06”. Exciteブックス. 2005年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月11日閲覧。
- ^ 大森望; 豊崎由美 (2005年4月7日). “本屋大賞メッタ斬り07”. Exciteブックス. 2005年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月11日閲覧。
- ^ “本屋大賞、ノンフィクション本大賞の実施中止 運営体制の変更により”. 日刊スポーツ (2023年5月19日). 2023年5月20日閲覧。
- ^ “Yahoo!ニュース・本屋大賞の「ノンフィクション本大賞」、今年度の実施を中止”. 読売新聞 (2023年5月20日). 2023年5月20日閲覧。
- ^ “映画で稼ぐなら“本屋大賞”作品!「謎解き-」「告白」…ヒット作続々”. zakzak. (2013年8月7日) 2013年10月16日閲覧。
- ^ 読者大賞 - 全国の読者たちが選ぶ「いちばん!伝えたい人・事・場」
外部リンク
[編集]- 本屋大賞 公式ウェブサイト