東京都第25区
東京都第25区 | |
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行政区域 | 青梅市、昭島市、福生市、羽村市、あきる野市、西多摩郡 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 東京ブロック |
設置年 | 1994年 (2017年区割変更) |
選出議員 | 井上信治 |
有権者数 | 411,694人 1.836 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2024年9月登録日) |
東京都第25区(とうきょうとだい25く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
[編集]現在の区域
[編集]2017年(平成29年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。2017年の区割り変更により、21区に属していた昭島市が25区に変更された。
2017年以前の区域
[編集]2002年(平成14年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[3]。
- 青梅市
- 福生市
- 羽村市
- あきる野市
- 西多摩郡
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2002年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[4]。
- 青梅市
- 福生市
- 秋川市
- 羽村市
- 西多摩郡
歴史
[編集]1996年以降、自由民主党の公認候補が一貫して当選している。2003年の総選挙では民主党の島田久が比例復活当選したが、2005年の第44回衆議院議員総選挙では自民党の井上信治が島田に比例復活も許さず圧勝、2009年の第45回衆議院議員総選挙では自民党に猛烈な逆風が吹いたにもかかわらず、井上が国民新党の真砂太郎らを大差で下し3選した。2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙でも井上が圧勝し4選。比例東京ブロックから転入した民主党前職の竹田光明は比例復活すら出来ず落選した(竹田は、その後、東京都第20区に再転出)。2014年には、国政転出のため2013年東京都議会議員選挙に立候補しなかった民主党の山下容子が立候補したが、井上にトリプルスコアの大差をつけられ惨敗した。
なお、井上は東京都内の選挙区で唯一新党改革が推薦を出した候補者であった。
公職選挙法改正により第50回衆議院議員総選挙から、東京都は25選挙区から5増の30選挙区に増える見通しだが、本選挙区の区割りに変わりはない。
小選挙区選出議員
[編集]選挙結果
[編集]時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日 最終投票率:52.86%(前回比:2.04%) (全国投票率:53.85%(2.08%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 55 | 自由民主党 | 前 | 110,488票 | 53.10% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
宮崎太朗 | 44 | 日本維新の会 | 新 | 41,080票 | 19.74% | 37.18% | ○ | ||
依田花蓮 | 52 | れいわ新選組 | 新 | 29,179票 | 14.02% | 26.41% | ○ | ||
池田公三 | 75 | 日本共産党 | 新 | 27,323票 | 13.13% | 24.73% |
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:41万3266人 最終投票率:54.90%(前回比:2.17%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 52 | 自由民主党 | 前 | 131,430票 | 59.36% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
島田幸成 | 53 | 立憲民主党 | 新 | 89,991票 | 40.64% | 68.47% | ○ |
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:41万8348人 最終投票率:52.73%(前回比:0.18%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 井上信治 | 48 | 自由民主党 | 前 | 112,014票 | 51.81% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
山下容子 | 58 | 立憲民主党 | 新 | 44,884票 | 20.76% | 40.07% | ○ | ||
小沢鋭仁 | 63 | 希望の党 | 前 | 38,286票 | 17.71% | 34.18% | ○ | ||
井上宣 | 43 | 日本共産党 | 新 | 21,031票 | 9.73% | 18.78% |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:31万8877人 最終投票率:52.55%(前回比:7.38%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 45 | 自由民主党 | 前 | 100,081票 | 61.62% | ―― | 公明党・新党改革推薦 | ○ |
山下容子 | 56 | 民主党 | 新 | 32,687票 | 20.13% | 32.66% | 維新の党東京都総支部推薦 | ○ | |
井上宣 | 40 | 日本共産党 | 新 | 29,650票 | 18.26% | 29.63% |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:31万9662人 最終投票率:59.93%(前回比:5.93%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 43 | 自由民主党 | 前 | 100,523票 | 54.35% | ―― | 公明党・新党改革推薦 | ○ |
竹田光明 | 57 | 民主党 | 前 | 28,751票 | 15.55% | 28.60% | 国民新党推薦 | ○ | |
松本鉄平 | 34 | 日本維新の会 | 新 | 27,258票 | 14.74% | 27.12% | ○ | ||
井上宣 | 38 | 日本共産党 | 新 | 17,720票 | 9.58% | 17.63% | |||
真砂太郎 | 56 | 日本未来の党 | 新 | 10,689票 | 5.78% | 10.63% | 新党大地推薦 | ○ |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:31万9057人 最終投票率:65.24%(前回比:0.81%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 39 | 自由民主党 | 前 | 106,201票 | 52.53% | ―― | ○ | |
真砂太郎 | 53 | 国民新党 | 新 | 48,373票 | 23.93% | 45.55% | ○ | ||
鈴木治 | 52 | 日本共産党 | 新 | 21,044票 | 10.41% | 19.82% | |||
鈴木泰 | 49 | 無所属 | 新 | 19,874票 | 9.83% | 18.71% | × | ||
小鮒将人 | 41 | 幸福実現党 | 新 | 6,673票 | 3.30% | 6.28% |
- 鈴木泰は第42・第43回は民主党から静岡3区、第44回は国民新党から新潟3区に立候補し、いずれも落選。東京25区では第41回以来の再挑戦だったが、あたかも今回も民主党公認であるかのように表現した選挙ポスターなどを使用したとして選挙期間中に警告を受けている。
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:31万6984人 最終投票率:64.43%(前回比:7.18%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 35 | 自由民主党 | 前 | 113,800票 | 56.97% | ―― | ○ | |
島田久 | 70 | 民主党 | 前 | 66,008票 | 33.04% | 58.00% | ○ | ||
鈴木拓也 | 35 | 日本共産党 | 新 | 19,954票 | 9.99% | 17.53% |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:31万5478人 最終投票率:57.25%(前回比:3.33%) (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 井上信治 | 34 | 自由民主党 | 新 | 80,443票 | 46.28% | ―― | ○ | |
比当 | 島田久 | 68 | 民主党 | 新 | 71,151票 | 40.93% | 88.45% | ○ | |
鈴木拓也 | 33 | 日本共産党 | 新 | 15,381票 | 8.85% | 19.12% | |||
池田正二 | 53 | 無所属 | 新 | 6,858票 | 3.95% | 8.53% | × |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日
当日有権者数:31万320人 最終投票率:60.58%(前回比:0.38%) (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 石川要三 | 74 | 自由民主党 | 前 | 88,007票 | 48.90% | ―― | ○ | |
島田久 | 65 | 民主党 | 新 | 62,352票 | 34.64% | 70.85% | ○ | ||
鈴木拓也 | 30 | 日本共産党 | 新 | 25,325票 | 14.07% | 28.78% | |||
岡村光芳 | 53 | 自由連合 | 新 | 4,299票 | 2.39% | 4.88% |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 最終投票率:60.20% (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
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当 | 石川要三 | 71 | 自由民主党 | 元 | 72,180票 | 40.98% | ―― | ○ | |
臼井孝 | 55 | 新進党 | 新 | 62,028票 | 35.22% | 85.94% | |||
吉永洋司 | 70 | 日本共産党 | 新 | 22,312票 | 12.67% | 30.91% | |||
鈴木泰 | 36 | 民主党 | 新 | 19,611票 | 11.13% | 27.17% | ○ |
脚注
[編集]- ^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第193回国会 制定法律の一覧 >衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律 法律第五十八号(平二九・六・一六)”. 衆議院 (2017年6月16日). 2021年10月1日閲覧。住居表示などにより変更する可能性がある。
- ^ “東京都”. 総務省. 2023年1月9日閲覧。
- ^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第154回国会 制定法律の一覧 >公職選挙法の一部を改正する法律 法律第九十五号(平一四・七・三一)”. 衆議院 (2002年7月31日). 2021年10月1日閲覧。地名は2002年(平成14年)当時のものである。
- ^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第131回国会 制定法律の一覧 >法律第百四号(平六・一一・二五)”. 衆議院 (1994年11月25日). 2021年10月1日閲覧。地名は1994年(平成6年)当時のものである。