笠岡駅
笠岡駅 | |
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駅舎(2019年2月) | |
かさおか Kasaoka | |
◄JR-W10 里庄 (4.7 km) (7.1 km) 大門 JR-W12► | |
所在地 | 岡山県笠岡市笠岡2493 |
駅番号 | JR-W11 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 187.1 km(神戸起点) |
電報略号 | カサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- | 2,654人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)7月14日[1] |
備考 | 直営駅[2] みどりの券売機プラス設置駅 |
笠岡駅(かさおかえき)は、岡山県笠岡市笠岡にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。駅番号はJR-W11。
山陽本線では岡山県最西端である。
歴史
[編集]- 1891年(明治24年)
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化[1]、官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、山陽本線所属となる。
- 1913年(大正2年)11月17日:井笠鉄道本線開通に伴い、同線の駅が開設(山陽本線現1番のりば対側・4番のりば)。
- 1971年(昭和46年)4月1日:井笠鉄道本線廃止、同線の駅が廃駅となる。
- 1983年(昭和58年)12月25日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:(新聞紙を除く)荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2005年(平成17年)3月1日:構内にエレベーターおよび多機能トイレを設置[3]。
- 2007年(平成19年)9月1日:ICカード「ICOCA」が利用可能となる。
- 2016年(平成28年):CTC化に伴い、改札口とホームに新設されたLED式発車標使用開始[4]。
- 2020年(令和2年)9月:駅ナンバリング導入、使用開始[5][6]。
- 2022年(令和4年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。駅舎は単式1番のりば側にあり、島式2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。跨線橋にはエレベーターが設置されている。北口(正面)はあるがその他の出入口はない。 駅南側へ出るには、北口を出てすぐ(右手側)の通りを進んだ先にある地下道を通ると、南側に出られる。
直営駅[2]。ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 上り | 新倉敷・岡山方面[9] | |
2・3 | 下り | 福山・尾道方面[9] | 広島方面は糸崎で乗り換え |
- 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばで、2番のりばは上下共用待避線(中線)である。
駅構内の施設
[編集]利用状況
[編集]乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 4,237 |
2000 | 4,010 |
2001 | 3,906 |
2002 | 3,769 |
2003 | 3,773 |
2004 | 3,780 |
2005 | 3,846 |
2006 | 3,834 |
2007 | 3,832 |
2008 | 3,835 |
2009 | 3,661 |
2010 | 3,690 |
2011 | 3,700 |
2012 | 3,697 |
2013 | 3,749 |
2014 | 3,623 |
2015 | 3,618 |
2016 | 3,692 |
2017 | 3,633 |
2018 | 3,568 |
2019 | 3,376 |
2020 | 2,735 |
2021 | 2,654 |
駅周辺
[編集]北側(正面口)
[編集]- 笠岡市役所
- 笠岡駅前郵便局
- トマト銀行笠岡支店
- 中国銀行笠岡駅前支店
- 笠岡放送 笠岡駅前サテライトスタジオ
- キムラヤ笠岡駅前店
- 笠岡警察署笠岡駅前交番
- オンリーワン笠岡駅前店(スーパーマーケット)
- 駅前バス乗り場(井笠バスカンパニー)、タクシー乗り場
- 岡山県道34号笠岡井原線
南側
[編集]バス路線
[編集]北側(正面口)より、井笠バスカンパニー路線が発着する。
のりば | 路線番号[11]・路線名 | 行先・方面等 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ■ 西廻り(右回り)今井循環線 | 今井小学校前方面 | 平日のみ運行 |
■ 東廻り(左回り)今井循環線 | 今井小学校前方面 | 平日のみ運行 | |
■ 笠岡矢掛線 | 矢掛(小林) | ||
■ 大井ハイランド経由尾坂線 | 尾坂上 | 平日のみ運行 | |
2 | ■ 笠岡井原線 | 井原市民病院 | |
3 | ■ 2-4 笠岡福山線 | 福山駅前 | 平日のみ運行 |
■ 笠岡広東線 | 広東 | ||
■ 右回り城見循環線 | 城見台団地方面 | ||
■ 左回り城見循環線 | 城見台団地方面 | ||
■ 笠岡矢掛線・笠岡井原線 | 笠岡市民病院 | 平日のみ運行 | |
4 | ■ 大島線 | 乗時 | 平日のみ運行 |
■ 右回り(外浦)神島循環線 | 神島外浦方面 | ||
■ 左回り(見崎)神島循環線 | 見崎方面 | ||
■ 美の浜線 | 美の浜バスターミナル | ||
■ 美の浜線 | 道の駅笠岡ベイファーム | 季節運行 | |
■ 大島中デマンドタクシー | 松尾 | 予約制乗合タクシー 火曜・木曜・土曜のみ運行(祝日は運休) | |
■ 尾坂デマンドタクシー | 尾坂上 | 予約制乗合タクシー 月曜・金曜のみ運行(祝日は運休) |
その他
[編集]- ホーム上屋の支柱の一部に、双頭レールが用いられている。また、以前は軽便鉄道の井笠鉄道が井原市まで伸びており、1番線北側にあるホームを使用していたが1971年(昭和46年)に廃止された。
- 当駅 - 大門駅間(7.1km)の笠岡市吉浜付近に駅新設構想がある[12]。
- 2009年(平成21年)3月ダイヤ改正までは当駅で快速「サンライナー」が普通列車と緩急接続を行っていたため、「サンライナー」利用の上で尾道・三原方面へ向かうには、ホーム移動を伴う福山駅で乗換えるよりも、同一平面上で接続する当駅で乗換えた方が便利であった(「サンライナー」の大半が岡山方面行きホーム(6番乗り場)に直接入線して折返すため)。一時前述の通り当駅での緩急接続が消滅し、一部列車が終点福山駅で緩急接続を行う形となったため、同駅にてホーム移動を伴う乗換が強いられる形となっていた。その後、2017年(平成29年)3月ダイヤ改正で一部の「サンライナー」と普通列車の緩急接続が復活したが、2022年(令和4年)3月ダイヤ改正で「サンライナー」自体が廃止された。
隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 東近江市鳴谷でも数分の徒歩が必要。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、224頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “JR西労組岡山地本ニュース”. JR西労組岡山地本. 2021年12月25日閲覧。
- ^ 「バリアフリー化工事進む エレベーター 多機能トイレ 来月1日使用開始 JR笠岡駅」『山陽新聞』山陽新聞社、2005年2月27日、朝刊、36面。
- ^ 『山陽線運行管理システムの使用開始について』(プレスリリース)2016年3月24日 。2021年12月25日閲覧。
- ^ 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。
- ^ “岡山支社2022年度秋施策を提案” (PDF). 国鉄労働組合岡山地方本部 (2022年7月9日). 2022年7月13日閲覧。
- ^ a b “笠岡駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月16日閲覧。
- ^ a b “笠岡駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月11日閲覧。
- ^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
- ^ “路線番号導入のおしらせ(福山地区)” (PDF). 鞆鉄道 (2017年4月5日). 2018年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月14日閲覧。
- ^ 笠岡市 都市計画マスタープラン 第4編第2節 Page75 (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 笠岡駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道