1922年ウィンブルドン選手権
1922年 ウィンブルドン選手権(1922ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1922)に関する記事。イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。
大会の流れ
[編集]- 1921年まで行われてきた「チャレンジ・ラウンド」(挑戦者決定戦)と「オールカマーズ・ファイナル」方式が、この1922年にすべて廃止された。これまでは自動的に「オールカマーズ・ファイナル」に出場できた大会前年度優勝者も、1回戦からトーナメントに出場する。本年度から抽選の方式も大幅に変更され、男子シングルス128名・女子シングルス64名が出場を認められた。1926年までの抽選表は、シード選手の公式な順位を残していない。
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
- ランドルフ・ライセット vs. パーシバル・デーブソン 2-6, 6-1, 6-4, 8-6
- ブライアン・ギルバート vs. セオドア・マブロゴーダト 6-4, 3-6, 6-3, 3-6, 6-2
- ジェームズ・アンダーソン vs. パット・オハラウッド 6-3, 6-3, 2-6, 2-6, 6-4
- ジェラルド・パターソン vs. セシル・キャンベル 7-9, 6-3, 6-2, 6-1
準決勝
- ランドルフ・ライセット vs. ブライアン・ギルバート 8-6, 9-7, 6-3
- ジェラルド・パターソン vs. ジェームズ・アンダーソン 6-1, 3-6, 7-9, 6-1, 6-3
女子シングルス
[編集]準々決勝
- スザンヌ・ランラン vs. エリザベス・ライアン 6-1, 8-6
- アイリーン・ピーコック vs. ペギー・ドランスフィールド 6-2, 6-2
- ジェラルディン・ビーミッシュ vs. I・F・L・エリオット 8-6, 6-1
- モーラ・マロリー vs. オーリア・エッジングトン 6-2, 6-4
準決勝
- スザンヌ・ランラン vs. アイリーン・ピーコック 6-4, 6-1
- モーラ・マロリー vs. ジェラルディン・ビーミッシュ 6-2, 6-2
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス
- ジェラルド・パターソン vs. ランドルフ・ライセット 6-3, 6-4, 6-2
- 女子シングルス
- 男子ダブルス
- ジェームズ・アンダーソン& ランドルフ・ライセット vs. パット・オハラウッド& ジェラルド・パターソン 3-6, 7-9, 6-4, 6-3, 11-9
- 女子ダブルス
- スザンヌ・ランラン& エリザベス・ライアン vs. キティ・マッケイン& マーガレット・マッケイン・ストックス 6-0, 6-4
- 混合ダブルス
- パット・オハラウッド& スザンヌ・ランラン vs. ランドルフ・ライセット& エリザベス・ライアン 6-4, 6-3
外部リンク
[編集]参考文献
[編集]- Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 [大会経過、選手国籍]
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 [大会経過、選手フルネーム]
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