1989年ウィンブルドン選手権
1989年 ウィンブルドン選手権(1989ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1989)は、イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて、1989年6月26日から7月9日にかけて開催された。
シード選手
[編集]男子シングルス
[編集]- イワン・レンドル (ベスト4)
- ステファン・エドベリ (準優勝)
- ボリス・ベッカー (優勝、3年ぶり3度目)
- マッツ・ビランデル (ベスト8)
- ジョン・マッケンロー (ベスト4)
- ヤコブ・ラセク (1回戦)
- ミロスラフ・メチージュ (3回戦)
- ティム・メイヨット (ベスト8)
- マイケル・チャン (4回戦)
- ジミー・コナーズ (2回戦)
- ブラッド・ギルバート (1回戦)
- ケビン・カレン (3回戦)
- アーロン・クリックステイン (4回戦)
- アンドレイ・チェスノコフ (1回戦)
- ミカエル・ペルンフォルス (2回戦)
- アモス・マンスドルフ (4回戦)
女子シングルス
[編集]- シュテフィ・グラフ (優勝、大会2連覇)
- マルチナ・ナブラチロワ (準優勝)
- ガブリエラ・サバティーニ (2回戦)
- クリス・エバート (ベスト4)
- ジーナ・ガリソン (2回戦)
- ヘレナ・スコバ (4回戦)
- アランチャ・サンチェス (ベスト8)
- パム・シュライバー (3回戦)
- ナタリア・ズベレワ (3回戦)
- ヤナ・ノボトナ (4回戦)
- モニカ・セレシュ (4回戦)
- メアリー・ジョー・フェルナンデス (4回戦)
- ヘレン・ケレシ (1回戦)
- ハナ・マンドリコワ (4回戦)
- ロリ・マクニール (4回戦)
- スーザン・スローン (2回戦)
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
- イワン・レンドル vs. ダン・ゴールディー 7-6, 7-6, 6-0
- ボリス・ベッカー vs. ポール・チェンバリン 6-1, 6-2, 6-0
- ジョン・マッケンロー vs. マッツ・ビランデル 7-6, 3-6, 6-3, 6-4
- ステファン・エドベリ vs. ティム・メイヨット 7-6, 7-6, 6-3
準決勝
- ボリス・ベッカー vs. イワン・レンドル 7-5, 6-7, 2-6, 6-4, 6-3
- ステファン・エドベリ vs. ジョン・マッケンロー 7-5, 7-6, 7-6
女子シングルス
[編集]準々決勝
- シュテフィ・グラフ vs. アランチャ・サンチェス 7-5, 6-1
- クリス・エバート vs. ローラ・ゴラルサ 6-3, 2-6, 7-5
- カタリナ・リンドクイスト vs. ロザリン・フェアバンク 7-5, 7-5
- マルチナ・ナブラチロワ vs. グレッチェン・メジャーズ 6-1, 6-2
準決勝
- シュテフィ・グラフ vs. クリス・エバート 6-2, 6-1
- マルチナ・ナブラチロワ vs. カタリナ・リンドクイスト 7-6, 6-2
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス
- ボリス・ベッカー vs. ステファン・エドベリ 6-0, 7-6, 6-4
- 女子シングルス
- シュテフィ・グラフ vs. マルチナ・ナブラチロワ 6-2, 6-7, 6-1
- 男子ダブルス
- ジョン・フィッツジェラルド& アンダース・ヤリード vs. リック・リーチ& ジム・ピュー 3-6, 7-6, 6-4, 7-6
- 女子ダブルス
- ヘレナ・スコバ& ヤナ・ノボトナ vs. ナタリア・ズベレワ& ラリサ・サブチェンコ 6-1, 6-2
- 混合ダブルス
- ジム・ピュー& ヤナ・ノボトナ vs. マーク・クラッツマン& ジェニー・バーン 6-4, 5-7, 6-4
みどころ
[編集]- ウィンブルドンで過去3度優勝経験のあるクリス・エバートが、この大会を最後のウィンブルドン出場にすると発表。エバートは1972年から18年連続でウィンブルドンに出場し、3回戦敗退に終わった1983年以外はすべてベスト4以上に勝ち上がってきた。優勝は1974年・1976年・1981年の3度ある。最後の試合では、準決勝で第1シードのシュテフィ・グラフに 2-6, 1-6 で敗れた。
- 男子シングルス優勝者のボリス・ベッカーが、ウィンブルドンで3年ぶり3度目の優勝を達成。女子シングルスに2連覇したシュテフィ・グラフと合わせて“西ドイツ・アベック優勝”と呼ばれた。
外部リンク
[編集]先代 1989年全仏オープンテニス | テニス4大大会 1989年 | 次代 1989年全米オープンテニス |
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