1967年のテレビ (日本)
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1967年のテレビ(1967ねんのテレビ)では、1967年(昭和42年)の日本におけるテレビジョン放送全般の動向についてまとめる。
主なできごと
[編集]- 民放UHF新局に予備免許交付開始
民放UHF新局にこの年初めて予備免許が交付された。これにより、地方の多くの県で民放テレビが1局しか視れなかったのが、翌1968年から2局に増えるようになる。(「#予備免許」の項も参照)
- 全面カラー化に向け、カラー番組が増加し始めた年
この年は先ず、NET及びその系列局(毎日放送、九州朝日放送)が、漸くカラー放送を開始。又、前年のTBSに続き、フジテレビ、中部日本放送(現:CBCテレビ、TBS系)、関西テレビ(フジ系)、朝日放送(当時TBS系)が、スタジオカラーカメラを使ったカラー番組の制作・放送を開始。更に、今までカラーテレビ中継車を使った番組制作はNHKと日本テレビ、読売テレビだけだったのがこの年からTBS、フジテレビ、関西テレビで開始され、特にTBSは、ボクシングの世界タイトルマッチを中心としてカラー中継番組が一気に増加、フジテレビと関西テレビは、この年の終わり頃から競馬中継のカラー制作を開始した(NHKでは前年からカラー化)。
NHKでもカラー番組の増加に伴い、この年、全トランジスター化の最新型スタジオカラーカメラを導入、8月に稼働を開始している。同カメラは、NHKが今まで使用していた真空管式のそれらに比べ、色彩感・解像度・S/N比等画質を改善し、安定度を向上させ、従来のモノクロスタジオカメラ並に小型・軽量化させたことから、このカメラはその後NHKにて数多く導入され、NHKテレビの全面カラー化への大きな礎の1つとなった。
放送用2インチVTRでも、1964年に発表された、従来(ローバンド)より高画質録画・再生ができる新規格のハイバンドVTRが、前年のNHK、TBSに続き、この年数多くのテレビ局で導入を開始、カラー録画・編集に於いて性能と実用性の高さも、カラー放送の増加に貢献した(「2インチVTR」の項を参照)。
尚、この年からは、1971年にほとんど全部の番組がカラー化されるまで、毎年のようにカラー番組の増加が目立っていく様になる。全体的な傾向から見ると、先ずは、ゴールデンタイムやスポーツ中継、海外のフィルム制作番組を中心に、カラー化が進んでいる。又、全面カラー化される以前は、普段はモノクロ放送の番組でも、一部の回のみカラー放送となるケースもあった。更に民放では、カラーテレビを製造・販売している会社がスポンサーになっている番組が、いち早くカラー化されるケースが多かった。この年の一社提供番組でも、TBS『東芝日曜劇場』が一部の回にてカラー制作を開始、フジテレビ『ズバリ!当てましょう』(松下電器提供)が毎回カラー放送となっている。複数社提供番組でも、関西テレビの特撮ドラマ『仮面の忍者 赤影』のスポンサーの一社に同製造・販売会社があり、その会社の存在が番組をカラー制作にする決め手となった経緯がある(「仮面の忍者 赤影#企画経緯」の項を参照)。
番組関係のできごと
[編集]- 1月
- 1日 - NHK大河ドラマ『三姉妹』放送開始( - 12月24日)[1][2]。
- 2日 - TBS系で正月演芸番組『初笑いうるとら寄席』を放送開始。当初は『初笑いウルトラ寄席』というタイトルで1月2日に放送、1972年から1月1日放送に変更しタイトルも改題、1978年より元の1月2日放送に戻り、1984年まで継続した。
- 3日
- 8日 - NET(現・テレビ朝日)系で『象印スターものまね大合戦』(象印マホービン一社提供)放送開始。玉置宏の司会で、1977年7月17日まで続く人気番組となる[5]。
- 15日 - TBS系「東芝日曜劇場10周年記念カラー放送『女と味噌汁 その6』(1965年から始まった連続シリーズ)が、局初のスタジオカラーテレビドラマ(カラーVTR使用)として制作・放送。[6][7]
- 2月
- 11日 - フジテレビが、自社制作において初のスタジオカラーカメラ(&カラーVTR使用)による番組を放送。第1弾はクイズ番組『ズバリ!当てましょう』で、同番組カラー放送第1回にちなんで、『カラーで当てましょう』という題が付けられた。[8][9]
- 3月
- 1日 - この日、フジテレビの開局8周年記念の1つとして、この日の同系列の朝のワイド番組『小川宏ショー』が特別にカラーで生放送。これが、同局制作に於いて初のカラー生放送となった。この日は、1967年のパリのニューモードのファッションショーや、絵による子供の性格や知能テストの紹介等が放送された。[10]
- 3日
- NHK総合、この日開催の『第8回NHK杯ジャンプ大会』に於いて、スキージャンプ競技に於いて初のカラー中継を行う。又、北海道からの全国カラー中継もこれが初めてであった。[11][12]
- フジテレビ系で開局8周年記念番組として、当時のフジテレビ系番組出演者による『世紀のバラエティ』をカラーで放送[13][14]。期首特番『オールスター春秋の祭典スペシャル』(1978年春 - 1982年秋)の母体となる。
- 27日 - NHK総合で、1956年4月14日から放送されていたクイズ番組『私の秘密』(当時はクイズコンプレックス枠『クイズアワー』内で放送)が、この日の放送をもって10年の幕を下ろす。なお『クイズアワー』もこの日の放送をもって廃枠になったため、残った『ジェスチャー』は4月よりバラエティコンプレックス枠『ファミリーショー』に内包され、1968年3月25日まで継続。
- 4月
- 2日 - フジテレビ系でタツノコプロ制作のカラーテレビアニメ『マッハGoGoGo』放送開始( - 1968年3月31日)。
- 3日
- 5日 - 関西テレビ・フジテレビ系で、東映制作によるカラー特撮ドラマ『仮面の忍者 赤影』(横山光輝原作)が放送開始。日本初のカラー製作によるテレビ時代劇となった( - 1968年3月28日)。
- 8日 - NHKの園芸番組『趣味の園芸』放送開始(2022年現在も継続)[15][20]。
- 9日 - TBS系「タケダアワー」のカラー特撮ドラマ『ウルトラマン』(円谷プロダクション制作)がこの日最終回(第39話)。ウルトラ兄弟の長兄・ゾフィー(CV:浦野光)が初登場。
- 10日 - 東京12チャンネル(現・テレビ東京)、この日から平日18:45に海外アニメ再放送枠『マンガのくに』を開始、当初は15分枠だったが、1977年4月から30分枠に拡大、1980年3月限りで一旦休止、同年10月から国産アニメ再放送枠に変更し再スタート、1989年9月28日まで22年続く人気番組となった。
- 16日 - NETで放送していた医療情報番組『話題の医学』(NET:1960年6月 - 1967年3月31日)が放送局を東京12チャンネルへ移籍しこの日放送開始、50年近く続く長寿番組となる( - 2016年12月25日)。
- 26日 - TBSが初代6号中継車(カラー仕様)を導入(カメラには、前年Gスタで導入されたフィリップス社製(型番:PC-60)のカラーカメラを4台使用。)。導入日当日にこの中継車を使い、自系列で、川崎球場からのプロ野球ナイター中継「大洋 対 巨人」をカラーで放送。これを機に、自社でのカラー中継車を使った番組制作を、本格的に始める。[6][21][22]
- 30日 - TBS、前述の初代6号中継車の導入を受け、プロボクシング中継のカラー放送を本格的に開始。この日は自系列にて、世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ「サンドロ・ロポポロ 対 藤猛」の試合を、蔵前国技館からカラーで中継[7][23]。関東地区にて39.9%の視聴率を記録(ビデオリサーチ調べ)[4]。
- 6月
- 15日 - TBS系、プロボクシング・世界ジュニアライト級タイトルマッチ「フラッシュ・エロルデ×沼田義明」を、蔵前国技館からカラーで中継[24]。関東地区にて48.5%の視聴率を記録(ビデオリサーチ調べ)[4]。
- 26日 - イギリス・英国放送協会(BBC)をキーステーションに、5大陸・14か国の放送局が参加した世界初の多元衛星中継番組『われらの世界』を放送。日本ではNHK総合テレビで3時55分から6時3分まで放送された[25][26]。
- 7月
- 3日 - TBS系「ブラザー劇場」でSFファンタジーホームドラマ『コメットさん』(九重佑三子主演)が放送開始(4ヶ月後の11月13日(第20回)放送分からカラー化、1968年12月30日終了)。1978年には大場久美子主演でリメイクされている。
- 4日 - フジテレビ系 プロボクシング・世界バンタム級タイトルマッチ「ファイティング原田×ベルナルド・カラバロ」を中継。関東地区にてこの年のボクシング中継としては最高の57.0%の視聴率を記録(ビデオリサーチ調べ。この年の総合視聴率でも第2位)[4]。
- 26日 - 中部日本放送(現・CBCテレビ)が、スタジオカラーカメラ使用によるカラー放送番組で、敷島製パン一社提供によるクイズ番組『天才クイズ』が放送開始(中京ローカル、 - 2004年9月25日)。
- 9月
- 2日 - NHK、第5次イタリア歌劇団公演が、この日から同月23日まで実施。この日の初日公演「ヴェルディ作曲 歌劇『ドン・カルロ』全曲」を、NHK総合のゴールデンタイムの時間帯にカラーで即日録画放送[27]。尚同歌劇団公演は、この年の公演から全てカラー収録による放送となる。[28]
- 24日 - TBS系「東芝日曜劇場」のカラー第2作『おたふく物語』(森光子主演)が、TBS初のカラー時代劇として放送。[29]
- 26日 - 読売テレビ・日本テレビ系で長谷川町子原作のホームコメディドラマ『意地悪ばあさん』(主演:青島幸男→古今亭志ん馬 (6代目)→高松しげお)放送開始( - 1969年9月25日)。1981年にはフジテレビ系で青島主演によりリメイクされた。
- 10月
- 1日
- 7日 - TBS系土曜19時30分枠で、ロート製薬一社提供・大橋巨泉主演のコメディドラマ『こりゃまた結構』放送開始( - 12月30日)[注 4]。以後、巨泉は同枠でロート製薬提供の『お笑い頭の体操』→『クイズダービー』の司会を務め、1990年3月に卒業するまで22年間にわたってTBSの土曜夜の顔として親しまれてきた。
- 12日 - 日本テレビ系で、スイスの「シュミットプロ」が開発した特殊テレビカメラを使う生放送公開射的ゲーム番組『みんなで当てよう ゴールデン・ショット』放送開始。だが海外の人気にもかかわらず日本では人気が出ず、1ヶ月後の11月23日より音楽番組を取り入れた『大爆発!ダイナマイトサウンズ』へ変更したが、それでも盛り返せず、通算2ヶ月で打ち切られた。
- 30日 - TBS系で報道特番『ハノイ -田英夫の証言-』をカラー放送。ベトナム戦争が激しくなる中、TBSは7月、日本のテレビとして北ベトナムに初めて取材班を送った。1ヶ月にわたり北ベトナムを見てきた田が自分の取材した結果をスタジオから伝える内容だったが、北ベトナムの表情を「微笑みを浮かべて戦っていた」と田が報告したことに論議を呼ぶ。11月7日、自民党がTBSの今道潤三社長(当時)に抗議した[注 5]。
- 31日 - 吉田茂元首相(10月20日没)の国葬が東京・日本武道館(千代田区北の丸)で催され、NHK・民放各局で特別番組を編成。NHK総合はカラーで、民放はモノクロで中継放送した[注 6][32][33]他、フジテレビではこの日の全番組をCMなしで放送した[34]。
- 財団法人・民間放送教育協会の初の制作番組として、文部省委託の消費者教育番組『かしこい消費者』を放送。
- 11月
- 4日 - フジテレビ系で、日本初の単発特別番組枠『テレビグランドスペシャル』放送開始( - 1968年3月、1970年4月 - 1972年9月)。記念すべき第1回は『オールスター紅白大運動会』。
- 12日 - 関西テレビで、この日の『競馬中継』(京都競馬場からの『第28回菊花賞』の中継)で、競馬での自社制作に於ける、初のカラー放送を実施。[35][36]
- 16日 - TBS系、プロボクシング・世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ「藤猛×ウイリー・クワルトーア」を、蔵前国技館からカラーで中継[37]。関東地区にて47.9%の視聴率を記録(ビデオリサーチ調べ)[4]。
- 26日 - TBS系「東芝日曜劇場」のカラー第3作『鳥が…』が放送[38]。芸術祭奨励賞を受賞する。
- 12月
- 14日
- 16日 - TBS系で『第9回日本レコード大賞』の模様を生中継。大賞はジャッキー吉川とブルーコメッツの「ブルー・シャトウ」。
- 17日 - TBS系(当時)・朝日放送が、この日放送の「『てなもんや三度笠』第294話「熱田の絵師」」にて、自社制作において初のスタジオカラーカメラ(カラーVTR使用)による番組を制作・放送。[注 8][40][41][42]
- 24日 - フジテレビ系、この日の『競馬中継』(中山競馬場からの『第12回有馬記念』の中継)で、前月の関西テレビに続き、フジテレビの自社制作において、競馬中継初のカラー中継を開始[43][44]。これを機に、フジテレビでの中山・東京の各競馬場からの中継では、毎週カラー放送となる。
- 30日 - NHK総合、年末にその1年間のニュースをダイジェストにして振り返る『ニュースハイライト』が、この年の『1967年ニュースハイライト』からカラー化。[45]
- 31日 - 『第18回NHK紅白歌合戦』放送(カラー)[45]。平均視聴率76.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[46]。
その他テレビに関する話題
[編集]- 2月20日 - NHK徳島放送局、UHF大電力放送の技術上の諸問題について実験、調査を行うため徳島教育テレビジョン実験局開局。日本初のUHF大電力局(第38チャンネル、映像出力最大30kW、空中線は双ループ16面3段、全方向、水平偏線)[47]。7月26日、電波技術審議会は実験結果のデータを総合して大電力のUHFの送受信とも技術的には可能、と答申。UHF親局免許を可能とした。翌年2月20日に本放送開始[48]。
- 2月 - 高知放送がカラー放送を開始。[49]
- 3月27日 - NETが、1週間後に正式なカラー放送を開始する前に、翌週にカラー化する番組予告のみに於いて同放送を行う。[注 9][50]
- 4月1日
- 4月3日 - NET、正式にカラー放送を開始(在京民放局では4局目)。[注 9][50][56]
- 4月10日 - 経営悪化のため前年から放送時間を5時間半に短縮していた東京12チャンネル(現・テレビ東京)が営業活動を再開、放送時間を9時間に拡大。番組は在京キー局やNHKから調達。翌日からはプロ野球ナイター中継を開始。6月5日には11時間40分、10月2日には15時間となる[55]。
- 6月10日 - 任意団体・民間放送教育協議会(当時、NETの学校放送をネットする13社が加盟。1961年6月21日設立)が、文部省(現・文部科学省)の認可により、財団法人・民間放送教育協会(民教協。現在は公益財団法人)として再発足(事務局はNET内に置く。加盟32社に)。[注 11]
- 8月1日 - NHK、カラー番組の増加に伴い、全トランジスター化の最新型スタジオカラーカメラの初運用を、先ず放送センターのT-605スタジオにてこの日から開始。最新型のそれは、今までの真空管式のそれらに比べ、色彩感・解像度・S/N比等画質を改善し、安定度を向上させた。[58]
- 9月13日 - 琉球立法院、沖縄放送協会設立法案を与党単独で可決。23日、初代会長に琉球放送常務川平朝清の任命を決定。10月2日、沖縄の公共放送として正式発足。12月22日に宮古、12月23日に八重山で放送開始。[59][60] [注 12]
- 10月1日 - 山口放送がカラー放送を開始。東京12チャンネルと沖縄2社(沖縄テレビ放送・琉球放送)を除く民放全社でカラー放送実施[30]。
- 11月1日 - 郵政省、テレビ1640局に再免許、UHF新局15社16局に予備免許。
- 11月14日 - 郵政省、東京12チャンネルに従来認めなかった娯楽番組を認める(全体の20%)[34]。
商号変更
[編集]既成局のカラー放送開始
[編集]- 2月(期日不明) - 高知放送テレビ[49]
- 4月1日
- 4月3日 - 日本教育テレビ(NETテレビ)(日付は放送局の公式記録による)[注 9][50][56]
- 10月1日 - 山口放送テレビ(沖縄を除き、既成の地方民放局では最後のカラー放送開始)[30]
予備免許
[編集]当時の郵政省による「テレビジョン放送用周波数の割り当て計画」の大幅修正により、UHFのうち、従来中継局のみ使用している第45チャンネルから第62チャンネルに加え、親局用として第33チャンネルから第44チャンネルの使用が新たに開放された(10月13日)。これによりUHF第1次チャンネルプランで新規UHF局の予備免許が下りる。なおこの時のテレビ単営民放については、“JO*H”のパターンで揃えられた。
予備免許が下りた日及び主な局は、以下の通り[61][62]。同一市区町村内で移転した場合は現所在地の記述を略す。
放送対象地域 | 呼出符号 | 交付時社名 | 本社所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|
北海道 | JOHH-TV | 北海道テレビ放送株式会社 | 札幌市豊平区 | 現所在地:同市中央区 |
長野県 | JOLH-TV | 株式会社長野放送 | 長野市 | |
新潟県 | JONH-TV | 株式会社新潟総合テレビ | 新潟市(中央区)[注 13] | 現社名:株式会社NST新潟総合テレビ |
富山県 | JOTH-TV | 富山テレビ放送株式会社 | 富山市 | |
石川県 | JOIH-TV | 石川テレビ放送株式会社 | 金沢市 | |
静岡県 | JOQH-TV | 株式会社静岡ユー・エッチ・エフテレビ | 静岡市(駿河区) | 現社名:株式会社テレビ静岡 |
JORH-TV | 同上、浜松局に対する交付 | |||
中京広域圏 | JOCH-TV | 中京ユー・エッチ・エフ・テレビ放送株式会社 | 愛知県名古屋市昭和区 | 現社名:中京テレビ放送株式会社。 現所在地:同市中村区 |
岐阜県 | JOZF-TV | 株式会社ラジオ岐阜 | 岐阜市 | 現社名:株式会社岐阜放送 |
三重県 | JOMH-TV | 三重電波放送株式会社 | 津市 | 現社名:三重テレビ放送株式会社 |
京都府 | JOBR-TV | 株式会社近畿放送 | 京都市中京区 | 現社名:株式会社京都放送。 現所在地:同市上京区 |
兵庫県 | JOUH-TV | 兵庫テレビ放送株式会社 | 神戸市長田区 | 現社名:株式会社サンテレビジョン。 現所在地:同市中央区 |
岡山県[注 14] | JOOH-TV | 岡山放送株式会社 | 岡山市(北区) | |
香川県[注 14] | JOVH-TV | 株式会社新日本放送[注 15] | 高松市 | 現社名:株式会社瀬戸内海放送 |
佐賀県 | JOSH-TV | 佐賀放送株式会社 | 佐賀市 | 現社名:株式会社サガテレビ |
鹿児島県 | JOKH-TV | 鹿児島テレビ放送株式会社 | 鹿児島市 |
放送対象地域 | 呼出符号 | 業態 | 交付時社名 | 本社等所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
徳島県 | JOXB-TV | NHK | 徳島教育テレビジョン | 徳島市 | 実験局を減力して実用化 |
香川県 | JOHP-TV | NHK | 高松(総合)テレビジョン | 高松市 | |
JOHD-TV | 高松教育テレビジョン | ||||
佐賀県 | JOSP-TV | NHK | 佐賀(総合)テレビジョン | 佐賀市 | |
JOSD-TV | 佐賀教育テレビジョン | ||||
長崎県 | JOWH-TV | 民放 | 株式会社テレビ長崎 | 長崎市 | |
熊本県 | JOZH-TV | 民放 | 熊本中央テレビ株式会社 | 仮事務所:熊本市(中央区)[注 16] | 現社名:株式会社テレビ熊本 |
視聴率
[編集]- 第18回NHK紅白歌合戦(NHK総合、12月31日)76.7%
- プロボクシング・世界バンタム級タイトルマッチ「ファイティング原田×ベルナルド・カラバロ」(フジテレビ、7月4日)57.0%
- 連続テレビ小説 おはなはん(NHK総合、1月19日)55.7%
- プロボクシング・世界バンタム級タイトルマッチ「ファイティング原田×ジョー・メデル」(フジテレビ、1月3日)53.9%
- 連続テレビ小説 旅路(NHK総合、10月7日)52.9%
- ゆく年くる年(NHK総合、12月31日)49.0%
- プロボクシング・世界ジュニアライト級タイトルマッチ「フラッシュ・エロルデ×沼田義明」(TBS、6月15日)48.5%
- プロボクシング・世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ「藤猛×ウイリー・クワルトーア」(TBS、11月16日)47.9%
- ニュース(台風22号関連)(NHK総合、9月13日 7:00-7:20)44.4%
-
- 即日開票をかえりみて(第31回衆議院議員総選挙)(NHK総合、1月30日)43.5%
- カメラリポート(NHK総合、9月13日)43.5%
- スタジオ102(NHK総合、9月13日)43.2%
- ウルトラマン(TBS、3月26日)42.8%
- プロボクシング・世界ジュニアライト級タイトルマッチ「沼田義明×小林弘」(TBS、12月14日)41.9%
- ザ・ガードマン(TBS、9月22日)40.5%
- てなもんや三度笠(TBS、1月1日)40.4%
- プロボクシング・世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ「藤猛×サンドロ・ロボポロ」(TBS、4月30日)39.9%
- 即日開票当選者当確者写真紹介(第31回衆議院議員総選挙)(NHK総合、1月30日 7:20-8:00)39.0%
- メキシコ国際スポーツ大会フラッシュ(NHK総合、10月28日 8:05-8:13)38.1%
-
- 新春スターかくし芸大会(フジテレビ、1月1日)37.5%
- ひょっこりひょうたん島(NHK総合、10月23日)37.5%
テレビ番組
[編集]テレビドラマ
[編集]- NHK
- 日本テレビ系
- TBS系
- 太陽のあいつ(カラー)[63]
- 三木のり平のおお!ポン人(主演:三木のり平)
- 青島幸男のおお!ながら君(主演:青島幸男)
- レモンのような女(主演:岸恵子)
- 愛妻くんこんばんは(出演:長門勇 他)
- ちょっとまってパパ(主演:江利チエミ)
- フジテレビ系
- おーい!わが家(主演:八代目松本幸四郎)
- 青春(主演:関口宏)
- 眠狂四郎
- 市子と令子(第1シリーズ)(主演:梓みちよ、十朱幸代)
- なかよし(出演:倍賞千恵子、栗原小巻、佐藤オリエ、山本圭 他)
- スパイ大作戦(カラー) - 海外作品
- うどん(関西テレビ) - 最終回視聴率49.3%(関西地区)を記録。
- NETテレビ系
- 俺は用心棒
- 白い巨塔(主演:佐藤慶)
- すてきなアン - 海外作品[注 17][64]
- 鞍馬天狗(毎日放送)
- ターザン(カラー) - 海外作品[65]
- キャット(カラー)(毎日放送) - 海外作品[65][66]
子供向けドラマ
[編集]- NHK
- 日本テレビ系
- 意地悪ばあさん (テレビドラマ)(主演:青島幸男)(よみうりテレビ)
- TBS系
- 窓からコンチワ(出演:大橋巨泉 他)
- こりゃまた結構(出演:大橋巨泉 他)
- チャコねえちゃん(主演:四方晴美、宮脇康之)
- 負けたらあかんぞ!(朝日放送)(主演:大村崑)
- ドタンチ親子(朝日放送)(主演:長門勇、白木みのる)
- フジテレビ系
- NETテレビ系
テレビアニメ
[編集]- 悟空の大冒険(カラー)(フジテレビ)
- 黄金バット(カラー)(よみうりテレビ)[67]
- かみなり坊やピッカリ・ビー(毎日放送)
- パーマン(TBS)
- マッハGoGoGo(カラー)(フジテレビ)
- リボンの騎士(カラー)(フジテレビ)
- 冒険ガボテン島(TBS)
- ピュンピュン丸(NETテレビ)第1期
- ドンキッコ(フジテレビ)
- 冒険少年シャダー(日本テレビ)(カラー)
- ちびっこ怪獣ヤダモン(フジテレビ)
- スカイヤーズ5(TBS)
- おらぁグズラだど(フジテレビ)
- 宇宙怪人ゴースト(カラー)(NETテレビ) - 海外作品[65]
- キングコング(カラー)(NETテレビ) - ビデオクラフト社と東映動画による日米合作[65]
- 001/7親指トム(NETテレビ)- ビデオクラフト社と東映動画による日米合作
- スーパースリー(NETテレビ) - 海外作品
- 日曜まんが劇場(日本テレビ) - 劇場アニメ分割放送枠
特撮番組
[編集]- キャプテンウルトラ(カラー)(TBS)
- 仮面の忍者 赤影(カラー)(関西テレビ)
- 神州天馬侠(朝日放送)
- 主演:黒田賢
- コメットさん(11月13日放送回(第20話)からはカラー)(TBS)
- 主演:九重佑三子
- 光速エスパー(日本テレビ)
- 出演:三ツ木清隆 他
- 忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ(NETテレビ)
- ウルトラセブン(カラー)(TBS)
- 怪獣王子(フジテレビ)
- 出演:及川広信、北浦昭義、フランツ・グルーバー 他
- ジャイアントロボ(NETテレビ)
- 出演:金子光伸 他
- タイムトンネル(カラー)(NHK総合) - 米20世紀フォックステレビ制作(米ABC放映)[68]
- 原潜シービュー号 海底科学作戦 (東京12チャンネル) - 海外作品
- インベーダー 第1シーズン(NETテレビ) - 海外作品
- 宇宙家族ロビンソン 第2シーズン(TBS) - 海外作品
バラエティ番組
[編集]- ファミリーショー(カラー)(NHK)[69]
- 昭和とんちんかん(日本テレビ)
- ゴールデン・ショット→大爆発!ダイナマイトサウンズ(日本テレビ)
- レ・ガールズ(日本テレビ)
- トップスター ファンファンショー(よみうりテレビ)
- スターもびっくり ものまね大行進(よみうりテレビ)
- カアちゃんがんばれ(よみうりテレビ)
- ドリフターズドン!(TBS)
- 植木等ショー(7月6日開始。10月5日よりカラー化[70])(TBS)
- マイ・チャンネル!(朝日放送)
- スター芸能大会→対抗・スターかくし芸(フジテレビ)
- しろうと芸能大賞(フジテレビ)
- 万国びっくりショー(フジテレビ)
- お笑い世論調査(フジテレビ)
- 爆笑ヒットパレード(フジテレビ)
- 演芸スターショー(NETテレビ)
- 凸凹モンタージュ合戦(NETテレビ)
- 演芸まんがショー(毎日放送)
- トクホンイブニングショー おしどり作戦(毎日放送)
- 街ぐるみワイドショー(東京12チャンネル)
クイズ番組
[編集]- みんなでホームラン(カラー)(NHK総合)[71]
- 爆笑大学 ただ今授業中(朝日放送)
- インスピレーションクイズ(NETテレビ)
- ファミリー・クイズ(毎日放送)
- 天才クイズ(カラー)(中部日本放送)
音楽番組
[編集]- 音楽の花ひらく(カラー)(NHK総合)[72]
- ひるの軽音楽(カラー)(NHK総合)[73]
- ひるの民謡(カラー)(NHK総合)[74]
- TBS歌のグランプリ(4月4日開始。6月6日[75]・7月11日[76]・8月22日[77]、及び9月5日以降はカラー[78]。)(TBS)
- チエミとともに(TBS) - 『ちょっとまってパパ』開始までのつなぎ番組
- 歌のバカンス(TBS)
- 7時だ、とび出せ!!(TBS)
- ビクター ゴー・ゴー!ゴー!!(隔週カラー)(TBS)
- コンビでいこう!(朝日放送)
- 若さで歌おう ヤアヤアヤング!(フジテレビ)
- 今週のヒット速報(フジテレビ)
- リッカー スクラム歌合戦(フジテレビ)
- ダークです・うたいます・うたの心を(毎日放送)
- NHK第5次イタリア歌劇団公演(カラー)(NHK総合及び教育)[28]
芸能番組
[編集]トーク番組
[編集]ドキュメンタリー番組
[編集]趣味・教養番組
[編集]報道・情報・ワイドショー番組
[編集]- 園井啓介セブンショー→セブンショー(フジテレビ)
- NET(→ANN)夜のワイドニュース(NETテレビ)
- ティータイムショー(九州朝日放送)
子供向け番組
[編集]- 木馬座と遊ぼう(日本テレビ)
- (チャオ!)トッポ・ジージョ(TBS)
- ちびっこNo.1(NETテレビ)
映画番組
[編集]単発特別番組枠
[編集]- テレビグランドスペシャル(第1期)(フジテレビ)
特別番組
[編集]- 初笑いウルトラ寄席(TBS) - 1月2日。第1回[注 18]
- カラーミュージカル「シンデレラ」(カラー)(TBS) - 米CBS制作。1月3日。[3]
- 開幕迫るモントリオール博(カラー)(毎日放送)- 4月1日(毎日放送及び九州朝日放送初のカラー放送番組)[54]
- 世紀のバラエティ(カラー)(フジテレビ) - 3月3日[13][14]
- こどもと家庭におくる夕べ(カラー)(NHK総合) - 5月5日 こどもの日特集[82]
- われらの世界(NHK総合) - 6月25日 - 26日
- ハノイ -田英夫の証言-(カラー)(TBS) - 10月30日
- オールスター紅白大運動会(フジテレビ) - 11月4日。第1回
- 史上最大のクイズ(フジテレビ) - 11月11日[83]
- 爆笑ベストセラー(フジテレビ) - 11月25日[83]
- 第9回日本レコード大賞(TBS) - 12月9日
- ザ・タイガース・チャリティー・ショー(フジテレビ) - 12月16日[84]
- グループサウンズのクリスマス(日本テレビ) - 12月21日[85]
- 年忘れ!グループサウンズ・フェスティバル(日本テレビ) - 12月28日[85]
- 第18回NHK紅白歌合戦(カラー)(NHK総合) - 12月31日[86]
- クレージーキャッツ1967年重大ニュース(カラー)(日本テレビ) - 12月31日[85][86]
- 1967年ヒットソングスター大行進(カラー)(TBS) - 12月31日[86]
- さよなら1967年オール・グループサウンズ大会(フジテレビ) - 12月31日[86]
既存番組のカラー化
[編集]- 兼高かおる世界の旅(TBS)- 1月3日放送の新春カラープレゼント「太陽とドラム」[3]、そして4月2日放送分(#0344「山あいの王都」)から一部[注 19]を除き毎回カラー放送。
- 自然のアルバム(NHK総合)- 1966年度の放送(~1967年4月2日)までは随時[87]、1967年度の放送(4月9日から)以降は全面カラー化[17]。
- NHK特派員だより(NHK総合) - 6月までは随時、7月2日からは毎回カラー放送。[88][89]
- 東芝日曜劇場(TBS)- 1月15日の「女と味噌汁」を皮切りに、一部の放送回をカラー化。(この年は、他に9月24日(「おたふく物語」 同年大晦日再放送)、11月26日(「鳥が…」)がカラー放送。)
- ズバリ!当てましょう(フジテレビ) - 2月11日[8]、及び2週後の2月25日の放送分[90]からは毎回カラー放送。
- 小川宏ショー(フジテレビ) - 3月1日、フジテレビ開局8周年記念として、特別にカラーで生放送。[10]
- NHK杯ジャンプ大会(NHK総合) - この年の第8回大会(3月3日放送)から[11][12]
- 新日本紀行(NHK総合) - 3月20日[91]、及び2週後の4月3日放送からは毎回カラー放送[92]。
- テレビ体操(NHK総合) - 4月3日より毎回。[93][94]
- こんにちは奥さん(NHK総合) - 4月3日より毎回。[69][95]
- 魔法使いサリー(NET) - 4月3日より毎回[65]。1週間前3月27日では、次週予告のみカラー化されている。
- 皇室アルバム(毎日放送) - 4月3日より毎回。[65]
- スター千一夜(フジテレビ) - 4月3日から5月8日までの毎週月曜日のみカラー化。
- ザ・ヒットパレード(フジテレビ) - 4月4日より毎回。[96]
- 生活の知恵(NHK総合) - 4月5日より毎回。[95]
- 特別機動捜査隊(NET) - 4月5日より毎回。[65]
- 野生の王国(毎日放送) - 4月6日より毎回。[65]
- かわいい魔女ジニー(毎日放送) - 4月8日(第31話)より毎回。[注 20][65][66]
- TBS自社制作のスポーツ中継 - 4月26日のプロ野球ナイター中継を皮切りに、同月30日のプロボクシング中継等随時。[注 21][6][21][97]
- ミュージックフェア(フジテレビ) - 5月1日より毎回。[98]
- ある人生(NHK総合) - 7月1日より毎回。[99]
- おはよう・にっぽん(TBS)- 8月15日(この日は「終戦特集」)のみ
- NHKイタリア歌劇団公演(NHK)- この年の第5次公演(同初日公演及び放送は9月2日[27])から全面カラー化。[28]
- ニュースの焦点(NHK総合) - 11月1日より毎回。[95]
- 競馬中継(フジテレビ系列)- 11月12日の「菊花賞」の中継から、主要重賞を中心に随時(中山・東京の各競馬場開催では、同年12月24日の有馬記念から毎週カラー化。関西では1969年4月に毎回カラー化)[35][36]。
- てなもんや三度笠(朝日放送)- 12月17日(第294話:「熱田の絵師」)より毎回。[42]
- ニュースハイライト(NHK総合)- この年の『1967年ニュースハイライト』から(この年は12月30日放送)[45]
- オールスター大行進(この年は1967年ヒットソングスター大行進)(TBS) - この年の放送(12月31日)から[86]
参考文献
[編集]- 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'67』日本放送出版協会、1967年9月10日 。[100]
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- NHK 編『放送の五十年 昭和とともに』日本放送出版協会、1977年3月30日 。
- 「NHK大河ドラマ大全」(NHK出版、2011年)
- NHKは何を伝えてきたか-NHKテレビ番組の50年
- NHKアーカイブスカタログ―テレビ番組放送記録+番組小史 1953〜2008
- テレビドラマデータベース
など
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 実際は全49話だが、第12話が欠番のため1話削減。
- ^ RKB毎日放送、長崎放送、熊本放送、大分放送、宮崎放送、南日本放送。
- ^ 『窓をあけて九州』『電撃黒潮隊』など。
- ^ 巨泉は前作『窓からコンチワ』(ハウス食品一社提供、4月1日 - 9月30日)に続き主演を務めた。
- ^ 芸術祭参加番組。放送五十年史資料編 805頁 日本放送協会編
- ^ この国葬の模様は、武道館内部ではNHKが代表取材として3台のカラーカメラを使用して中継、民放にもその映像・音声を分岐して放送が行われた。又、NHKでは武道館の外では4台のカラーカメラを使用、更に、青山通りと大磯の吉田邸からは共にモノクロで中継し、カラー中継車、モノクロ中継車を各々2台、計4台の中継車を使用して放送した[31]。尚、当日の朝日新聞朝刊9ページのテレビ番組表では、NHK総合はカラーなのに対し、日本テレビ、TBS、フジテレビ、NET、東京12チャンネルの中継はモノクロ放送だった。
- ^ 当初は1966年5月15日に第20話として放送する予定だったが「怪獣が出ないうえにストーリーが難解」という理由で本放送が見送られていた(この時は放送日程を1週ずつ繰り上げとし、7月10日には次作『ウルトラマン』(1966年7月17日 - 1967年4月9日、全39回)の事前特番として『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』(杉並公会堂で収録)を急遽放送した)。
- ^ 朝日放送が2000年に刊行した「朝日放送の50年 Ⅰ 本史」内の「Ⅴ.大淀時代はじまる 4.カラー化とテレビ番組」内の「トップは『てなもんや三度笠』」(162~3ページ)及び「朝日放送の50年 Ⅱ 番組おもしろ史」の「藤田まこと、売り出す! 『てなもんや三度笠』」(51~61ページ)内に於いての「カラー番組の第1号に」に、その際の模様が記されている。但し、後者の文書内にカラー初放送の日付が12月7日と記されているが、この日は木曜日で、番組を放送する日ではないので誤り。正確には、「朝日放送の50年 Ⅰ 本史」内の該当部分及び「朝日放送の50年 Ⅲ 資料集」の年表項目の1967年の「朝日放送の動き」(300ページ)に記されている「12月17日」(この日は番組を放送する日曜日)が正しい。更に「朝日放送の50年 Ⅰ 本史」内の該当部分には、初カラーの第294話が同年11月10日にABCホールにて収録されたとあり、カラー・カメラは1969年6月までNEC製のそれが入るまでは、当時キー局のTBSも使用していたフィリップス社製のプランビコン式を使用していたと記されている。
- ^ a b c 同局のカラー放送第一号は、アニメ『魔法使いサリー』の同年4月3日放送分の第18話「パパはにせもの」で、その放送の1週間前の前月(3月)27日に同予告のみが初めてカラーで放送された。ちなみに1984年に全国朝日放送(当時のテレビ朝日の正式社名)が発行した「テレビ朝日社史 : ファミリー視聴の25年」の402ページでは、同局は同月23日に(関東電波管理局の)カラー放送化の落成検査に合格し、3日後の26日にマスターのカラー化工事を完成し、同日に火入れ式を行い、翌月(4月)の3日にカラー放送を開始したと記載されている。即ち、この予告編が放送された時点では既に、カラー本放送の落成検査に合格して、同免許を取得した状況で放送していることとなる。
- ^ ちなみに、両局共初のカラー番組は、この日午前7時45分から45分間に渡って同時ネットで放送された『開幕迫るモントリオール博』だった。[54]
- ^ 設立発起人会は前年の12月7日。民放の公共的使命をいっそう認識し、特に教育放送を重視しようという要望が高まり団体を強化することになり再発足を決めた。主務官庁である文部省は民教協の活動を育成する方針をたて、1967年度下半期の教育テレビ放送実施委託費約5,300万円(内訳は社会教育番組制作費にネット料、電波料含めて約5,000万円、番組調査研究費約300万円)を計上、国会審議を経て決定された。[57]
- ^ 略称はOHK。同じ略称を使用する岡山放送(1968年設立、1969年開局)とは無関係。
- ^ 演奏所(スタジオ)となる放送センターは当時長岡市に置かれた。
- ^ a b 岡山県と香川県を民放テレビに限り同一エリアとしたのは1979年から。
- ^ 現在のMBS毎日放送グループが、1951年9月のラジオ開局時から1958年5月末まで、同じ「新日本放送」の名称で放送を行っていたが、それとは別の会社である。但し東阪のテレビ腸捻転ネットが解消されるまでは、同じANN系列であった。
- ^ 開局時から運用されている本社演奏所は飽託郡北部町に置かれたが、同町は1991年に熊本市に編入され、現在は北区に属する。
- ^ 当初『夢みるアン』として放送開始される予定だった。
- ^ 後年『初笑いうるとら寄席』に改題。
- ^ 「ナッソーの魅力」(#357 1967年7月16日放送)、「スコットランドの想い出」(#362 1967年8月20日放送)、「第18次取材ハイライト U.S.A.」(1967年9月10日放送)はモノクロ放送
- ^ この番組を制作している米NBCでは、第1話からカラーで制作・放映されている。
- ^ フィリップス社製(型番:PC-60)のカラーカメラを備えた中継車(同局初代6号、カラー仕様)を導入したことにより、本格的なカラー中継が実現した。
出典
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