2005年の映画
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2005年の映画(2005ねんのえいが)では、2005年(平成17年)の映画分野の動向についてまとめる。
2004年の映画 - 2005年の映画 - 2006年の映画
できごと
[編集]世界
[編集]→「2005年 § できごと」も参照
- 2月2日 - ピアース・ブロスナンが『007』シリーズを降板することが発表された[要出典]。
- 2月16日 - 第55回ベルリン国際映画祭で松竹が企業としては初のベルリナーレ・カメラ賞 (功労賞)受賞[1]。
- 2月26日 - ゴールデンラズベリー賞が開催され、『キャットウーマン』が最低作品賞を受賞。賞の性質上、普通は監督・俳優は授賞式に現れないが、「キャットウーマン」主演のハル・ベリーは授賞式で受賞スピーチを行った[要出典]。
- 3月14日 - 松竹が米・ラスベガスで開催された「ショーウェスト2005」(全米映画館主のための見本市)で最優秀興行賞受賞[1]。
- 5月11日 - 第58回カンヌ国際映画祭が開幕[2]。経産省が初めて日本の映画産業を紹介するコーナーを設置[2]。
- 6月19日 - 第8回上海国際映画祭で『村の写真集』(三原光尋監督)が金爵賞(最優秀賞)受賞[2]。
- 6月29日 - 第13回サンクトペテルブルク映画祭でイッセー尾形、桃井かおり、佐野史郎らが出演したロシア映画『太陽』がグランプリを受賞した[要出典]。
- 7月27日 - 米ハリウッド映画製作大手7社が「デジタルシネマ」の上映方式などの規格統一で合意と発表[2]。
- 8月2日 - 米興行界、23週連続前年割れと不振[2]。
- 9月6日 - カナダ・第29回モントリオール世界映画祭で『いつか読書する日』(緒方明監督)が審査員特別賞受賞[2]。
- 9月9日 - 第62回ヴェネツィア国際映画祭で宮崎駿監督が栄誉金獅子賞受賞[2]。
- 9月23日
- 9月28日 - 第50回アジア太平洋映画祭、マレーシア・クアラルンプールで開催[2]。
- 10月4日 - ダニエル・クレイグが次の『007』シリーズでジェームズ・ボンドを演じることが発表された[要出典]。
日本
[編集]→「2005年の日本 § できごと」も参照
- 1月
- 2004年度全国映画館数2825館(うちシネコン1766スクリーン、前年比144スクリーン増)、入場人員1億7000万人(前年比104.8%)と21年ぶりに1億7000万人台を回復、興行収入2109億1400万円(前年比103.8%)と歴代最高を更新[1][4]。
- 1月1日 - 演劇などへの13歳未満の子役の出演可能時間が現行の20時までから21時までに延長[1]。
- 1月8日 - 映画評論家・小森和子死去[1]。
- 1月9日 - 松竹、新潟県中越地震の被災地小千谷市で『男はつらいよ』の無料上映会を2日間開催[1]。
- 1月10日 - 『ハウルの動く城』などを違法コピーした海賊版DVDを販売の露天商、著作権法違反で逮捕[1]。
- 1月13日 - キャメラマン岡崎宏三死去[1][5]。
- 2月
- 3月
- 3月1日 - 有線ブロードネットワークスが「USEN」と改称[1]。
- 3月12日 - 『ドラえもん』の新しい声優陣をテレビ朝日が発表[1]。
- 3月14日 - 2004年度DVD・ビデオ市場、歴代最高の3753億9300万円の売上額を記録[1]。
- 3月15日 - 角川グループとCJエンタテインメント(韓国最大手の映画製作・配給・興行会社)が事業提携を発表[1]。
- 3月17日
- 角川ホールディングスが日本ヘラルド映画の完全子会社化を発表する[6]。シネコンを展開するヘラルド・エンタープライズを傘下に収めたことで、角川グループが製作・配給・興行まで行う邦画第4のメジャーとなった[7]。
- 東京・TOHOシネマズ府中開場[1]。
- 3月18日 - 109シネマズ名古屋開場[1]。
- 3月25日 - 東京・上野東宝ビル竣工[1]。
- 3月26日 - 東京日比谷、「さよなら日比谷映画 ありがとうみゆき座」閉館記念名作上映会(入場料金はオープン当時の一般300円、指定席500円)開催(31日まで)[1]。3月31日、東宝本社ビルの改築のため、みゆき座が閉館[8]。同様に、4月8日、日比谷映画(旧千代田劇場)閉館[8][2]。4月1日、宝塚ビルのスカラ座2が「みゆき座」と改名することで名称のみが残る[8][2]。
- 3月28日 - 松竹、『阿修羅城の瞳』(滝田洋二郎監督)で日本初の知的財産権信託を用いた映画ファンドを組成[1]。
- 3月31日 - スタジオジブリが徳間書店から分離独立[1]。鈴木敏夫が社長に就任[1]。
- 4月
- 5月
- 6月
- 6月1日 - NPO法人映像産業振興機構(VIPO)設立[2]。
- 6月4日 - 『電車男』(村上正典監督)公開、大ヒット[2][9]。単館系拡大上映作品の記録を次々に更新[2]。
- 6月13日 - TOHOシネマズ、インターネットチケット販売システム「vit」で顧客情報管理不全発生 (15日まで)[2]。
- 6月25日 - 大阪・ナビオTOHOプレックス9階にシアター6増設[2]。あわせて7階にある従来のシアター6・7はそれぞれシアター7・8に改称[2]。
- 6月29日 - ウォーレン・クロマティが東京地方裁判所に、『魁!!クロマティ高校THE☆MOVIE』の公開差し止めの仮処分を配給元のメディア・スーツを相手に申し立てていた[要出典]。
- 6月30日 - 住友商事、子会社のユナイテッド・シネマを通じ日本AMCシアターズ (AMCイクスピアリ16は除く)を買収[2]。スクリーン数国内第3位の興行グループとなる[2]。
- 7月
- 7月1日 - 「映画館へ行こう!」実行委員会、実施期間1年の予定で映画館の割引入場料金「高校生友情プライス」(高校生3人以上で同一作品鑑賞の場合、入場料金1人1000円)キャンペーン開始[2]。前年導入の“夫婦50割引”は好評につき継続[2]。
- 7月9日
- 7月22日 - 東宝映像事業部、成瀬巳喜男監督生誕100年記念のDVD-BOX『成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 1』を、8月26日には『成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 2』を発売[3]。
- 7月24日 - 豊田利晃監督が覚醒剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕される[11]。豊田監督の映画『空中庭園』は公開延期、または、お蔵入りの可能性もあったが、公開を望む声に応えて10月に公開された[11]。
- 7月27日 - 日本ヘラルド映画、ジャスダックの上場廃止[2]。
- 8月
- 9月
- 10月
- 10月11日 - 世界初のネットワーク配信デジタルシネマ共同トライアル「4K Pure Cinema」計画案の詳細を、参加企業5社(NTT、NTT西日本、米国・ワーナー・ブラザース、ワーナー ブラザース ジャパン、東宝)合同で記者発表[3][13]。
- 10月20日 - シネカノン、信託を採用した映画ファンド、韓国に開場するシネコンなどの計画を発表[3]。
- 10月22日 - 4K Pure Cinema(800万画素)による『ティム・バートンのコープスブライド』の一般興行を東京・シネマメディアージュ、大阪・TOHOシネマズ高槻で開始[3]。
- 11月
- 11月19日 - 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(マイク・ニューウェル監督)の先行上映を東宝洋画系関西主力劇場の大阪・ナビオTOHOプレックスで実施[3]。東宝にとって、長年の懸案事項とされたワーナー・ブラザース製作作品の上映を実現した[3]。
- 11月26日 - 大型新人女優発掘オーディション「松竹STAR GATE」で海老瀬花子がグランプリ[14]。
- 12月
- 12月4日 - 角川映画とソニー・ミュージックエンタテインメントの共同企画「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で蓮佛美沙子がグランプリ[14]。
- 12月8日 - 愛知県・TOHOシネマズ津島開場[3]。
- 12月9日 - 新藤兼人賞の授賞式が行われ、金賞は『真夜中の弥次さん喜多さん』の宮藤官九郎[15]。
- 12月10日 - 東京・丸の内ルーブルがネーミングライツを久光製薬に売却し、「サロンパス ルーブル丸の内」に改称された[16][3]。一般企業の映画館の命名権取得は日本初[3]。
- 12月24日 - 大阪梅田・OS劇場C.A.Pが「OS名画座」と改称[3]。
- 12月26日 - ホテルなどに向けネット配信を主な事業とする「シネマプラス」(東映ほかが設立)に東宝・松竹・角川映画・インデックスの各社が出資[3]。
周年
[編集]- 創業110周年
- 松竹 - 「松竹110年祭」(2005年11月 - 12月、シネスイッチ銀座)、「松竹映画探索 1960-70年代」(2006年1月 - 3月、東京国立近代美術館フィルムセンター)で特集上映が行われた[17]。
- 生誕100周年
日本の映画興行
[編集]配給会社 | 番組数 | 年間興行収入 | 概要 |
---|---|---|---|
前年対比 | |||
松竹 | 28 | 136億8058万円 | 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のような大ヒット作が無かったため。 |
66.7% | |||
東宝 | 24 | 525億934万円 | 東宝歴代3位の年間興行収入 |
96.8% | |||
東映 | 14 | 119億8586万円 | |
125.1% |
各国ランキング
[編集]日本興行収入ランキング
[編集]→「2005年日本週末興行成績1位の映画の一覧」も参照
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 興行収入 |
---|---|---|---|---|
1 | ハウルの動く城 | 東宝 | 196.0億円 | |
2 | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 20世紀フォックス | 91.7億円 | |
3 | 宇宙戦争 | UIP | 60.6億円 | |
4 | チャーリーとチョコレート工場 | ワーナー・ブラザース | 53.5億円 | |
5 | Mr.インクレディブル | ブエナ・ビスタ | 52.6億円 | |
6 | 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ | 東宝 | 43.0億円 | |
7 | オペラ座の怪人 | GAGA USEN | 42.0億円 | |
7 | 交渉人 真下正義 | 東宝 | 42.0億円 | |
9 | ターミナル | UIP | 41.5億円 | |
10 | NANA | 東宝 | 40.3億円 |
- 出典:2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
全世界興行収入ランキング
[編集]順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 |
---|---|---|---|
1 | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | ワーナー・ブラザース | $896,911,078 |
2 | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 20世紀フォックス | $848,754,768 |
3 | ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ | $745,013,115 |
4 | 宇宙戦争 | パラマウント映画 | $591,745,540 |
5 | キング・コング | ユニバーサル・ピクチャーズ | $550,517,357 |
6 | マダガスカル | ドリームワークス | $532,680,671 |
7 | Mr.&Mrs. スミス | 20世紀フォックス | $478,207,520 |
8 | チャーリーとチョコレート工場 | ワーナー・ブラザース | $474,968,763 |
9 | バットマン ビギンズ | ワーナー・ブラザース | $374,218,673 |
10 | 最後の恋のはじめ方 | コロンビア ピクチャーズ | $368,100,420 |
- 出典:“2005 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月11日閲覧。
北米興行収入ランキングTOP10
[編集]順位 | 題名 | 配給 | 興行収入 |
---|---|---|---|
1 | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 20世紀FOX | 3億8000万ドル |
2 | ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女 | ディズニー | 2億1700万ドル |
3 | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | ワーナー・ブラザーズ | 2億9000万ドル |
4 | 宇宙戦争 | パラマウント映画 | 2億3420万ドル |
5 | キング・コング | ユニバーサル | 2億1800万ドル |
6 | ウェディング・クラッシャーズ | ニュー・ライン・シネマ | 2億0920万ドル |
7 | チャーリーとチョコレート工場 | ワーナー・ブラザーズ | 2億0640万ドル |
8 | バットマン ビギンズ | ワーナー・ブラザーズ | 2億0530万ドル |
9 | マダガスカル | パラマウント映画 | 1億9350万ドル |
10 | Mr.&Mrs. スミス | 20世紀FOX | 1億8630万ドル |
- 出典:“2005 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月12日閲覧。
イギリス興行収入ランキングTOP10
[編集]- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- チャーリーとチョコレート工場
- ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
- 宇宙戦争
- ミート・ザ・ペアレンツ2
- キング・コング
- マダカスカル
- 最後の恋の初め方
- 出典:“2005 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月12日閲覧。
フランス興行収入ランキング
[編集]順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 興行収入 |
---|---|---|---|---|
1. | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 20世紀FOX | $56,861,798 | |
2. | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | ワーナー・ブラザース | $50,780,955 | |
3. | ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 | BVI | $33,829,693 | |
4. | Brice de Nice | TFM | $31,023,937 | |
5. | 宇宙戦争 | UIP | $29,962,572 | |
6 | チャーリーとチョコレート工場 | アメリカ合衆国 | ワーナー・ブラザーズ | $28,722,737 |
7 | キング・コング | アメリカ合衆国 | UIP | $26,629,505 |
8 | マダガスカル | アメリカ合衆国 | UIP | $22,506,646 |
9 | ミリオンダラー・ベイビー | アメリカ合衆国 | MARS | $22,136.162 |
10 | Mr.&Mrs. スミス | アメリカ合衆国 | SEDフィルム | $21,938,141 |
- 出典:“2005 France Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月12日閲覧。
日本公開映画
[編集]- 2005年の日本公開映画を参照。
受賞
[編集]- 第78回アカデミー賞
- 作品賞 - 『クラッシュ』
- 監督賞 - アン・リー(『ブロークバック・マウンテン』)
- 主演男優賞 - フィリップ・シーモア・ホフマン(『カポーティ』)
- 主演女優賞 - リース・ウィザースプーン(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)
- 助演男優賞 - ジョージ・クルーニー(『シリアナ』)
- 助演女優賞 - レイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)
- 脚本賞 - ポール・ハギス、ボビー・モレスコ(『クラッシュ』)
- 脚色賞 - ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ(『ブロークバック・マウンテン』)
- 撮影賞 - ディオン・ビーブ(『SAYURI』)
- 視覚効果賞 - 『キング・コング』
- 長編ドキュメンタリー映画賞 - 『皇帝ペンギン』
- 長編アニメ賞 - 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
- 外国語映画賞 - 『ツォツィ』ギャヴィン・フッド()
- 第63回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - 『ブロークバック・マウンテン』
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - フェリシティ・ハフマン(『トランスアメリカ)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - フィリップ・シーモア・ホフマン(『カポーティ)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) -『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - リース・ウィザースプーン(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ホアキン・フェニックス(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)
- 助演女優賞 - レイチェル・ワイズ (『ナイロビの蜂』)
- 助演男優賞 - ジョージ・クルーニー(『シリアナ』)
- 監督賞 - アン・リー(『ブロークバック・マウンテン』)
- 脚本賞 - ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ(『ブロークバック・マウンテン』)
- 外国語映画賞 - 『パラダイス・ナウ』ハニ・アブ=アサド
- 第71回ニューヨーク映画批評家協会賞
- 作品賞 - 『ブロークバック・マウンテン』
- 監督賞 - アン・リー(『ブロークバック・マウンテン』)
- 主演男優賞 - ヒース・レジャー(『ブロークバック・マウンテン』)
- 主演女優賞 - リース・ウィザースプーン(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)
- 助演男優賞 - ウィリアム・ハート(『ヒストリー・オブ・バイオレンス』)
- 助演女優賞 - マリア・ベロ(『ヒストリー・オブ・バイオレンス』)
- 脚本賞 - ノア・バームバック(『イカとクジラ』)
- 撮影賞 - クリストファー・ドイル他(『2046』)
- 外国語映画賞 - 『2046』
- 初監督賞 - ベネット・ミラー(『カポーティ』)
- アニメ映画賞 - 『ハウルの動く城』
- 第58回カンヌ国際映画祭
- パルム・ドール - 『ある子供』(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ)
- 審査員特別グランプリ - 『ブロークン・フラワーズ』(ジム・ジャームッシュ)
- 審査員賞 - 『Shanghai Dreams』(ワン・シャオシュアイ)
- 監督賞 - ミヒャエル・ハネケ(『隠された記憶』)
- 男優賞 - トミー・リー・ジョーンズ(『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』)
- 女優賞 - ハンナ・ラズロ(『フリー・ゾーン』)
- 脚本賞 - ギレルモ・アリアガ(『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』)
- カメラ・ドール - ミランダ・ジュライ:『君とボクの虹色の世界』/Vimukthi Jayasundara『Sulanga Enu Pinisa』
- 第62回ヴェネツィア国際映画祭
- 金獅子賞 - 『ブロークバック・マウンテン』(アン・リー)
- 監督賞 - フィリップ・ガレル(『恋人たちの失われた革命』)
- 男優賞 - デヴィッド・ストラザーン(『グッドナイト&グッドラック』)
- 女優賞 - ジョヴァンナ・メッツォジョルノ(『心の中の獣』)
- 第55回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - 『U-Carmen e-Khayelitsha』(マーク・ドーンフォードメイ )
- 第48回ブルーリボン賞
- 作品賞 - 『パッチギ!』
- 主演男優賞 - 真田広之(『亡国のイージス』)
- 主演女優賞 - 小泉今日子(『空中庭園』
- 助演男優賞 - 堤真一(『フライ,ダディ,フライ』『ALWAYS 三丁目の夕日』)
- 助演女優賞 - 薬師丸ひろ子(『オペレッタ狸御殿』『ALWAYS 三丁目の夕日』)
- 新人賞 - 多部未華子(『HINOKIO ヒノキオ』『青空のゆくえ』)
- 監督賞 - 佐藤純彌(『男たちの大和/YAMATO』)
- スタッフ賞 - 内田けんじ(『運命じゃない人』の脚本に対して)
- 外国語映画賞 - 『ミリオンダラー・ベイビー』
- 特別賞 - 岡本喜八
- 第79回キネマ旬報ベスト・テン
- 日本映画
- 外国語映画
- 第1位 - 『ミリオンダラー・ベイビー』 (クリント・イーストウッド監督作)
- 第2位 - 『エレニの旅』 (テオ・アンゲロプロス監督作)
- 第3位 - 『亀も空を飛ぶ』(バフマン・ゴバディ監督作)
- 第4位 - 『ある子供』 (ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督作)
- 第5位 - 『海を飛ぶ夢』 (アレハンドロ・アメナーバル監督作)
- 第6位 - 『大統領の理髪師』(イム・チャンサン監督作)
- 第7位 - 『ウィスキー』 (フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール監督作)
- 第8位 - 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』 (ジョージ・ルーカス監督作)
- 第9位 - 『キング・コング 』(ピーター・ジャクソン監督作)
- 第10位 - 『ヒトラー 〜最期の12日間〜』 (オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作)
死去
[編集]映画に直接関係のない人物(お笑いタレントやスポーツ選手、アナウンサー等)を記載しないで下さい。またノート:2016年の映画もお読み下さい。 |
日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
1月 | 8日 | 小森和子 | 95 | 映画評論家[23] | |
9日 | 橋本幸治 | 68 | 映画監督[23] | ||
12日 | アムリーシュ・プリー | 72 | 俳優[23] | ||
17日 | ヴァージニア・メイヨ | 84 | 女優[23] | ||
23日 | 桜むつ子 | 83 | 女優[23] | ||
2月 | 1日 | ジョン・ヴァーノン | 72 | 俳優[23] | |
4日 | オジー・デイヴィス | 87 | 俳優・映画監督[23] | ||
10日 | アーサー・ミラー | 89 | 劇作家[23] | ||
19日 | 岡本喜八 | 81 | 映画監督[23] | ||
20日 | サンドラ・ディー | 62 | 女優[23] | ||
22日 | シモーヌ・シモン | 94 | 女優[23] | ||
イ・ウンジュ | 24 | 女優[23] | |||
27日 | 那須博之 | 53 | 映画監督[23] | ||
3月 | 6日 | テレサ・ライト | 86 | 女優[23] | |
7日 | デブラ・ヒル | 54 | 脚本家・プロデューサー[24] | ||
10日 | 照屋林助 | 75 | 漫談家・音楽家[23] | ||
12日 | 桂文枝 | 74 | 落語家[23] | ||
4月 | 1日 | 頭師孝雄 | 58 | 俳優[23] | |
5日 | デブラリー・スコット | 52 | 女優[23] | ||
8日 | 野村芳太郎 | 85 | 映画監督[23] | ||
19日 | ジョージ・P・コスマトス | 64 | 映画監督[25][注 1] | ||
ルース・ハッシー | 93 | 女優[26] | |||
23日 | ジョン・ミルズ | 97 | 俳優[23] | ||
26日 | マリア・シェル | 79 | 女優[23] | ||
5月 | 6日 | 小林勝彦 | 68 | 俳優[23] | |
ジョー・グラント | 96 | アニメーター[23] | |||
17日 | フランク・ゴーシン | 72 | 俳優・コメディアン[23] | ||
23日 | 岡枝慎二 | 76 | 映画字幕翻訳家[23] | ||
25日 | イスマイル・マーチャント | 68 | プロデューサー[23] | ||
26日 | エディ・アルバート | 99 | 俳優[23] | ||
6月 | 6日 | アン・バンクロフト | 73 | 女優[23] | |
ダナ・エルカー | 77 | 俳優[23] | |||
8日 | エド・ビショップ | 72 | 俳優[27] | ||
18日 | 松村達雄 | 90 | 俳優[23] | ||
19日 | 水島弘 | 73 | 俳優[23] | ||
7月 | 2日 | アーネスト・レーマン | 89 | 脚本家[23] | |
3日 | アルベルト・ラットゥアーダ | 90 | 映画監督[23] | ||
6日 | エド・マクベイン | 78 | 作家・脚本家[23] | ||
17日 | ジェラルディン・フィッツジェラルド | 91 | 女優[23] | ||
19日 | エドワード・バンカー | 71 | 作家・俳優[28] | ||
20日 | カヨ・マタノ・ハッタ | 47 | 映画監督[23] | ||
ジェームズ・ドゥーアン | 85 | 俳優[23] | |||
26日 | 岡八朗 | 67 | 喜劇俳優[23] | ||
8月 | 8日 | バーバラ・ベル・ゲデス | 82 | 女優[23] | |
10日 | 山田正弘 | 74 | 脚本家[29] | ||
12日 | 石井輝男 | 81 | 映画監督[29] | ||
16日 | ジョー・ランフト | 45 | アニメーション脚本家・声優[29] | ||
トニーノ・デリ・コリ | 81 | 撮影監督[30] | |||
22日 | 梶哲也 | 79 | 俳優・声優[29] | ||
23日 | ブロック・ピーターズ | 78 | 俳優[29] | ||
31日 | マイケル・シェアード | 67 | 俳優[29] | ||
9月 | 13日 | 中北千枝子 | 79 | 女優[29] | |
14日 | ロバート・ワイズ | 91 | 映画監督[29] | ||
21日 | 三石千尋 | 64 | カー・スタントマン[29] | ||
22日 | 有川貞昌 | 80 | 特撮監督[29] | ||
25日 | ドン・アダムス | 82 | 俳優・コメディアン[29] | ||
10月 | 7日 | チャールズ・ロケット | 56 | 俳優[29] | |
12日 | 角梨枝子 | 77 | 女優[29] | ||
24日 | 根上淳 | 82 | 俳優[29] | ||
29日 | ロイド・ボックナー | 81 | 俳優[29] | ||
11月 | 5日 | ジョン・ファウルズ | 79 | 作家[29] | |
6日 | 小林米作 | 100 | 記録映像作家[29] | ||
11日 | ムスタファ・アッカド | 75 | 映画監督・プロデューサー[29] | ||
16日 | 倉田地三 | 88 | 俳優[29] | ||
18日 | ハロルド・J・ストーン | 92 | 俳優[29] | ||
21日 | 高村倉太郎 | 84 | 映画監督[29] | ||
山下毅雄 | 75 | 作曲家[29] | |||
24日 | パット・モリタ | 73 | 俳優[29] | ||
26日 | 鈴木尚之 | 76 | 脚本家[29] | ||
28日 | E・カードン・ウォーカー | 89 | 元・ウォルト・ディズニー・カンパニー代表取締役会長[31] | ||
マーク・ローレンス (俳優) | 95 | 俳優[29] | |||
29日 | ウェンディ・ジョー・スパーバー | 47 | 女優[29] | ||
12月 | 4日 | 原ひさ子 | 96 | 女優[29] | |
グレッグ・ホフマン | 42 | プロデューサー[29] | |||
7日 | エイドリアン・ビドル | 42 | 撮影監督[29] | ||
10日 | リチャード・プライヤー | 65 | 俳優[29] | ||
12日 | アネット・ヴァディム | 69 | 女優[29] | ||
14日 | トレヴェニアン | 74 | 作家[29] | ||
16日 | ジョン・スペンサー | 58 | 俳優[29] | ||
19日 | 藤木悠 | 74 | 俳優[29] | ||
21日 | 砂本量 | 47 | 脚本家・映画監督[29] | ||
26日 | ヴィンセント・スキャヴェリ | 57 | 俳優[29] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 東宝 2010b, p. 264.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak 東宝 2010b, p. 265.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 東宝 2010b, p. 266.
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- ^ “E. Cardon Walker - Biography”. IMDb. 2017年5月28日閲覧。