2024年カタールグランプリ
レース詳細 | |||
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日程 | 2024年シーズン第23戦 | ||
決勝開催日 | 12月1日 | ||
開催地 | ルサイル・インターナショナル・サーキット カタール アッ=ザアーイン ルサイル | ||
コース長 | 5.419 km | ||
レース距離 | 57周(308.611 km) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:20.575 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ランド・ノリス | ||
タイム | 1:22.384(56周目) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
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2位 | |||
3位 |
2024年カタールグランプリ(英: 2024 Qatar Grand Prix、正式名称: Formula 1 Qatar Airways Qatar Grand Prix 2024[2])は、2024年のF1世界選手権第23戦として、2024年12月1日にルサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。
背景
[編集]※( )内は検知ポイント
- メインストレートでのDRS使用可能距離が175m短縮された[4]。
- DRS1:ターン16の305m先から(ターン15の40m先)
- サーキット
- 前年はピラミッド状の縁石によってタイヤに亀裂が発生したため、トラックリミットの位置変更により縁石を踏まないようにし、決勝は1セットあたり最大18周に制限する異例の措置が取られた。この問題の再発を防止するため縁石を平坦にし、外側に小さいグラベルを設置する改修を行った[5]。
- コンストラクターズタイトルの行方
- 前戦ラスベガスGP終了時点でランキング首位のマクラーレンは、同2位のフェラーリに24点、同3位のレッドブルに53点の差を付けている。残り2戦で獲得できる最大ポイントは103点[注 2]であり、本GPが終了した時点で最大44点となる[注 3]。したがって、本GPでマクラーレンがフェラーリとレッドブルにそれぞれ44点以上の差を付ければ、マクラーレンの26年ぶり9回目のコンストラクターズタイトルが決定する。
エントリー
[編集]前戦ラスベガスGPから変更なし。
チーム | No. | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
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オラクル・レッドブル・レーシング | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | RB20 | ホンダ・RBPTH002 |
11 | セルジオ・ペレス | ||||
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | F1 W15 | メルセデス M15 E Performance |
44 | ルイス・ハミルトン | ||||
スクーデリア・フェラーリ | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | SF-24 | フェラーリ 066/12 |
55 | カルロス・サインツ | ||||
マクラーレン・フォーミュラワン・チーム | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | MCL38 | メルセデス M15 E Performance |
4 | ランド・ノリス | ||||
アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワン・チーム | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ | AMR24 | メルセデス M15 E Performance |
14 | フェルナンド・アロンソ | ||||
BWT・アルピーヌF1チーム | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | A524 | ルノー E-Tech RE24 |
10 | ピエール・ガスリー | ||||
ウィリアムズ・レーシング | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | FW46 | メルセデス M15 E Performance |
43 | フランコ・コラピント | ||||
ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム | 30 | リアム・ローソン | RB | VCARB 01 | ホンダ・RBPTH002 |
22 | 角田裕毅 | ||||
キック・ザウバーF1チーム[注 4] | 77 | バルテリ・ボッタス | キック・ザウバー | C44 | フェラーリ 066/12 |
24 | 周冠宇 | ||||
マネーグラム・ハースF1チーム | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | VF-24 | フェラーリ 066/12 |
27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ||||
出典: [7][8] |
フリー走行
[編集]FP1
[編集]2024年11月29日 16:30 AST (UTC+3) (特記のない出典:[9])
- 気温:21 °C (70 °F) 路面温度:26 °C (79 °F) 路面状況:ドライ
FP1の結果
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スプリント予選[編集]2024年11月29日 20:30 AST (UTC+3) (特記のない出典:[11])
スプリント予選の結果[編集]
スプリント[編集]2024年11月30日 17:00 AST (UTC+3) (特記のない出典: [17])
ポールポジションからスタートしたランド・ノリスが終始レースの主導権を握ったが、フィニッシュ直前に「サンパウロGPのお返し[注 5]」でチームメイトのオスカー・ピアストリに優勝を譲った。マクラーレンとコンストラクターズタイトルを争うフェラーリ勢は、マクラーレン勢とジョージ・ラッセルの後塵を拝する4-5位に終わり、首位マクラーレンと2位フェラーリのポイント差は30点に広がった。マクラーレンは決勝でフェラーリに15点以上の差を付ければ、最終戦を待たずに1998年以来26年ぶりのコンストラクターズタイトルが決定する[20][注 6]。同じく6位争いはハースのニコ・ヒュルケンベルグが7位入賞を果たした一方、アルピーヌとRBはポイントを獲得できなかった。 スプリントの結果[編集]
予選[編集]2024年11月30日 21:00 AST (UTC+3) (特記のない出典:[26])
マックス・フェルスタッペンが予選でトップタイムを記録したが、Q3のクールダウンラップ中に規定タイムより遅く走り、アタックラップの準備中だったジョージ・ラッセルが急速に追いついてしまった件で審議対象となり、審議の結果「不必要な低速走行」と判断されて1グリッド降格のペナルティが科されたことによりポールポジションの座を失い、2番手タイムを記録したラッセルが繰り上がりでポールポジションを獲得した[1][27]。 コンストラクターズタイトルを争うマクラーレンはランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが4番手で2列目を占め、フェラーリはシャルル・ルクレールが5番手、カルロス・サインツが7番手とマクラーレン勢の後塵を拝する状況で決勝を迎える[21]。 予選結果[編集]
決勝[編集]2024年12月1日 19:00 AST (UTC+3) (特記のない出典:[31])
レース結果[編集]
達成された主な記録[編集](特記のない出典:[44])
第23戦終了時点のランキング[編集]
脚注[編集]注釈[編集]
出典[編集]
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