ジャン=マルク・グーノン

ジャン=マルク・グーノン
2015年
基本情報
国籍 フランスの旗 フランス
出身地 同・アルデシュ県オーブナ
生年月日 (1963-01-01) 1963年1月1日(61歳)
F1での経歴
活動時期 1993 - 1994
所属チーム '93 ミナルディ
'94 シムテック
出走回数 9
優勝回数 0
表彰台(3位以内)回数 0
通算獲得ポイント 0
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
初戦 1993年日本GP
最終戦 1994年ポルトガルGP
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ジャン=マルク・グーノンJean-Marc Gounon, 1963年1月1日 - )は、フランスレーシングドライバー、元F1ドライバー。

息子のジュール・グーノンもレーシングドライバー[1]

経歴

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初期キャリア

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オーブナ出身[2]。身長180cm。

1985年フォーミュラ・ルノーに参戦。1986年はライバルのエリック・コマス[3]と競ってランキング2位[2]1987年もランキング2位を記録して[2]、翌1988年にフランスF3へ昇格し、同年のシリーズ4位となる[4]1989年に優勝5回でフランスF3選手権のチャンピオンとなる[2][4]

F3000

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1990年から国際F3000選手権に参戦、マンセル・マジウィック・モータースポーツからエントリーして、最高位3位・総合9位という成績を残す[4][5]1991年にチームを3001インターナショナルに変更。レイナードローラと比べ性能が劣るラルトをドライブしてポーで優勝[5]し、ランキング6位に入った[2]1992年DAMSに移籍してマニクールで優勝[2][4]公道でのレースを得意とした[5]

フォーミュラ1

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シムテック・S941をドライブするグーノン(1994年イギリスGP)

1993年、1月にパシフィック・レーシングが同年からのF1参戦を表明。セカンドシートにグーノンの起用を予定していると発表されたが[6]、資金不足によりF1計画が1年間延期されることになったため、グーノンは急遽マーチと交渉し、F1シートを確保[4]。しかし、開幕戦南アフリカGPにチームが現れずそのまま活動停止したため、出走せずに終わる。その後日本GPで、クリスチャン・フィッティパルディに代わりミナルディからF1デビュー。次戦のオーストラリアGPに続けて出走するも2戦連続でリタイヤする。

1994年は地元のフランスGPからシムテックに加入。同レースでの9位を始め完走を4度記録する。ポルトガルGPまで出走後、アロウズへの移籍を計画したが実現せず[7]、F1参戦はこの年限りとなる。

スポーツカーレース

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1995年以降は活動の場をスポーツカーレース、ツーリングカーレースに移し、FIA GT選手権アメリカン・ル・マン・シリーズ[3]ル・マン24時間に出場。1997年のル・マン24時間ではGT1クラスでエントリーして、クラス優勝を達成した。

レース戦績

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フランス・フォーミュラ3選手権

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チーム シャーシ エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 順位 ポイント
1988年 プロマテクメ ダラーラ F388 アルファロメオ NOG
4
DML
4
PAU
Ret
LAC
6
ROU
2
LEC
11
ALB
Ret
NOG
5
BUG
Ret
LED
3
CET
3
DIJ
4
4位 72
1989年 オレカ レイナード 893 NOG
2
LED
Ret
MAG
1
PAU
1
DLM
1
ROU
1
CHA
6
LEC
7
ALB
2
BUG
Ret
CET
2
DIJ
1
1位 121

国際F3000選手権

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チーム シャーシ エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 順位 ポイント
1990年 マジウィック・インターナショナル レイナード 90D 無限 MF308 DON
Ret
SIL
13
PAU
DNQ
JER
Ret
MNZ
Ret
PER
DSQ
HOC
3
BRH
6
BIR
4
BUG
4
NOG
Ret
9位 11
1991年 3001インターナショナル ラルト RT23 コスワース DFV VLL
DNQ
PAU
1
JER
6
MUG
10
PER
6
HOC
5
BRH
Ret
SPA
7
BUG
Ret
NOG
Ret
6位 13
1992年 DAMS ローラ T92/50 コスワース DFV SIL
4
PAU
Ret
CAT
Ret
PER
Ret
HOC
Ret
NÜR
6
SPA
9
ALB
16
NOG
2
MAG
1
7位 19

フォーミュラ1

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(key)

チーム シャシー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 WDC Points
1993年 ミナルディ M193 RSA BRA EUR SMR ESP MON CAN FRA GBR GER HUN BEL ITA POR JPN
Ret
AUS
Ret
NC 0
1994年 シムテック S941 BRA JPN SMR MON ESP CAN FRA
9
GBR
16
GER
Ret
HUN
Ret
BEL
11
ITA
Ret
POR
15
EUR JPN AUS NC 0

フランス・スーパーツーリング選手権

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チーム 使用車両 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 順位 ポイント
1994年 チームBMW・フィナ BMW・318i NOG
1

10
NOG
2

Ret
MAG
1

3
MAG
2

11
PAU
1

8
PAU
2

3
DIJ
1

6
DIJ
2

8
CHA
1

5
CHA
2

4
VDV
1

Ret
VDV
2

Ret
CET
1

5
CET
2

3
LEC
1

2
LEC
2

1
ALB
1

5
ALB
2

3
BUG
1

5
BUG
2

6
DML
1

5
DML
2

Ret
LED
1

Ret
LED
2

4
6位 124

ル・マン24時間レース

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チーム コ・ドライバー 使用車両 クラス 周回 順位 クラス
順位
1995年 フランスの旗 ヴェンチュリー・オトモビル フランスの旗 ポール・ベルモンド
フランスの旗 アルノー・トレビシオル
ヴェンチュリー・600LM GT1 193 NC NC
1996年 イタリアの旗 Ennea SRL Igol フランスの旗 エリック・ベルナール
フランスの旗 ポール・ベルモンド
フェラーリ・F40 GTE GT1 40 DNF DNF
1997年 イギリスの旗 ガルフ・チーム・ダビドフ
イギリスの旗 GTCレーシング
フランスの旗 ピエール=アンリ・ラファネル
スウェーデンの旗 アンデルス・オロフソン
マクラーレン・F1 GTR GT1 360 2位 1位
1998年 ドイツの旗 AMG-メルセデス ブラジルの旗 リカルド・ゾンタ
フランスの旗 クリストフ・ブシュー
メルセデス・ベンツ CLK-LM GT1 31 DNF DNF
2000年 ドイツの旗 トーマス・ブシャー・プロモーション
イギリスの旗 デビッド・プライス・レーシング
ドイツの旗 トーマス・ブシャー
イギリスの旗 ジェフ・リース
BMW・V12 LM LMP900 180 DNF DNF
2003年 フランスの旗 クラージュ・コンペティション フランスの旗 ジョナサン・コシェ
フランスの旗 ステファン・グレゴワール
クラージュ・C60-ジャッド LMP900 360 7位 5位
2004年 スイスの旗 アレクサンダー・フライ
イギリスの旗 サム・ハンコック
クラージュ・C65-JPX LMP2 127 DNF DNF
2005年 フランスの旗 アウディプレイステーションチーム・オレカ フランスの旗 フランク・モンタニー
モナコの旗 ステファン・オルテリ
アウディ・R8 LMP1 362 4位 4位
2006年 フランスの旗 クラージュ・コンペティション 日本の旗 中野信治
日本の旗 黒澤治樹
クラージュ・LC70-無限 LMP1 35 DNF DNF
2007年 フランスの旗 ギョーム・モロー
スウェーデンの旗 ステファン・ヨハンソン
クラージュ・LC70-AER LMP1 175 DNF DNF
2008年 スペインの旗 エプシロン・ユースカディ 日本の旗 中野信治
スウェーデンの旗 ステファン・ヨハンソン
エプシロン・ユースカディ EE1-ジャッド LMP2 158 DNF DNF

FIA GT選手権

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所属チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 順位 ポイント
1997年 ガルフ・チーム・ダビドフ マクラーレン・F1-GTR GT1 HOC
2
SIL
DNS
HEL
4
NÜR
5
SPA
Ret
A1R SUZ
3
DON
6
MUG
6
SEB
5
LAG
4
11位 22

脚注

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  1. ^ 7週間で10レースに出場する“鉄人”2世ドライバーが感じるのは、苦労ではなく感謝 - オートスポーツ・2020年10月2日
  2. ^ a b c d e f Jean-Marc Gounon Profile”. Grandprix.com. 2013年6月8日閲覧。
  3. ^ a b AUTO SPORT Archives 『日本の名レース100選 041 '93日本GP』 三栄書房、2008年、48頁。
  4. ^ a b c d e F1グランプリ特集ソニー・マガジンズ、1995年4月号、75頁
  5. ^ a b c 『F1グランプリ特集』、1991年10月号、96頁。
  6. ^ NEWS form EUROPE パシフィック・レーシングF1参戦発表 F1速報 32頁 1993年2月12日発行
  7. ^ F1グランプリ特集 臨時増刊 『F1 GRAND PRIX YEAR BOOK 1994-1995』 ソニー・マガジンズ、1995年、110頁。

関連項目

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外部リンク

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タイトル
先代
エリック・コマス
フランスF3選手権 チャンピオン
1989
次代
エリック・エラリー