国鉄タキ1100形貨車
国鉄タキ1100形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | タンク車 |
運用者 | 日本国有鉄道 |
所有者 | 日本石油 |
製造所 | 新潟鐵工所 |
製造年 | 1949年(昭和24年) |
製造数 | 5両 |
消滅 | 1981年(昭和56年) |
常備駅 | 下松駅、汐見町駅、西港駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒 |
専用種別 | 揮発油(ガソリン) |
化成品分類番号 | 燃32 |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 12,500 mm |
全高 | 3,910 mm |
タンク材質 | 普通鋼(一般構造用圧延鋼材) |
荷重 | 28 t |
実容積 | 35.0 m3 |
自重 | 17.9 t |
換算両数 積車 | 4.5 |
換算両数 空車 | 1.8 |
台車 | TR41C |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
台車中心間距離 | 9,850 mm |
最高速度 | 75 km/h |
国鉄タキ1100形貨車(こくてつタキ1100がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車(タンク車)である。
概要
[編集]本形式は、揮発油(ガソリン)専用の28t 積タンク車として1949年(昭和24年)11月25日に5両(タキ1100-タキ1104)が新潟鐵工所にて製作された。
所有者は日本石油でありその常備駅は、山陽本線の下松駅であった。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃32」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合1(大))が標記された。
ドーム付き直円筒型のタンク体は、普通鋼(一般構造用圧延鋼材、SS41現在のSS400)製であり荷役方式はタンク上部にあるマンホールからの上入れ、吐出管からの下出し式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は12,500mm、全高は3,910mm、軸距は9,850mm、自重は17.9t、実容積は35.0m3、換算両数は積車4.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである
1981年(昭和56年)3月25日 に最後まで在籍した3両(タキ1100、タキ1102-タキ1103)が廃車となり同時に形式消滅となった。
参考文献
[編集]- 吉岡心平『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)