国際柔道連盟

国際柔道連盟
: International Judo Federation
略称 IJF
設立 1951年
種類 国際競技連盟
本部  ハンガリーブダペスト
所在地 H-1051 Budapest, József Attila utca 1. II. em./1A.
貢献地域 世界
会長 マリウス・ビゼール(2007-)[1]
ウェブサイト www.ijf.org
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国際柔道連盟(こくさいじゅうどうれんめい、英語: International Judo Federation、略称:IJF)は、柔道を統括する国際競技連盟である。国際オリンピック委員会に加盟している。1951年に創立。2024年現在の本部はハンガリーのブダペストにある[2][3]。2024年現在、会長はルーマニアオーストリア人のマリウス・ビゼール[4]

歴史

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主催大会

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主管大会

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本部等所在地

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[いつ?]

所在都市 位置
IJF本部  ハンガリーブダペスト 北緯47度29分54.8秒 東経19度2分55.5秒
IJF会長室  ハンガリーブダペスト 北緯47度29分54.8秒 東経19度2分55.5秒
IJF事務総局 フランスの旗 フランスパリ(フランス柔道連盟) 北緯48度49分20.1秒 東経2度19分0.2秒

歴代会長

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IJFの殿堂入りを果たした柔道家

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柔道家  国籍  主な実績等
2013年 21名
嘉納治五郎 日本の旗 日本 柔道の創始者
チャールズ・パーマー イギリスの旗 イギリス 第3代IJF会長
ジョージ・カー イギリスの旗 イギリス IJF認定十段
フランコ・カペレッティ イタリアの旗 イタリア EJU副会長
パトリック・ヒッキー アイルランドの旗 アイルランド EOC会長
アントン・ヘーシンク オランダの旗 オランダ 東京オリンピック無差別金メダリスト、世界選手権重量級及び無差別優勝
ウィレム・ルスカ オランダの旗 オランダ ミュンヘンオリンピック重量級及び無差別金メダリスト、世界選手権重量級で2度の優勝
ジャン=リュック・ルージェ フランスの旗 フランス 1975年世界選手権軽重量級金メダリスト
ヘクター・ロドリゲス  キューバ モントリオールオリンピック軽量級金メダリスト
ウラジミール・ネフゾロフ ロシアの旗 ロシア モントリオールオリンピック軽中量級金メダリスト、1975年世界選手権軽中量級優勝
ティエリー・レイ フランスの旗 フランス モスクワオリンピック60 kg級金メダリスト、1979年世界選手権60 kg級優勝
エツィオ・ガンバ イタリアの旗 イタリア モスクワオリンピック71 kg級金メダリスト
ニール・アダムス イギリスの旗 イギリス モスクワオリンピック71 kg級及びロサンゼルスオリンピック78 kg級銀メダリスト
ロベルト・バンドワール ベルギーの旗 ベルギー モスクワオリンピック95 kg級金メダリスト
ペーター・ザイゼンバッハー  オーストリア ロサンゼルスオリンピック及びソウルオリンピック86 kg級金メダリスト、1985年世界選手権86 kg級優勝
モハメド・ラシュワン  エジプト ロサンゼルスオリンピック無差別銀メダリスト
アウレリオ・ミゲル ブラジルの旗 ブラジル ソウルオリンピック95 kg級金メダリスト
イングリッド・ベルグマンス ベルギーの旗 ベルギー ソウルオリンピック(公開競技)72 kg級金メダリスト 世界選手権無差別4連覇、72 kg級との2種目制覇を含めて5度の優勝
ダビド・ドゥイエ フランスの旗 フランス アトランタオリンピック95 kg超級及びシドニーオリンピック100 kg超級金メダリスト、世界選手権95 kg超級3連覇、無差別との2種目制覇を含めて4度の優勝
井上康生 日本の旗 日本 シドニーオリンピック100 kg級金メダリスト、世界選手権100 kg級3連覇
谷亮子 日本の旗 日本 シドニーオリンピック及びアテネオリンピック48 kg級金メダリスト、世界選手権48 kg級6連覇を含む7度の優勝
2015年 9名
ショータ・チョチョシビリ ジョージア (国)の旗 ジョージア ミュンヘンオリンピック軽重量級金メダリスト
上村春樹 日本の旗 日本 モントリオールオリンピック無差別金メダリスト、1975年世界選手権無差別優勝
山下泰裕 日本の旗 日本 ロサンゼルスオリンピック無差別金メダリスト、世界選手権95 kg超級3連覇、無差別との2種目制覇を含めて4度の優勝 
カレン・ブリッグス イギリスの旗 イギリス 世界選手権48 kg級3連覇を含む4度の優勝
全己盈 大韓民国の旗 韓国 アトランタオリンピック86 kg級金メダリスト、世界選手権78 kg級(86 kg級含む)3連覇
ドリュリス・ゴンサレス  キューバ アトランタオリンピック56 kg級金メダリスト、世界選手権(56 kg級、57 kg級、63 kg級)で3度の優勝
ジェラ・バンデカバイエ ベルギーの旗 ベルギー アトランタオリンピック61 kg級銀メダリスト、世界選手権(61 kg級、63 kg級)で2度の優勝
マリア・ペクリ オーストラリアの旗 オーストラリア シドニーオリンピック57 kg級銅メダリスト
ソラヤ・ハダド アルジェリアの旗 アルジェリア 北京オリンピック52 kg級銅メダリスト
2018年 19名
フェリーチェ・マリアーニ イタリアの旗 イタリア モントリオールオリンピック軽量級銅メダリスト
ラスティ・カノコギ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 女子柔道指導者
ジェーン・ブリッジ イギリスの旗 イギリス 1980年世界選手権48 kg級優勝
斉藤仁 日本の旗 日本 ロサンゼルスオリンピック及びソウルオリンピック95 kg超級金メダリスト、1983年世界選手権無差別優勝
ロナルド・ベイティア  キューバ キューバ女子ナショナルチーム監督
ナジム・グセイノフ アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン バルセロナオリンピック60 kg級金メダリスト
アンタル・コバチ  ハンガリー バルセロナオリンピック95 kg級金メダリスト、1993年世界選手権95 kg級優勝
ジミー・ペドロ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アトランタオリンピック71 kg級及びアテネオリンピック73 kg級銅メダリスト、1999年世界選手権73 kg級優勝
ケー・スンヒ 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 アトランタオリンピック48 kg級金メダリスト、世界選手権57 kg級(52 kg級含む)4連覇
曺敏仙 大韓民国の旗 韓国 アトランタオリンピック66 kg級金メダリスト、世界選手権66 kg級2連覇
マルク・ハイジンハ オランダの旗 オランダ シドニーオリンピック90 kg級金メダリスト
ニコラス・ギル カナダの旗 カナダ シドニーオリンピック100 kg級銀メダリスト
アニス・ルニフィ チュニジアの旗 チュニジア 2001年世界選手権60 kg級優勝
谷本歩実 日本の旗 日本 アテネオリンピック及び北京オリンピック63 kg級金メダリスト 
冼東妹 中華人民共和国の旗 中国 アテネオリンピック及び北京オリンピック52 kg級金メダリスト
イルハム・ザキエフ アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン アテネパラリンピック及び北京パラリンピック100 kg超級金メダリスト
エルヌル・ママドリ アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 北京オリンピック73 kg級金メダリスト
アマル・ベニクレフ アルジェリアの旗 アルジェリア 北京オリンピック90 kg級銀メダリスト
ヘシャム・メシバ  エジプト 北京オリンピック90 kg級銅メダリスト

加盟大陸競技団体

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加盟国内競技連盟

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ほか

フランスデンマークモナコオランダスイスエチオピアマリ共和国などは国際柔術連盟国内競技連盟が同一団体で二重加盟している[15][16]。(2019年10月現在)

アンバサダー

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国際柔道デー

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2011年よりIJFは柔道の創始者である嘉納治五郎の誕生日である10月28日を国際柔道デーと定めた[17]

エピソード

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国際柔道連盟がブラジリアン柔術を統合しようとしたが傘下に入ることを拒否され失敗したことを溝口紀子2016年リオデジャネイロオリンピックの際、述べている[18]

脚注

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  1. ^ 国際柔道連盟について/ホームメイト”. 東建コーポレーション. 2024年8月17日閲覧。
  2. ^ 国際柔道連盟の活動を高く評価=プーチン大統領”. SPUTNIK日本. 2024年8月17日閲覧。
  3. ^ Contact Us / IJF.org”. IJF.org. 2024年8月17日閲覧。
  4. ^ Organisation / IJF.org”. IJF.org. 2024年8月17日閲覧。
  5. ^ 『世界にかけた七色の帯 フランス柔道の父 川石酒造之助伝』駿河台出版社(原著2004年12月15日)、107-115頁。ISBN 4-411-00358-9 
  6. ^ a b History and Culture”. スイス: IJF. 2020年11月21日閲覧。 “reconstituted, created”
  7. ^ 増田俊也木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか新潮社、日本(原著2011年9月30日)、412-413頁。 
  8. ^ 嘉納行光川村禎三中村良三竹内善徳醍醐敏郎、『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本(原著1999年11月21日)、376頁。ISBN 4871522059。「フランス柔道連盟」 
  9. ^ 嘉納行光川村禎三中村良三竹内善徳醍醐敏郎、『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本(原著1999年11月21日)。ISBN 4871522059。「オリンピックの柔道競技」 
  10. ^ 年表”. 講道館. 2020年12月4日閲覧。 “第57回国際オリンピック委員会総会にて、柔道が正式種目に加えられる”
  11. ^ The Kosovo Judo Federation was accepted as full member of the International Judo Federation
  12. ^ Official Announcement of the International Judo Federation” (英語). www.ijf.org. 2022年2月27日閲覧。
  13. ^ プーチン氏を全役職から解任 国際柔道連盟 時事通信 2022年3月7日
  14. ^ Vladimir Putin and Arkady Rotenberg removed from IJF positions
  15. ^ THE JJIF NATIONAL ORGANIZATIONS (JJNOs)”. UAEアブダビ: 国際柔術連盟. 2020年9月19日閲覧。
  16. ^ Countries / IJF.org”. スイス: 国際柔道連盟. 2019年10月22日閲覧。
  17. ^ The World judo day
  18. ^ 溝口紀子 (@mysomizo) - X(旧Twitter) (2016年8月12日). “twitter - 溝口紀子”. twitter. 2020年5月25日閲覧。 “(略)。近年、寝技を中心としたBJJの隆盛が著しく、IJFは統合を目論んだが、BJJ傘下に入ることを拒みました。(略)”

外部リンク

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