愛すみれ
愛 すみれ(あい すみれ、3月17日[1] - )は、宝塚歌劇団雪組に所属する娘役。
大阪府豊能郡[1]、梅花中学校出身[1]。身長166cm[1]。愛称は「あり」、「あいみ」[1]。
来歴
[編集]2007年、宝塚音楽学校入学。
2009年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に95期生として入団[2]。入団時の成績は7番[2]。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[2]。その後、雪組に配属[2]。
2025年6月23日付で雪組から宙組へ組替えとなることが発表された[3]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2009年4 - 5月、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』(宝塚大劇場のみ)
雪組時代
[編集]- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
- 2010年6 - 9月、『ロジェ』『ロック・オン!』
- 2010年10 - 11月、『はじめて愛した』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』
- 2011年4 - 5月、『黒い瞳』『ロック・オン!』(全国ツアー)
- 2011年7月、『ハウ・トゥー・サクシード』(梅田芸術劇場)
- 2011年9 - 11月、『仮面の男』『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
- 2012年1月、『インフィニティ-限りなき世界-』(バウホール)
- 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス』 - 幻覚(女)、新人公演:トレド公女(本役:此花いの莉)『Shining Rhythm!』
- 2012年7 - 8月、『フットルース』(梅田芸術劇場・博多座) - ジーター
- 2012年10 - 12月、『JIN-仁-』 - お夏、新人公演:篠(本役:千風カレン)『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『ブラック・ジャック』(ドラマシティ・日本青年館) - 赤井
- 2013年4 - 7月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - 新人公演:農民(本役:千風カレン)
- 2013年8 - 9月、『若き日の唄は忘れじ』 - 藤次郎の妻『ナルシス・ノアールII』(全国ツアー)
- 2013年11 - 2014年2月、『Shall we ダンス?』 - ダンサー、新人公演:バーバラ(本役:大湖せしる)『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
- 2014年3 - 4月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - おかね/村娘
- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次』 - ふね、新人公演:大政所なか(本役:梨花ますみ)『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10 - 11月、『パルムの僧院-美しき愛の囚人-』(バウホール) - ヴィオレッタ/ルチアーナ
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - 新人公演:マリー・ルゲイ(本役:舞咲りん)『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5月、『星影の人』 - お島『ファンシー・ガイ!』(博多座)
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 滝、新人公演:浩(本役:梨花ますみ)『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11月、『銀二貫』(バウホール) - お里/太夫
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』
- 2016年6 - 8月、『ローマの休日』(中日劇場・赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場) - 美容院の客/雑貨売り
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『New Wave!-雪-』(バウホール)
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 女郎おもちゃ『Dramatic “S”!』
- 2017年8 - 9月、『CAPTAIN NEMO』(日本青年館・ドラマシティ) - モレーナ
- 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - イザベル/酔客『SUPER VOYAGER!』
- 2018年3 - 4月、『誠の群像』 - 大原女/紫陽花『SUPER VOYAGER!』(全国ツアー)
- 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - 娼婦『Gato Bonito!!』 初エトワール
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - ジャム エトワール
- 2019年3 - 4月、『PR×PRince』(バウホール) - リリー
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 貴婦人(松乃)/芸者『Music Revolution!』 - カゲソロ
- 2019年10月、『ハリウッド・ゴシップ』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - キャノン・チェイス
- 2020年1 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - ペギー
- 2020年9 - 10月、『NOW! ZOOM ME!!』
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - ブロイニング夫人『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
- 2021年5 - 6月、『ほんものの魔法使』(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場) - ベアトリーチェ
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - アキ『Fire Fever!』 エトワール
- 2022年1月、『Sweet Little Rock 'n' Roll』(バウホール) - マクリーン
- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - 春駒太夫『Sensational!』
- 2022年7 - 8月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - お清
- 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - 西太后付き女官
- 2023年2 - 3月、『海辺のストルーエンセ』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - 王太后ユリアーネ・マリーエ
- 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - マイネック夫人『ジュエル・ド・パリ!!』
- 2023年8 - 9月、『双曲線上のカルテ』(ドラマシティ・日本青年館) - ジーナ・ムッソリーニ エトワール
- 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - シャーロック・ホームズ002・老婆『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』
- 2024年4 - 5月、『ALL BY MYSELF』(相模女子大学グリーンホール・NHK大阪ホール)
- 2024年7 - 10月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - カロンヌ子爵夫人
- 2024年11 - 12月、『愛の不時着』(東京建物 Brillia HALL・梅田芸術劇場) - マ・ヨンエ
- 2025年3 - 6月、『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、78頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 121.
- ^ “宝塚歌劇が大規模組替え!専科の水美舞斗が宙組、瀬央ゆりあが雪組、宙組・瑠風輝が星組、星組・極美慎が花組へ”. スポーツ報知. (2024年12月16日) 2024年12月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。