朝夏まなと

あさか まなと
朝夏 まなと
生年月日 (1984-09-15) 1984年9月15日(40歳)
出身地 日本の旗 日本 佐賀県佐賀市
身長 172cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2002年 -
活動内容 2002年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2012年:宙組へ異動
2015年:宙組トップスター就任
2017年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 東宝芸能
公式サイト 朝夏まなとオフィシャルサイト
主な作品
宝塚歌劇
風と共に去りぬ
ベルサイユのばら
王家に捧ぐ歌
エリザベート
舞台
マイ・フェア・レディ
天使にラブ・ソングを
ローマの休日
受賞
第45回『菊田一夫演劇賞』演劇賞(2020年)
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

朝夏 まなと(あさか まなと、1984年[1]9月15日[2] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団宙組トップスター[3][4]

佐賀県佐賀市[2]佐賀大学文化教育学部附属中学校出身[5]。身長172cm[1]。血液型A型[2]。愛称は「まぁ」、「まなと」[5]

所属事務所は東宝芸能[1]

来歴

2000年、宝塚音楽学校入学[6]

2002年、宝塚歌劇団に88期生として入団[7][8]。入団時の成績は10番[7][3]星組公演「プラハの春LUCKY STAR!」で初舞台[7]。その後、花組に配属[7]

抜群のスタイルと表現力豊かなダンスで頭角を現し[6]、2005年の「マラケシュ・紅の墓標」で新人公演初主演[9][10][11]。その後も4度に渡って新人公演主演を務める[3][8]

2008年のバウ・ワークショップ「蒼いくちづけ」で、バウホール公演初主演[12][10]

2010年の「BUND/NEON 上海」でバウホール公演単独初主演[13][14]。同年の「CODE HERO」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初主演[13][4]

2012年6月1日付で宙組へと組替え[15]。宙組異動後は、新トップ・凰稀かなめに次ぐ2番手とは明確にならない雌伏の時期が続く[3]

2013年の「風と共に去りぬ」で、ヒロインのスカーレットを役替わりで演じる[16][3]

2014年の「翼ある人びと」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演主演[6]。同年の「ベルサイユのばら」で全国ツアー公演初主演[11]。続く凰稀かなめ退団公演となるショー「PHOENIX 宝塚!!」で、最初で最後となる2番手羽根を背負い、翌年2月16日付で宙組7代目トップスターに就任[3][11]。相手役には前任より引き続き実咲凜音を迎え、同年の「王家に捧ぐ歌」で新トップコンビ大劇場お披露目[8][11]。実咲とは共に花組出身のトップコンビとなった[11]

2017年に実咲が退団後は相手役が不在となるが[17]、同年11月19日、「神々の土地/クラシカル ビジュー」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[8]

退団後は東宝芸能所属となり、ミュージカルを中心に活動を続けている[1][3]

2020年、第45回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞[18]

エピソード

AKB48渡辺麻友は、朝夏のファンであることを公言している[11]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

花組時代

宙組時代

宙組トップスター時代

出演イベント

  • 2002年12月、『吉崎憲治オリジナルコンサート』
  • 2005年9月、春野寿美礼イン・コンサート『I GOT MUSIC』[20]
  • 2005年10月、第46回『宝塚舞踊会』
  • 2006年4月、蘭寿とむディナーショー『Sensation!』[21]
  • 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
  • 2008年11月、愛音羽麗ディナーショー『Prism』[22]
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
  • 2011年3月、真飛聖ディナーショー『For YOU』[23]
  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年5月、『王家に捧ぐ歌』前夜祭
  • 2015年9月、第53回『宝塚舞踊会』[24]
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年9 - 10月、朝夏まなとディナーショー『LAST EYES!!』 主演[4]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

ドラマ

ラジオドラマ

  • 2018年8 - 9月、『暁のハルモニア』(全10回、NHK-FM) - アマーリエ[50]

ライブ・コンサート

  • 2018年4月『MANA-ism』(日本青年館ホール・サンケイホールブリーゼ)[51]
  • 2019年6月、『MANA-HOLIC ~Asaka Manato Concert 2nd~』(ヒューリックホール東京)[52]
  • 2022年6 - 7月、『THE Roots 2022~Kazuki Kato×Manato Asaka~』(住友生命いずみホール・紀尾井ホール)[53]
  • 2023年9月、加藤和樹×朝夏まなと『THE Roots Returns-Thank you-』(第一生命ホール)[54]
  • 2023年10月、朝夏まなと20th+1st Anniversary Concert『MANA-TRIP』(東京国際フォーラム)[55]
  • 2024年5月、MANATO ASAKA CONCERT『MANA-TRIP』(東京建物 Brillia HALL)[56]
  • 2025年2月、CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』(帝国劇場)[57][58]

イベント

  • 2018年11月、1stフォトブック『welina』(東京ニュース通信社)[59]

TV出演

受賞歴

脚注

注釈

  1. ^ 天宮菜生・華形ひかる・望海風斗と役替わり。
  2. ^ 華形ひかる・望海風斗と役替わり。
  3. ^ 壮一帆と役替わり。
  4. ^ a b 愛音羽麗と役替わり。
  5. ^ 華形ひかると役替わり。
  6. ^ a b 七海ひろきと役替わり。
  7. ^ 悠未ひろと役替わり。
  8. ^ 緒月遠麻と役替わり。
  9. ^ a b 神田沙也加とWキャスト。
  10. ^ a b c 森公美子とWキャスト。
  11. ^ 土屋太鳳とWキャスト。
  12. ^ 新妻聖子とWキャスト。

出典

  1. ^ a b c d 朝夏まなと公式プロフィール 東宝芸能。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 朝夏まなとプロフィール 朝夏まなとオフィシャルサイト。
  3. ^ a b c d e f g h i なぜ人は宝塚を見に来るのか 朝夏まなとが出した答え 朝日新聞デジタル。
  4. ^ a b c d e f g h 朝夏まなとディナーショー「LAST EYES!!」('17年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  5. ^ a b 『宝塚おとめ 2017年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、128頁。ISBN 978-4-86649-004-5
  6. ^ a b c d 愛憎超えた3人 憂愁の調べに乗せ 宝塚歌劇団「翼ある人びと」 ブラームス役 宙組・朝夏まなと 産経ニュース。[リンク切れ]
  7. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 114.
  8. ^ a b c d e f g h i 元宙組トップスターが登場!「今日から人参ジュースを始めました」朝夏まなとさんスペシャルインタビュー Domani。
  9. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 314.
  10. ^ a b c d e f g h フェアリーインタビュー/花組 朝夏まなと ウィズたからづか。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m エジプトの古代衣装はトップの重み/朝夏まなと 日刊スポーツ。
  12. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 241.
  13. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 242.
  14. ^ a b c d e f g h i j k l 〜宙組〜朝夏まなとさんインタビュー(前編) 宝塚歌劇団プロジェクト。
  15. ^ 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3
  16. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 287.
  17. ^ a b 宝塚宙組トップ娘役、当面固定せず「バリエーション豊かで魅力的な公演を」 Sponichi Annex。
  18. ^ a b 第45回菊田一夫演劇賞大賞は堂本光一、演劇賞に岡本健一・高橋一生ら ステージナタリー。
  19. ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 316.
  20. ^ 春野寿美礼イン・コンサート「I GOT MUSIC」('05年・昭和女子大学人見記念講堂) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  21. ^ 蘭寿とむディナーショー「Sensation!」('06年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  22. ^ 愛音羽麗ディナーショー「Prism」('08年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  23. ^ 真飛聖ディナーショー「For YOU」('11年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  24. ^ 第53回「宝塚舞踊会」('15年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  25. ^ 【芸能プレミアム】「マイ・フェア・レディ」主演、朝夏まなと 自分の思う「一歩先」へ 産経新聞。
  26. ^ 朝夏主演「オン・ユア・フィート!」相葉裕樹&渡辺大輔がWキャストで夫役に ステージナタリー。
  27. ^ 「笑う男」ビジュアル公開、浦井健治が口を裂かれた青年グウィンプレンに ステージナタリー。
  28. ^ 「天使にラブ・ソングを」開幕、森公美子が朝夏まなとを絶賛「まぁ様!」 ステージナタリー。
  29. ^ 「ローマの休日」朝夏まなと&土屋太鳳がアン王女に扮するビジュアル解禁 ステージナタリー。
  30. ^ 加藤和樹が『グレイテスト・ショーマン』のモデルP.T.バーナムに 共演は朝夏まなと、矢田悠祐、中尾ミエら ミュージカル『BARNUM』の上演が決定 メディアスパイス。
  31. ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
  32. ^ 平方×ウエンツ×笹本が“元”親友に「メリリー・ウィー・ロール・アロング」 ステージナタリー。
  33. ^ 「王家の紋章」に大貫勇輔・朝夏まなと・植原卓也ら、新妻聖子はアイシスに ステージナタリー。
  34. ^ 朝夏まなと・神田沙也加主演「マイ・フェア・レディ」に前山剛久・寺西拓人が初出演 ステージナタリー。
  35. ^ こどもの一生 PARCO STAGE -パルコステージ-。
  36. ^ 「モダン・ミリー」上演決定、朝夏まなと「復活できること、心から嬉しい!!」 ステージナタリー。
  37. ^ ミュージカル「天使にラブ・ソングを」新キャストに吉野圭吾・谷口ゆうな・真彩希帆ら ステージナタリー。
  38. ^ 「SPY×FAMILY」森崎ウィン・鈴木拡樹がロイドに!ヨル役は唯月ふうか・佐々木美玲 ステージナタリー。
  39. ^ 朝夏まなと・中川晃教が初共演 シアタークリエ『SHINE SHOW!』が上演決定 メディアスパイス。
  40. ^ 森公美子&朝夏まなと「天使にラブ・ソングを」上演決定!廣瀬友祐・梅田彩佳も登場 ステージナタリー。
  41. ^ 朝夏まなと「モダン・ミリー」田代万里生・廣瀬友祐・夢咲ねねらの出演明らかに ステージナタリー。
  42. ^ ノゾエ征爾演出「ロボット」全出演者と公演詳細が決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年7月5日). 2024年7月6日閲覧。
  43. ^ 「ラヴ・レターズ~2025 New Year Special~」に佐藤隆太&朝夏まなと、藤田玲&藤原紀香”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月6日). 2024年11月6日閲覧。
  44. ^ 「フランケンシュタイン」中川晃教・加藤和樹が続投、新キャストに小林亮太・島太星ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月30日). 2024年5月30日閲覧。
  45. ^ 西国WISEから招集!ミュージカル「SPY×FAMILY」再演、ロイド役は森崎ウィン&平方元基”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月18日). 2024年10月18日閲覧。
  46. ^ 朝夏まなとと実咲凜音は「出会い」と「まぁ様」 演劇キック。
  47. ^ “榊マリコ、“草花から事情聴取する”仰天科学捜査を実行 『科捜研の女』第5話見どころ”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年9月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2294625/full/ 2023年9月13日閲覧。 
  48. ^ 日曜劇場「アンチヒーロー」岩田剛典ら40名の出演者が一挙発表”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年4月5日). 2024年4月5日閲覧。
  49. ^ 日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト 相関図”. 日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト. TBSテレビ (2024年5月5日). 2024年5月5日閲覧。
  50. ^ ラジオドラマ「暁のハルモニア」に海宝直人、藤岡正明、朝夏まなとら”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  51. ^ 朝夏まなと退団後初のコンサート「MANA-ism」演出は荻田浩一”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  52. ^ 朝夏まなとコンサート第2弾「MANA-HOLIC」演出は小林香、石井一彰らも共演”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  53. ^ 同い年コンビの加藤和樹&朝夏まなとがコンサート開催「THE Roots 2022」”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  54. ^ 加藤和樹と朝夏まなとのルーツを辿るコンサートが再び「THE Roots Return」”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  55. ^ 何も言わずときめいて!朝夏まなとが21年振り返る、“充実”のコンサート「MANA-TRIP」開幕”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  56. ^ 朝夏まなととお洒落な世界旅行を再び!「MANA-TRIP」再演決定”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  57. ^ 現・帝国劇場の最終公演となるコンサート詳細発表、井上芳雄・浦井健治・宮野真守らが全公演出演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月29日). 2024年10月30日閲覧。
  58. ^ SCHEDULE”. 帝国劇場 CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』公式サイト. 東宝. 2024年10月30日閲覧。
  59. ^ 朝夏まなと、写真集の出来栄えに満足「素の私が出せた」今後の展望も”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月3日閲覧。
  60. ^ 放送内容/嵐にしやがれ 日本テレビ。
  61. ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
  62. ^ 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  63. ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク