真琴つばさ

まこと つばさ
真琴 つばさ
真琴 つばさ
第58回宝塚記念表彰式
(2017年6月25日)
生年月日 (1964-11-25) 1964年11月25日(60歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
身長 168cm
血液型 A型
職業 歌手女優
ジャンル 舞台
活動期間 1985年 -
活動内容 1985年宝塚歌劇団入団、花組配属
1993年月組に異動
1997年:月組トップスター就任
2001年:宝塚歌劇団退団、以降も女優・歌手として活動
公式サイト 真琴つばさ オフィシャルブログ・MTK-air 283便
真琴つばさOfficial Fanclub PositionM
主な作品
舞台
風と共に去りぬ
ウエストサイド物語
ゼンダ城の虜
備考
宝塚歌劇団卒業生
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真琴 つばさ(まこと つばさ、1964年11月25日 - )は、日本歌手女優。元宝塚歌劇団月組トップスター。

東京都出身。マナセプロダクション系列のエフ・スピリット所属。宝塚歌劇団時代の愛称はマミ(本名から)。

略歴

中学・高校と実践女子学園ですごす。中学時代はバレーボールの選手だった。

1983年第71期生として宝塚音楽学校に入学。実践女子大学に内部進学し、入学式にも出席したが翌日が宝塚合格発表だったため、大学を1日で中退し宝塚音楽学校に入学した。

1985年、宝塚歌劇団に入団。花組『愛あれば命は永遠に』で初舞台。

同年、花組に配属。当時の花組には同期の愛華をはじめ、1期下の香寿たつき紫吹淳、2期下の匠ひびき姿月あさとなど有力なスター候補がひしめき、後に本人自ら「暗黒時代だった」と語ったほどである。しかし1991年最後の『ヴェネチアの紋章』新人公演では、この公演で退団した大浦みずきの口添えにより、初めて主役に抜擢された。

1993年、『ル・グラン・モーヌ』で宝塚バウホール公演初主演を果たした後、月組に組替え。男役スターとしての地位を確立した。『風と共に去りぬ』のスカーレット、『ミー・アンド・マイガール』のジャッキーなど、1年あまりにわたって女役が続いた。

1997年、前任者・久世星佳の退団に伴い、『EL DORADO』で月組トップスターに就任。他組出身者のトップスターは1973年就任の大滝子以来24年ぶりだった。この時代は真琴を含め5組中4組のトップスターが同期生という時代だった(花組・愛華、月組・真琴、雪組・轟、星組・稔)。当初の相手役は風花舞

1999年、風花の退団により、新たな相手役として檀れいを迎える。中国公演や『LUNA-月の伝言-』でのアドリブなどをこなし、『THE 夜もヒッパレ』など多数のテレビ番組に出演。2001年、『愛のソナタ/ESP!』大劇場公演(※日程の都合上東京公演が先で大劇場が後)にて退団。

在団中に、TAKARAZUKA1000days劇場東京宝塚劇場と、二つの劇場のこけら落とし公演を務めた。

現在は歌手・女優として活躍する傍ら、バラエティ番組を中心にテレビ番組出演も続けている。

宝塚歌劇団時代の主な舞台出演

花組時代

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

月組時代

1993年

  • 『花扇抄/ミリオン・ドリームズ 』武将、ダークドール他 (宝塚大劇場)9/17〜10/25
  • 『夢の10セント銀貨』カスター (宝塚バウホール)11/12〜11/23

1994年

  • 風と共に去りぬ』スカーレット (宝塚大劇場)1/1〜2/7 (東京宝塚劇場)4/4〜4/27
  • 『夢の10セント銀貨』カスター (日本青年館)2/25〜3/3 (愛知厚生年金会館)3/5〜3/9
  • ロンドン公演『花扇抄/扉のこちら/ミリオン・ドリームズ』若侍、レッド・ベレーS他 (ロンドン・コロシアム劇場)7/11〜7/23
  • 『風と共に去りぬ』アシュレ (全国ツアー)9/18〜10/10
  • 『エールの残照/TAKARAZUKA・オーレ!』ラッセル准将(ロンドン公演出演に伴い、東京宝塚劇場公演から)11/2〜11/27
  • 『ローン・ウルフ』ジェイソン (宝塚バウホール)12/24〜'95/1/8 *主演

1995年

  • 『Beautiful Tomorrow』 (宝塚バウホール)3/12〜3/25
  • 『エールの残照/TAKARAZUKA・オーレ!』ラッセル准将 (全国ツアー)4/15〜5/5
  • ハードボイルド・エッグ/EXOTICA!』シドニー (東京宝塚劇場)6/3〜6/28
  • ミー・アンド・マイガール』ジャッキー (宝塚大劇場)8/11〜9/25 (東京宝塚劇場)12/1〜12/26
  • 『ローン・ウルフ』ジェイソン (日本青年館)10/14〜10/23 (愛知厚生年金会館)10/27〜10/28

1996年

1997年

  • 『バロンの末裔/グランド・ベル・フォリー』リチャード (東京宝塚劇場)4/4〜4/30

月組トップ時代

1997年

  • EL DORADO』イグナシオ・デ・ルシア (宝塚大劇場)6/27〜8/4(東京宝塚劇場)11/2〜11/27 *トップ就任披露公演
  • 『チェーザレ・ボルジア/プレスティージュ』チェーザレ・ボルジア (全国ツアー)9/13〜10/7
  • 『Alas』Alas (シアタードラマシティ)12/20〜12/28

1998年

1999年

  • 『黒い瞳/ル・ボレロ・ルージュ』ニコライ (TAKARAZUKA1000days劇場)1/2〜2/7
  • うたかたの恋/ミリオン・ドリームズ』ルドルフ (全国ツアー)3/18〜4/4
  • 螺旋のオルフェ /ノバ・ボサ・ノバ―盗まれたカルナバル―』イブ・ブランシェ/ソール
    (宝塚大劇場)5/14〜6/21 (TAKARAZUKA1000days劇場)8/20〜9/27
  • 『第二回松本悠里リサイタル』 (宝塚バウホール)10/8〜10/10
  • 中国公演『夢幻花絵巻/ブラボー!タカラヅカ』 (北京世紀劇院)10/28〜10/31 (上海上海大劇院)11/6〜11/9
  • 『うたかたの恋/ブラボー!タカラヅカ』ルドルフ (全国ツアー)11/27〜12/19

2000年

2001年

  • いますみれ花咲く/愛のソナタ』オクタヴィアン (東京宝塚劇場)1/1〜2/12 *東京宝塚劇場こけら落とし公演
  • 『Practical Joke―ワルフザケってことにしといてくれよ―』ドイル (ドラマシティ)3/10〜20(赤坂ACTシアター)3/25〜31
  • 『愛のソナタ/ESP!!』オクタヴィアン (宝塚大劇場)5/18〜7/2 *退団公演

ディナーショー

  • 1991年 『E.T.によろしく』橘沙恵、紫吹淳と (六甲山ホテル)12/16〜19
  • 1992年 『スパークリング・トワイライト』愛華みれと (六甲山ホテル)7/15〜7/18
  • 1993年 『真夏のセレナーデ』姿月あさとと (六甲山ホテル)7/20〜22
  • 1994年 『Dreaming of Night』 (エスプリホール)8/18〜19
  • 1996年 『DANGEROUS ZONE』 (宝塚ホテル)5/30〜5/31 (パレスホテル東京)6/10〜6/11
  • 1997年 『加夢音』 (ホテル阪急インターナショナル)2/26〜2/27 (パレスホテル東京)3/4〜3/5
  • 1998年 『MIX』 (パレスホテル東京)7/30〜7/31 (大阪)8/3〜8/7 (ホテル名古屋キャッスル)8/7
  • 1999年 『Who? What.Why!』 (大阪)7/14〜7/15 (呉阪急ホテル)7/21 (パレスホテル東京)7/24〜7/25
  • 2001年 『TSUBASA伝説』 (ホテル阪急インターナショナル)4/11〜4/12 (パレスホテル東京)4/15〜4/16

宝塚歌劇団退団後の主な活動

ライブ・ディナーショー

  • 2002年 - A - 『LIVE A-Alive-』(THE LIVE 2002)(東京)
  • 2002年 - B - 『LIVE B-Break!-』(THE LIVE 2002)(東京・大阪)
  • 2002年 - C - 『LIVE C-Contrast-』(THE LIVE 2002)(東京)
  • 2002年 - D - 『X'mas・Dinner Show』(ディナーショー)(東京・大阪)
  • 2003年 - E - 『everyone』(1stアルバム)
  • 2003年 - F - 『FAKE!』(THE LIVE 2003)(東京・長野・富山・大阪・名古屋・福岡)
  • 2003年 - G - 『Gang Way』(ディナーショー)(東京・大阪・名古屋・札幌)
  • 2004年 - H - 『Heal...』(2ndアルバム)
  • 2004年 - I - 『I.』(THE LIVE 2004)(神奈川・大阪・東京)
  • 2004年 - J - 『Jeanne d'Arc in 2004』(ディナーショー)(東京・大阪)
  • 2005年 - K - 『KISEKI』(THE LIVE 2005) (大阪・東京)
  • 2005年 - L - 『Luminous』(3rdアルバム)
  • 2005年 - M - 『Make-M-』(ディナーショー)(東京・大阪)
  • 2006年 - N - 『La Notte』(THE LIVE 2006)(東京・大阪)
  • 2006年 - O - 『On and On!』(ディナーショー)(東京・大阪)
  • 2007年 - P - 『Princess Panther』(ディナーショー)(東京・大阪)
  • 2008年 - Q - 『Quisiera Tener Alas』(クリスマスディナーショー)(東京・大阪)
  • 2009年 『Pre'25ans』(クリスマスディナーショー)真琴つばさ&稔幸(東京・大阪)
  • 2010年 - R - 『Revue〜響想曲〜』(25周年アルバム)
  • 2010年 - S - 『Symphony〜翼望〜』(25周年アルバム)
  • 2010年 - T - 『TSUBASA〜To be to be more to be〜』(25周年ライブ)(赤坂BLITZ)
  • 2010年 - U - 『Unforgettable Songs』(クリスマスディナーショー)(東京・名古屋)
  • 2011年 - V - 『VOICE×VOICE×VOICE』(マウントレーニアホール 渋谷プレジャープレジャー
  • 2012年 - W - 『Witty Witch』(ライブ)( マウントレーニアホール 渋谷プレジャープレジャー)
  • 2014年 『“To Mo Ni...”』(ディナーショー)真琴つばさ&愛華みれ&稔幸(東京・大阪)
  • 2014年〜2015年 - X - 『X-TALK』(トークライブ)(東京・大阪・名古屋・広島)

舞台

シングル、アルバム、プロモーションビデオ

シングル、プロモーションビデオ
  • 2001年1月(宝塚時代) - 『EDEN〜黄昏はなにも言ってくれない 』
  • 2002年1月 - 『WISH...』
  • 2002年7月 - 『綺羅-KIRA』
  • 2003年2月 - 『奇跡の翼』
  • 2004年1月 - 『Winter dust〜夢と切なさの間で〜』
  • 2005年11月 - 『wild flower』
  • 2006年10月 - 『ふたり… / はじまりの季節』(真琴つばさ&曾我泰久)
アルバム
  • 2003年3月 - 『everyone』
  • 2004年4月 - 『Heal...』
  • 2005年10月 - 『Luminous』
  • 2010年2月 - 『Revue〜響想曲〜』
  • 2010年5月 - 『Symphony〜翼望〜』
  • 2012年2月 - 『VOICE×VOICE×VOICE』(ライブCD)
  • 2012年12月 - 『a Witty Witch』(ライブCD)
  • 2016年11月 - 『眠れない夜にあなたのそばにいたい』[9]

主なステージ

  • 2003年 - 『奇跡の翼リリース記念トークショー』(宝塚・福岡・高松・京都・東京・横浜・富山)
  • 2003年 - 『コーセーアンニュアージュトーク 150回記念特別編』
  • 2004年 - 『TCAスペシャル OGバージョン 「ゴールデン・メモリーズ」』
  • 2005年 - 『Broadway Gala Concert 2005』
  • 2005年 - 『元気プロジェクト第3弾「ココロとカラダに効くSHOW〜ビタミン"M&B"」』
  • 2005年 - 『朗読劇「涙の温度」』
  • 2005年 - 『20th Anniversary Concert 真琴つばさ Symphonic Concert in SUNTORY HALL』
  • 2007年 - 『小林一三没後50年追悼スペシャル「清く正しく美しく」-この教え護り続けて-』
  • 2007年 - 『Dear Friend番外編』(ゲスト出演)
  • 2007年4月 - 『朝日チャリティーコンサート「石井好子とシャンソンの夕べ」』
  • 2007年5月 - 『ザ・ミュージカル・ショー「SHOW店街組曲」』
  • 2007年9月 - 『タカラヅカ・スカイ・ステージ 5th Anniversary Special』
  • 2007年10月 - 『トーク&ライブ「So Lotte」』

テレビ

ほか多数

テレビドラマ

声の出演

映画

書籍

写真集

新聞・雑誌連載

脚注

  1. ^ 亀梨和也主演『DREAM BOYS』製作発表会”. シアターガイド (2011年6月17日). 2016年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月21日閲覧。
  2. ^ 帝国劇場 DREAM BOYS”. 東宝 (2007年). 2007年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月21日閲覧。
  3. ^ 帝国劇場「DREAM BOYS」”. 東宝 (2011年). 2011年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月21日閲覧。
  4. ^ 五関晃一の成長ぶりに真琴つばさ感動「こんなに話す人じゃなかった」”. マイナビニュース (2022年1月20日). 2022年3月21日閲覧。
  5. ^ 『行先不明』公式@ikisaki_fumeiの2021年12月30日のツイート2022年3月21日閲覧。
  6. ^ “宝塚元トップと元トップ娘役の舞台「8人の女たち」公開稽古、湖月わたる「思い切って演じたい」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年8月26日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202208260001085.html 2022年10月2日閲覧。 
  7. ^ 真琴つばさ&グァンスが“人間を作る創造の神”演じる、韓国発のミュージカル「神が僕を創る時」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月2日). 2024年8月4日閲覧。
  8. ^ 大阪・関西万博の開催記念、麻実れいら宝塚歌劇団の卒業生が出演「未来へのOne Step!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。
  9. ^ 真琴 つばさ|眠れない夜にあなたのそばにいたい|ビクターエンタテインメント”. 2021年3月7日閲覧。
  10. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / アートドラマ 美女と巨匠 「マルチェロ・マストロヤンニ」(2017年8月7日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月18日閲覧。
  11. ^ 超特急、初主演映画「サイドライン」でチアに挑戦!劇中写真公開”. 音楽ナタリー (2015年6月25日). 2015年6月25日閲覧。

外部リンク