1964年の宝塚歌劇公演一覧
本項目では、1964年の宝塚歌劇公演一覧(1964ねんのたからづかかげきこうえんいちらん)について示す。
宝塚公演
[編集]専科・月・星組合同
[編集]- 1月1日 - 1月29日 宝塚大劇場
舞踊集『舞拍子』10場
[編集]スタッフ
- 構成・演出: 戸部銀作
- 監修:高木史朗
- 振付:花柳寿応、藤間勘十郎、楳茂都陸平、二世西川鯉三郎
- 音楽:酒井協、高橋廉、入江薫、中元清純
- 音楽指導:野村陽児
- 琴指導:峰川祐川義太夫、竹本三蝶一座
- 装置:荒島鶴吉
- 衣装:小西松茂、中川菊枝
- 照明:今井直次
- 小道具:荒島鶴吉
- 効果:村上茂
- 録音:松永浩志
- 演劇補:植田紳爾
- 演劇助手:阿古健
主な出演
- 人形使い:冨士野高嶺、玉野ひか留
- 三番叟:那智わたる、藤里美保
- 梅の女:黒木ひかる
- 千鳥の女:白雪式娘、暁秀美、平美千代、幾久まゆ美、恵さかえ、御幸沙智子、滝川末子、和歌鈴子
- 柳の歌手:八汐路まり
- 華作りの男:天津乙女
- 桂の局:南悠子
- 侍女:社千代、初風諄
- 藤の歌手:如月美和子
- 清姫:春日野八千代
- 安珍:藤里美保
- 桜子:内重のぼる
- 修験者:美山しぐれ、小柳日鶴、都にしき、上月晃
- 師匠:神代錦
- 内弟子:深山しのぶ
- 青年:高城珠里
- 弟子:水代玉藻
- あやめの女:睦千賀、梓真弓
グランド・レビュー『レビューへの招待』24場
[編集]スタッフ
- 作・演出:高木史朗
- 音楽:中元清純、寺田瀧雄、吉崎憲治、広瀬健次郎
- 音楽指揮:溝口亮
- 振付:岡正躬、佐々木和男、県洋二、山田卓、朱里みさを
- 奇術指導:松旭斎晃洋
- 装置:石浜日出雄、大藤紀夫、静間潮太郎
- 照明:今井直次
- 小道具:生島道正
- 効果:東信行
- 録音:松永浩志
- 演出助手:阿古健、大関弘政
主な出演
星組
[編集]- 2月1日 - 3月1日 宝塚大劇場
タカラヅカ・ミュージカル『虹のオルゴール工場』 20場
[編集]→詳細は「虹のオルゴール工場」を参照
スタッフ
主な出演
- 一郎:那智わたる
- 工場長:水代玉藻
- 男工員:高殿ゆかり、直木玉実
- 女工員:立花公子、大空美鳥、橘香久子、美和久百合
- ミワ子:如月美和子
- 社長令嬢:若山かず美
- 踊るトリオ:千波淳、高城珠里、明左弓
- 一郎の妹:司このみ
- 弟:安芸ひろみ
- 社長:黒木ひかる
- 社長夫人:水穂葉子
- 長野星子:麻鳥千穂
ミュージカルロマンス『南の哀愁』 12場
[編集]- 作:演出:内海重典
→詳細は「南の哀愁」を参照
月組
[編集]- 3月3日 - 3月25日 宝塚大劇場
日本民俗舞踊第六課 四国篇『黒潮』 8場
[編集]スタッフ
- 取材・構成:宝塚歌劇団日本・郷土芸能研究会
主な出演
ミュージカル・ロマンス『南の哀愁』 12場
[編集]- 作:演出:内海重典
→詳細は「南の哀愁」を参照
雪組
[編集]- 3月27日 - 5月5日 宝塚大劇場
幻想詩『虹色のタングステン』 12場 -谷内六郎画集より-
[編集]スタッフ
- 作・演出:高木史朗
- 音楽:中元清純
- 音楽指揮:溝口尭
- 振付:県洋二
- 装置:黒田利邦
- 衣装:静間潮太郎
- 照明:今井直次
- 小道具:生島道正
- 効果:東信行
- 録音:松永浩志
- 音楽:宝塚 映画
- 演出助手:阿古健
- 振付助手:鈴木武
主な出演
春の踊り『花のふるさと物語』 20場
[編集]スタッフ
- 作・演出:白井鐡造
- 演出:横澤英雄、菅沼潤
- 音楽:寺田滝夫、河崎恒夫、高井良純、中野潤二、吉崎憲治
- 音楽指揮:野村陽児
- 振付:銭谷信昭、花柳幾久英、花柳寛、喜多弘
- 装置:石浜日出雄
- 衣装:小西松茂、中川菊枝
- 照明:今井直次
- 小道具:生島道正
- 効果:村上茂
- 録音:松永浩志
- 演出助手:大関弘政、岡田敬二
- 振付助手:高木祥次
主な出演
専科・花・雪組
[編集]- 5月7日 - 5月31日 宝塚大劇場
祝寿『宝寿』 12場
[編集]スタッフ
- 作・演出:白井鐡造
- 作詞・演出:菅沼潤
- 演出:横澤秀雄
- 音楽:十時一夫、高橋廉、中井光靖、高井良純、寺田瀧雄、望月太明十郎
- 音楽指導:橋本和明
- 振付:花柳幾久英、花柳錦之輔、藤間勘寿朗、花柳寛
- 装置:海老名正夫、荒島鶴吉
- 衣装:小西松茂、中川菊枝
- 照明:北辻芳一
- 小道具:生島道正
- 効果・作詞:中井槙夫
- 録音:松永浩志
- 演出補:小原弘亘
- 演出助手:岡田敬二
- 振付助手:高木祥次
主な出演
- 雪娘、牛若丸、扇獅子:天津乙女
- 若衆、大天狗:冨士野高嶺
- 踊る娘A:睦千賀、黒木ひかる
- 翁、若衆、光源氏、僧:春日野八千代
- 技芸天、若衆、歌う若衆:淀かほる
- 人形使い:美吉佐久子
- 千弥:桃山千歳
- 花光:星空ひかる
- 夕顔:白雪式娘
- 歌う若衆:麻鳥千穂
- 千歳:近衛真理
- 若衆:甲にしき、亜矢ゆたか
グランドレビュー『レビュー・オブ・レビューズ』 24場
[編集]作・演出は高木史朗、演出は鴨川清作。
→詳細は「レビュー・オブ・レビューズ」を参照
専科・星・月組
[編集]- 6月2日 - 6月28日 宝塚大劇場
祝寿『宝寿』 12場
[編集](続演)
- 作・演出:白井鐡造
- 作詞・演出:菅沼潤
- 演出:横澤秀雄
グランドレビュー『レビュー・オブ・レビューズ』 24場
[編集]続演。作・演出は高木史朗、演出は鴨川清作。
→詳細は「レビュー・オブ・レビューズ」を参照
花組
[編集]- 6月30日 - 8月2日 宝塚大劇場
ミュージカル・ロマンス『洛陽に花散れど』 10場
[編集]スタッフ
- 作・演出:菅沼潤
- 音楽:十時一夫、高井良純、寺田瀧雄、望月太明十郎
- 音楽指導:溝口尭
- 振付:花柳寛、花柳雅人
- 装置:黒田利邦、大藤紀夫
- 衣装:小西松茂、中川菊枝
- 照明:久保安太郎
- 小道具:生島道正
- 効果:中井槙夫
- 録音:松永浩志
- 演出助手:酒井澄夫
主な出演
ミュージカル・コメディ『天使が見ている』 20場
[編集]スタッフ
- 作・演出:横澤秀雄
- 音楽:川崎恒夫、中元清純、中野潤二、吉崎憲治、前田憲男
- 音楽指導:溝口尭
- 振付:岡正躬、佐々木和男、朱里みさを、喜多弘
- 装置:石浜日出雄
- 衣装:静間潮太郎
- 照明:北辻芳一
- 小道具:生島道正
- 効果:東信一
- 録音:松永浩志
- 演出補:柴田侑宏
- 演出助手:大関弘政
- 振付助手:鈴木武
主な出演出演
月組
[編集]- 8月4日 - 8月31日 宝塚大劇場
日本民俗舞踊第7集 琉球八重山編『ユンタ』 1場
[編集]→詳細は「ユンタ (宝塚歌劇)」を参照
グランド・ショウ『日本の旋律』30場
[編集]スタッフ
- 作・演出:高木史朗
- 振付:岡正躬、佐々木和男、県洋二、花柳錦之輔、藤間勘寿郎
- 音楽:中元清純、高井良純、吉崎憲治
- 音楽指揮:溝口尭
- 装置:石浜日出雄
- 衣装:静間潮太郎、中川菊枝
- 照明:今井直次
- 小道具:生島道正
- 効果:坂上勲
- 録音:松永浩志
- 演出補:植田紳爾
- 演出助手:酒井澄夫、岡田敬二
- 振付助手:鈴木武
主な出演
花組
[編集]- 9月2日 - 9月29日 宝塚大劇場
舞踊劇『狐貉狸さん』 12場
[編集]作・演出は植田紳爾。
→詳細は「狐貉狸さん (宝塚歌劇)」を参照
ミュージカル・レビュー『世界は一日』 24場
[編集]スタッフ
- 作・演出:内海重典
- 音楽:入江薫、中井光晴、河崎恒夫、中野潤二、寺田瀧雄、吉崎憲治
- 音楽指揮:橋本和明
- 振付:渡辺武雄、河上五郎、岡正躬、佐々木和男、喜多弘、大滝愛子、朱里みさを
- 装置:石浜日出雄
- 衣装:静間潮太郎
- 照明:今井直次
- 小道具:生島道正
- 効果:村上茂
- 録音:松永浩志
- 演出補:小原弘亘
- 演出助手:海野洋司
- 振付助手:高木祥次
主な出演
- アルフレッド:美吉佐久子
- 春本正雄:星空ひかる
- エアホステル:白雪式娘、水穂葉子、美和久百合、北野真紀
- 歌う紳士:麻鳥千穂、上月晃
- ブロードウェーの若者:甲にしき
- 花園:亜矢ゆたか
- フランツ:内重のぼる
雪組
[編集]- 10月1日 - 10月29日 宝塚大劇場
民話劇『笹四郎の笛』 12場
[編集]スタッフ
- 作・演出:宇野信夫
- 音楽:十時一夫、堤一夫
- 音楽指導:野村陽児
- 振付:藤間勘寿朗
- 装置:石浜日出雄
- 衣装:小西松茂、中川菊枝
- 照明:久保安太郎、今井直次、棚橋守
- 小道具:上田特市
- 効果:坂上勲
- 録音:松永浩志
- 演出補:柴田侑宏
- 演出助手:高木祥次
主な出演
ミュージカル・ファンタジー『アンコール・ワット』 24場
[編集]- 作・演出は鴨川清作
→詳細は「アンコール・ワット (宝塚歌劇)」を参照
星組
[編集]- 10月31日 - 11月30日 宝塚大劇場
ミュージカル・ロマンス『シャングリラ』 2部26場
[編集]→詳細は「シャングリラ (宝塚歌劇)」を参照
雪組
[編集]- 12月3日 - 12月27日 宝塚大劇場
ミュージカル・プレイ『海に生きる』 10場
[編集]スタッフ
- 作・演出:川井秀幸
- 音楽:中元清純、河崎恒夫
- 音楽指導:野村陽児
- 振付:渡辺武雄
- 装置:黒田利邦、多田利邦、多田恒夫
- 衣装:小西松茂、中川菊枝
- 照明:北辻芳一
- 小道具:上田特市
- 効果:坂上勲
- 録音:松永浩志
- 演出助手:大関弘政、高木祥次
主な出演
ミュージカル・コメディ『ブロードウェイ・テンペスト』 16場
[編集]- 作・演出は小原弘稔
→詳細は「ブロードウェイ・テンペスト」を参照
東京公演
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雪・花組
[編集](雪組2日から16日昼・17日から28日夜、花組2日から16日夜・17日から28日昼)
- 『これぞ!タカラヅカ』(高木史朗)
特別出演[1]
- 淀かほる、秩父美保子、北原真紀
花組
[編集]特別出演[2]
- 天津乙女、黒木ひかる
星組
[編集]- 4月4日 - 4月29日 東京宝塚劇場
- 『シャングリラ』(菊田一夫)
特別出演[3]
- 春日野八千代、神代錦、淀かほる、美吉左久子
専科・雪組
[編集]- 7月4日 - 7月29日 東京宝塚劇場
- 『宝寿』(白井鐡造)
- 『クレオパトラ』(菊田一夫 作、鴨川清作 演出)
特別出演(名字のみ)[4]
- 天津、春日野、冨士野、岬、立花、上月
星・雪組
[編集]- 8月2日 - 8月28日 東京宝塚劇場
- 『砂に描こうよ』(菊田一夫 作・演出、鴨川清作 演出)
- 『レビュー・オブ・レビューズ』(高木史朗、鴨川清作 演出)
月組
[編集]- 10月3日 - 10月27日 東京宝塚劇場
- 『ユンタ』(郷土芸能研究会 構成、渡辺武雄 演出、川井秀幸 脚本)
- 『日本の旋律』(高木史朗)
花組
[編集]- 10月31日 - 11月25日 東京宝塚劇場
- 『洛陽に花散れど』(菅沼潤)
- 『世界は一日』(内海重典)
宝塚・東京以外の公演
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()内は、作者または演出者名。
雪組
[編集]- 2月6日 - 3月3日 鹿児島、八代、熊本、久留米、佐賀、佐世保、長崎、福岡、下関、防府、呉、広島、尾道、岡山、高知、徳島、宇和島、松山、新居浜、高松
- 『火の鳥』(郷土芸能研究会 構成)
- 『タカラジェンヌに栄光あれ』(高木史朗)
星組
[編集]- 3月7日 - 3月13日 田川、小倉、別府、延岡、都城
- 『海のうた・山の歌』
- 『南の哀愁』(内海重典)
月組
[編集]- 4月6日 - 5月2日 伊勢、津、四日市、岐阜、一宮、福井、金沢、高岡、富山、高田、長岡、新潟、山形、秋田、弘前、青森、八戸、松本、伊那、長野、大垣、豊橋
- 『花のみちのく』(郷土芸能研究会 構成)
- 『南の哀愁』(内海重典)
雪組
[編集]- 11月6日 - 11月9日
- 『火の鳥』(郷土芸能研究会 構成)
- 『タカラジェンヌに栄光あれ』(高木史朗)
花組
[編集]- 12月3日・4日 丸物貸切京都公演
- 『洛陽に花散れど』(菅沼潤)
- 『世界は一日』(内海重典)
- 12月13日 - 12月20日 名古屋・名鉄ホール
- 『洛陽に花散れど』(菅沼潤)
- 『世界は一日』(内海重典)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』pp.1-16(宝塚)(宝塚歌劇団)
- 宝塚歌劇90年史『すみれ花歳月を重ねて』p.279(東京。ただし特別出演は除く)、p.296(宝塚・東京以外)(宝塚歌劇団) ISBN 4-484-04601-6