雪野富士子

雪野 富士子(ゆきの ふじこ、本名:石川富士子[1]1905年明治38年)12月25日[2][3] - 1939年昭和14年)8月[4])とは元宝塚少女歌劇団雪組主演男役クラスの人物である。京都府京都市出身[5]。愛称は石川さん[6]
この芸名は小倉百人一首の第4番:山部赤人の『田子之浦に 打出て見れば 白妙の 富士の高嶺に は降りつつ (たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ)』から命名された。

略歴

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  • 1927年昭和2年)7月、宝塚少女歌劇団に21歳で復帰して雪組に配属される。

宝塚少女歌劇団時代の主な出演

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  • 『瘤取物語』(1919年10月20日 - 11月30日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『罰』(1920年3月20日 - 5月20日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • アラビアンナイト』(1921年1月1日 - 1月20日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『仙女の森』『佐保姫と手品師』(第二部)(1921年3月20日 - 5月20日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『ネヴヰーライフ』(第一部)(1921年7月20日 - 8月31日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『シヤクンタラ姫』(花組)(1922年4月30日 - 5月31日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『奇蹟』『燈籠大臣』『ジユリヤの結婚』(花組)(1922年11月1日 - 11月30日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『開闢以來』(花組)(1923年1月1日 - 1月20日、宝塚新歌劇場(公會堂劇場))
  • 『蘇生』(花組)(1923年4月11日 - 5月10日、宝塚新歌劇場(中劇場))
  • 『ドーバンの首』(花組)(1923年7月10日 - 8月19日、宝塚新歌劇場(中劇場))
  • 『踊り王女』(花組)(1923年9月25日 - 10月24日、宝塚新歌劇場(中劇場))
  • 『マルタ』『羅生門』(花組)(1924年1月1日 - 1月31日、宝塚新歌劇場(中劇場))
  • 『王者の劍』『學生通辯』(花組)(1924年5月1日 - 5月21日、宝塚新歌劇場(中劇場))
  • 『アミノオの功績』(月・花組)(1924年7月19日 - 9月2日、宝塚大劇場
  • 『鼎法師』(花組)(1924年11月1日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『マルフアの昇天』『鐘曳』(花組)(1925年2月1日 - 2月28日、宝塚大劇場)
  • 『出陣』『陰雨』(花組)(1925年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『俊寛の娘』『サンドミンゴの哀話』『結婚媒介業』(花組)(1925年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『妙音天女』(花組)(1925年12月1日 - 12月28日、宝塚大劇場)
  • 『オフイリヤの死』(花組)(1926年3月1日 - 3月31日、宝塚大劇場)
  • 『某の夜の定家』(花組)(1926年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『セビラの理髪師』『眞夏の夜の夢』(花組)(1926年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『松浦佐用姫』『踊子ミミー』(雪組)(1927年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • モン・パリ』(雪組)(1927年10月1日 - 10月31日、宝塚大劇場)
  • 『イタリヤーナ』(雪組)(1928年1月1日 - 1月31日、宝塚大劇場)
  • 『モリーの婚禮』『春のをどり』(雪組)(1928年4月1日 - 4月30日、宝塚大劇場)
  • 『天女塚』(雪組)(1928年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『樂しき今宵』『お菊物語』『北極探險』(雪組)(1928年10月1日 - 10月31日、宝塚大劇場)
  • 『ファウスト』『紐育行進曲』(雪組)(1929年2月1日 - 2月28日、宝塚大劇場)
  • 『吃又』(雪組)(1929年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『光源氏旅日記』『シンデレラ』(雪組)(1929年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
  • 『秘密の扉』(雪組)(1929年11月1日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『彼女とスポーツ』(雪組)(1930年3月1日 - 3月31日、宝塚大劇場)
  • 『シヤクンタラ姫』(雪組)(1930年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『百萬圓』『パリゼット』(雪組)(1930年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
  • 『ジャンバルジャン』(雪組)(1930年12月1日 - 12月28日、宝塚大劇場)
  • 『セニョリータ』(雪組)(1931年2月1日 - 2月28日、宝塚大劇場)
  • 『鳥羽僧正』『ミス・上海』(雪組)(1931年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
  • 『蝶々さん』『明治から昭和』『ローズ・パリ』(雪組)(1931年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
  • 『歌垣の森』(雪組)(1931年11月1日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『緣切杉』『雪月花』『サルタンバンク』(雪組)(1932年1月1日 - 1月31日、宝塚大劇場)
  • 『フーピーガール』(雪組)(1932年4月1日 - 4月30日、宝塚大劇場)
  • 『オリンピツク』『パリゼット』(雪組)(1932年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『秋夕夢』『手土産』(雪組)(1932年12月1日 - 12月28日、宝塚大劇場)
  • 『ルーレット』『二人傀儡師』(雪組)(1933年3月1日 - 3月31日、宝塚大劇場)
  • 『佛御前』『れ・ろまねすく』『ゴールド・ラッシュ』(雪組)(1933年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
  • 『九官鳥』『兄彦弟彦』(雪組)(1933年12月1日 - 12月28日、中劇場)
  • 『業平双紙』『寳塚音頭』(雪組)(1934年2月1日 - 2月28日、宝塚大劇場)

出典

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  1. ^ 『寳塚歌劇少女の生活』河原蓬著、育文館書店、1922年11月25日、P5
  2. ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年1月、154号
  3. ^ 『寳塚物語』平井房人著、少女畫報社、1933年8月15日、P128
  4. ^ a b 『葦笛』葦原邦子著、秋豊園出版部、1940年1月1日、P51
  5. ^ 『寶塚の歌劇少女』橋詰せみ郎著、新正堂書店、1923年12月5日、P60
  6. ^ 『わが青春の宝塚』葦原邦子著、善本社、1979年3月8日、P123
  7. ^ a b 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』宝塚歌劇団、2014年4月1日、7頁。